世界の歴史
魔術陣→陣
に変更しました
魔素については無かったことにしてもらって問題ないです(どこに書いたらいいかわからなかった)
すみません
「ふぁあ〜」
(ここは?今何時だ?)
アフラは、寝ぼけていた
そうだ、俺は異世界に転生したんだったな
周りを見るとエリザ、ヴィゲ、ノクスがスヤスヤ寝ている。
鐘は鳴ったのか?なったとしたら寝坊したのか?いつ行けばいいんだ?
廊下に出て周りを見てみると人影が一つもなかった。
あれ?もしかして授業始まってるのか?クラスに行って確認するとしよう
静かだ。教室には誰も居なかった。
まだ時間じゃないのだろう
じゃあ部屋に戻るか
「こんなところでどうしたんじゃ?」
その時、背中から寒気がした
「じ、実は授業が始まってるかわからなくて確認しに来たんです」
この寒気はおそらく
「そうじゃったのじゃな。それにしてもこんなに早く起きるとは珍しい。せっかくなら外に行って魔法の練習したらどうじゃ?せっかくだしコツを教えるぞ」
隙あらば教育。
流石だな、先生なだけある。
まあ部屋に戻っても暇だったし
「お願いします!」
自ら・大きな声で・ハキハキした挨拶
この3神器を使えば気に入られること間違いなし!
「それでは外に行こうか」
「そうするとしましょう」
〜〜
「それでは、何ができるか見せてくれるかの?」
なるほど!
つまり昨日やった魔術をも一回やればいいわけだな!
「淀みなく、滑らかな円環」
思い出せ、昨日、成功した時の感覚を。
「緋き印を結びて、微かなる灯火を顕現せよ、パルヴム・フランマ!」
熱く…ない!
一体どう言うことだ!?昨日は暑かったのに…
「それは、魔術か…?」
「え?あ、はい!」
「お主は一体何に驚いているのじゃ?魔術を初めて使った時なのか?」
「いえ、今日が初めてってわけじゃないですよ、昨日初めて使用しました」
「そうか。それはいいことじゃよ。魔法は使わないのか?」
「いえお恥ずかしながら、実は魔法を使えなくて…」
大丈夫だよな?
魔法使えないから放課後予習とかないよな??
「いや、それは別に悪いことじゃないんじゃよ。魔術をこの年で使えるのは珍しくてのぉ」
「そうでしたか」
「それではお主には今から実戦で使える魔術を教えようと思う。ただし、決して慢心するでないぞ。この力は誰かを守る時、守りたいときに使うんじゃ」
「はい、もちろんです」
「それでは教えよう。これはパルヴム・フランマの応用に似たものじゃよ。それと目の前の人形に打つからよく見ておくんじゃぞ」
人形?そんなもの、あった!地面から出てきた!
詠唱なしで魔術を発動させたのか?
「微かなる灯火よ我が力に応え、奪い尽くすがよい」
詠唱が始まった。何かがおかしい。
詠唱はパルヴム・フランマに少し追加しただけだが、おかしいのはそこじゃない。
陣を召喚する際に詠唱してない!?そんなことできたのか!?
「パルヴァ・ルーメン」
この魔術の真価は生まれてから発揮される
パルヴァ・ルーメンはパルヴム・フランマと似た魔術。
唯一違うところは生まれてから魔力を吸収することで存在を増す。
「すげぇどうやってデカくなったんだ…?」
小さい火が火の玉になった。
直径は9cmってところか?
「これがパルヴム・フランマの応用、パルヴァ・ルーメンじゃよ。火のをデカくするには魔力、まあ力を一点に集中させるといいんじゃよ」
「でも、どうやってこれで戦うんですか?陣を相手に近づけて攻撃するんですかね?」
「ハハ、そんなわけなかろう。これから発射するんじゃよ」
−プロストゥラーレ
ヒューン
そう音を立て、数メートルの土埃が視界を塞ぐ。
目を開けると、崩れた人形が目に映った。
プロストゥラーレ、おそらくは魔術で生み出した物を発射する、そう言う感じだろう
詠唱なしで使えるのはこの魔術がそう言う性質なのか、それとも先生がすごいだけなのか?
「すごいなあ」
俺がそう漏らすのは仕方ない話であった。
「お主もいずれ使えるようになるじゃろうて」
「そうですかね? 」
先生は俺に一体何を期待しているのやら
こんなの10年経っても使えるようになるわけない!と言うのが偽らざる本心であった。
「それとプロストゥラーレの詠唱はなんなんですか?」
「印を結びて、質量にベクトルを与えよ。これがプロストゥラーレの詠唱じゃよ」
「なるほど。ありがとうございます」
「まあ試してみるがよい」
「はい」
「それではこの人形めがけて打つんじゃぞ」
先生はそう言うと崩れてた人形に手の掌を崩れた人形に向けると、崩れた人形が治った!
