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明けて翌日。
今日も何時ものように“薬草摘み”だ。
普段の作業着に着替え、ギルドに行き、そこから薬草園へ。
「いやー、いつもありがとうね」
「いえいえ、こちらこそ、いつもお昼をお世話になって……──」
これは、いつもの挨拶。薬草園の主と私のやり取りだ。流石に四年目のほぼ毎日となれば、顔見知りどころか従業員のような感覚。
私はマイ籠を手に持って、薬草を丁寧に摘んでいく。ここの薬草の葉はハーブティーとして加工され、出荷される。
「……ふぅー、おや? 今日はいつもより早かったか……」
私は既にまんぱんのマイ籠を見やり、一旦、置いてこようと移動を開始する。葉は、摘んで数日乾燥させて、それから炒ったりしてハーブティーの茶葉になる。
広大な薬草園はまだまだ高級なガラス張りのハウス内で栽培され、雑草もなく、十全に管理されていた。いやはや、このような高級施設を持ちながら、その従業員がほぼ皆無って、どうかしてる。まあ、そのお蔭さまで私は楽に小遣い稼ぎができる訳だが。
まんぱいのマイ籠を持って、葉を自然乾燥させている場所に行くと、初顔の人物がいた。服装からして、どうやら国から派遣された人物であることは直ぐに判断ついた。なにしろ、“薬草摘み”は冒険者ギルドが救済措置として設けられている“誰でも、受けられる依頼”として常備されているのだから。
私はその初顔に会釈して、それから籠の中身をひっくり返して、葉をバッサバッサと乾燥台の上に広げて、ムラの出ないよう丁寧に広げていく。
「よし。」
ムラなく丁寧に広がった薬草を見て、私は満足すると、少しばかり早いが、
「お昼ご飯にしよう♪」
既に、お昼の準備は調っているようで、私は籠を持って、匂いの方へ。
こうして、私はいつもの如く、だいたい五時ぐらいに上がり、ギルドに寄って今日の賃金を貰い、家へと帰る。そして、
「おい、クズ神官。私の部屋で何をしてるの?」
なにやら、私の下着漁りをしているクズ神官に鉄拳制裁をお見舞いする!




