↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生? 何ソレ、美味しいの?  作者: 白月 仄
二章 魔王と勇者と神官と
PR
13/32

13

 ──さて、私が寮へと行くと、どうやら同室の人も今日の内に入ったようで、荷物が所狭しと並んでいた。

「通りますよー」

 断りを入れて、荷物を避けて私は寮の室内へ。

「……あら? 貴女が、同室の方?」

「ええ。そうです。よろしく、お願いします」

「はい、よろしく、お願いしますわ」

 見た感じ、お嬢さまか。まさか、貴族と同じ部屋とは。ま、なんとかやっていけるだろ。


 翌日。朝。

 さーて、一先ず、必要な物を買ってこようと思い立ち、ベッドから起き上がると、そこには裸の痴女がいた。

 言うまでもない。同部屋のファナリス・ユードペルグだ。ちなみに、貴族の場合はファーストネームが先にくる。

「……おはよう、ユードペルグさん」

「ふぁ、はい、おはようです、フランベリンさん……」

 挨拶はしたので、私は彼女の横を通り過ぎ、……通り過ぎ、……、通り過ぎ、キッ!

「……なによ? 私はこれから、買い物なのだけど?」

「……すみません。その、服を着せて頂いても?」

 ……この(あま)! 私はイライラがギュンと上がるも、一先ずは、良好な関係を築くため、メイドの真似事をする。

「──はい、出来た。次からは、自分で着替えなさいよ!」

「努力しますわ」

 さてと、今度こそ買い物に行く。


 さてさて、此処でどうでもよい情報だが、どこでどうなってどうしてそうなったのかは謎だが、ツァラトゥストラは私の寮の寮長に収まっていた。


 ──取り敢えず、必要な物は一式揃え、後は、首都の方に行って買おうか?

 そんな事を考えながら、町をブラブラしてると、

「──おい、(あま)! 動くんじゃ……──ぎゃっ!」

 通りを一本入った所では、女教師にジョブチェンジしたアスモさんが、通りすがりの女性を救ってたりしていた。

 ──よくもまあ、飽きないものだ。

 私はどうでもいい感想を胸に、その現場を素通りして、辻馬車に乗り、首都へ。


 ……首都では、既に車が走っているが、鉄道のようには国全体には普及していない。理由は、燃料の供給の維持。まだまだ、この世界では石油の精製は難しく、首都で手一杯。

 対して、鉄道の方は隣国にも繋がり、大陸全土に鉄道網は広がっている。

 そんな、首都での買い物は、必要雑貨に文房具などなど。

 ──やはり、首都の方が、圧倒的に物価は安かった。まあ、私の地元の方がもっと安いのだが……。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。