「気にするな、試してみるがよい」
「淀みなく、滑らかな円環よ、微かなる灯火よ我が力に応え、奪い尽くすがよい、パルヴァ・ルーメン」
まず、火の玉の召喚に成功した
ほんとはここで喜びたいが、これから力を一点に込める。
ボワッ
そう音を立て、パルヴァ・ルーメンの3cmほどの火が生まれる。
しかし、それがハリボテだとアフラはすぐに気づくのであった。
「つめ…たい…?」
陣からひんやりとした冷たい空気を感じた
失敗…ですか……
「気にするな打て」
「で、でも」
「打て」
「は、はい!」
失敗、だとか今はどうでもいい。
目の前に集中するんだ、俺!
「印を結びて、質量にベクトルを与えよ」
考えろ、大砲が砲弾を打つ原理を…
火薬が燃焼した時に大きなエネルギーが生まれる。
その際のエネルギーで砲弾を発射するのか??
いや、完璧であり続ける必要はない。
そう信じろ!
「プロストゥラーレ」
ヒュ〜ン
そう音を立て、人形の一部が氷に包まれていた。
まるで先生とは真逆だな。
「これは、成功…なんですかね…?」
ダメ押しで俺がそう言った
「成功、そう呼んでもいいじゃろう」
やっぱりか、って
「え?」
「いや、だから成功じゃよ」
「えーいやでもでも、炎じゃなくて氷なんですよ!?」
「それでも成功は成功じゃよ。それに近づいてみるがよい」
「はい」
そう言われ、言われるがままに近づくと
「暖かい…」
「じゃろ?」
「で、でも凍ってて…」
「おそらくは、熱を一点に集中しすぎて凍ったんじゃろう。じゃが、天狗にならんようにな。これだけではまだ戦うほどの力はない。猫騙し程度だと自重するのがよかろう」
「心得ております」
そんなことがあるのか…
だが、なんだか一安心
「もう疲れたじゃろう。鐘が鳴るまでまだ時間があるようじゃし寮に帰って休憩するのがいいじゃろう」
「わかりました。今日は教えてくださりありがとうございます」
休憩か…
あの会社もそういう概念があれば良かったんだがな…
〜〜
部屋に戻ると意外な人が起きていた。
その名は…
「お!アフラじゃん!どこに行ってたんだよ(小声)」
ヴィゲが小声で話しかけてきた。
ヴィゲが起きてることにも驚きだし、気遣いができることにも驚きだ
「あとなんか今失礼なこと考えなかったか?(小声)」
「そんなことないよ。それよりこんな朝早くから起きるなんて俺の余命ってそろそろ尽きたりする?(小声)」
「o&7e#3145?なんだそれ美味しいのか?(小声)」
余命って言葉の意味を知らないのか。
忘れてたがまだ3歳くらいなんだったな。
「そんなことよりどこ行ってたんだよ(小声)」
「ちょっと散歩してただけだよ(小声)」
「そうか!それより、魔術のやり方教えてくれないか?俺だって使えるようになりてーんだよ(小声)」
「いいけど、なんでだ?魔法使えるんだろ?」
「それは、えーと」
なにか怪しいな。
なにか企んでるんじゃないだろうな?
いやないか。ヴィゲだしな。
「ズバリ、かっこいいからだ!!(大声)」
やはりヴィゲはヴィゲだった〜
小声で話してたから気遣いのできるやつと思ってたんだがな。
まあこれから成長してけば良い。
まだ3歳児だしな
「んぃ?もう鐘なったの…?」
「うるさいわねぇ。もうちょっと食べてからぁ」
そのせいでノクスは起きてエリザは寝言を言っていたがすぐに起きた。
「んぁ?もう鐘が鳴ったの?起こしてくれるなんてヴィゲにしてはやるじゃない」
「えーとそれが、その…」
〜〜
「「えぇ〜まだ鐘なってないの??」」
「なんで起こしたのよ!」
「いやそれは事故みたいなもので…」
「じゃあもう一回寝る」
「それもそうね。今度は起こすんじゃないよ」
「はい…」
ってことでエリザ達は二度寝した
俺も疲れたな。
ほんとは寝たいが、ヴィゲに魔術を教えるのが先だな
「それじゃあ俺も寝るよ。アフラ。魔術は授業の後に教えてくれ…」
ってヴィゲも寝るのか
じゃあ俺も寝るか
「おやすみなさい」
「アフラもな」
〜〜
ゴオオオオオオオ―――ン……!
