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答えづらかった質問

「撃てばいいよ。もしくは刺す。」

「じゃあ私がやるねー……よいしょっと。」

リインがエリオスのスタンガンの時のように大きな銃を家から瞬間移動させる。やたらでかいなこの銃。リインより大きいかもしれない。

「よぉっし……いっくよぉ……」

ダダダダダダダ…………

「機関銃ですか……リインさんうまいですね。」

「うん。昔から得意だよ。銃火器の扱い。」

「ていうかリイン。あんた私が結界張ってなかったら、音楽室に穴が開くところじゃないの。」

ミリエナが魔力のちょうど向こう側に結界を張っていたらしい。まあ危ないもんね。

「ごめんね。で、魔力は?どこ行ったの?」

「ん?ああ……自然に還った。魔力っていうのはもとは自然のものだからね。」

「そうなの……初めて知ったわ……さてと。」

バキという音がした……どうやらアイリアが律儀に腕を折ったらしい。

「何やってるんだ君は!!!」

「腕を折るって言ったでしょ?」

「いや、そうだけど!あーもう……治すからそこに座りなさい!あ、ここの席の人、誰か知らないけどちょっと貸してね?」

まあ誰がどの席っていうのは決まってないけどね。

「はぁ……何でこんなことするかなぁ……」

「結構幸せよ?」

「君は精神科に行くべきだね。」

「そういう意味じゃないんだけど……まあそういうことにしておいてあげる。」

そりゃ幸せだろうね。だって、腕を折ったことでハイリツを独占できるなら腕の一本や二本……どうでもいいだろう。

「なにその含みのある言い方。」

「もう一本折ってもいいかも。」

「やめてね。それ、僕が困るから。」

「ふーん……ハイリツが困るんだ……よしっもう一本!」

「折っちゃだめからね!」

「はーい……」

まあそう何本も折ってたら最終的に見捨てられるだろうしね。ハイリツなら見捨てない気もするけど。うん、絶対見捨てないわこいつ。そういうやつだし。でもまあ素直に聞いておくのが一番だよね。

「はい、終わり。」

「ありがとう。おかげで今日一日幸せだわ。」

「だからなんで……」

なんでハイリツは分からないんだろう……そっちのほうが疑問だよ。

「えーと……ルーチェ?いろいろ聞きたいことがあるんだけどな。」

「……今さら隠しても無駄だよね……どーぞ質問してください。答えられる限りのことは答えるよ。」

「えぇとねー……うーん…よしっ。一番答えやすそうなこと。そこのエリオスさんだっけ?との関係。」

「一番答えづらいよ……」

アルファデンテのほうが言いやすかったのに。


ハイリツは分かってます。こいつは嘘つきというスキルも持ってます。スキルなのかこれ?まあいいでしょう。とにもかくにも人を騙すのが得意です。本人曰く世界で五指に入るほどのものらしいです。そのあたりはいずれ書けるはず。こいつら……というかこいつの過去は非常に面倒なので独立した物語にしようかと画策中。

次の更新はイブもしくはクリスマス当日です。小話を書きます。


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