か、ね?もうそんな時間か…
「ふぁ〜」
眠てえなぁ
だが、授業に行かなくては
「もうこんな時間なのね…」
「眠い」
「魔術… すげえだろぉ」
ヴィゲは相変わらず寝言を言っている。
もしかしてヴィゲって魔術を学んで自慢するつもりだったのか?
「起きて!ヴィゲ!」
「わかったよ〜」
今日はあっさり起きてくれた。
昨日みたいにひっくり返りながら寝ないといいが…
「それじゃあ行きましょうか」
「そうだな!」
「それじゃあ行ってくるわよ!」
「ちょっと待って〜」
今度はヴィゲもしっかり行ったようだ。
さて、自分の布団を畳むとしよう。
ってえぇ?!ヴィゲ達の布団が畳まれてる!?
まさかヴィゲ達が…?
昨日、俺が畳んだのを見てどうやってやるのか学んだのか…?
子供の成長ってのは俺が思ってるより早いのかもな。
それじゃあ俺の布団を畳んで俺も行くか。
〜〜
「それでは、みな来たな」
「「「はい!」」」
「今日の授業は『歴史』じゃよ」
歴史か〜
面白そうな授業だな。この世界を知るにはいい機会だろう。
「この世界には天使と我々悪魔がいる」
初耳なんだが…
いや、皆の見た目を考えれば天使がいても不思議じゃないか。
「はい!」
「それでは、アルデンス君、何か質問があるのかね?」
「先生!天使とはどういう存在なのですか!僕らとはなにが違うのですか!」
天使と悪魔の違いか
神話だと「神に使える使者」か、「神に背く存在」だっけ?
この世界でもそうなのか?
まさか俺って悪役‥?
「いい質問じゃな。それについても今日の授業では触れておく予定じゃ」
「わかりました!!」
頼む!悪魔がチョーいいサイドであってくれ!
それか、天使と同じ。とでも言ってくれ!
神と戦いたくねぇ〜
「結論から言うと、天使と我々悪魔はそれは見た目もじゃが、話す言葉、意見も違う。
奴らは敵じゃ。我々悪魔と天使は長い間、1000年以上戦っておる」
終わった〜
絶対これ俺悪役側じゃん〜
いや、もしかしたら天使が悪いやつの可能性も…?
いやそうであってくれ!
「天使と我々がなぜ戦っているのか、なぜ1000年以上も続いてるのか、それを今日話していくつもりじゃ」
なんだか長く、重い授業になりそうな予感
3歳児に話すことじゃないだろ!ってツッコミは置いておいて、長くなりそうだな
「少し長くなるが、聞いとくれ。天使と我々が戦っている理由は…」
〜〜(長いのでバッサリカット!)
「ってことで今日の授業はここまでじゃよ。それではこれがご飯じゃよ。一人一つずつじゃからな〜」
そう言って先生は教室をあとにした。
今日の授業は長かったな〜
要約するとこうだ、昔、二つの大きな派閥があった。それが悪魔と天使というわけだ。
かつて、天使と悪魔は非常に友好的で土地の境界線すらあやふやで協力して生きてきた。
その仲に亀裂が入り、土地の境界線を決めることになった。
しかし、一つの湖を得るためだけに戦いが起きた。
いつしかその戦いは湖を得るものから相手の全てを奪う戦いへと変わっていった。
それが今も続いてるってわけだ
なんとも醜い戦いだ。
一つの湖を得るための戦いがいつしか相手の全てを奪うための戦いになるだなんて。
停戦という概念はないのだろうか?
まあ今はそんなことを考えても仕方ない。
まずは寮に戻って、飯食って、寝て、魔術を練習して、自分の身を守れる力を身につけることだな。
〜〜
寮に戻るとヴィゲが俺の帰りを待ってくれていた。
「お?アフラ!やっと帰ってきたのかよ。それじゃあ魔術を教えてくれよ!いいよな?!」
そういえばそんなことも言ってたっけ?
約束は守らなきゃな。
っとその前にご飯を置いてっと
「うん。わかったよ」
「よっしゃー!!」
それだけ喜んでくれるとこっちも教え甲斐があるな。
ヴィゲが使えるようになるかはわからないけど
「そういえばエリザ達は?」
「あぁ〜、エリザ達は魔法を練習するために教室に行くって言ってたぜ」
そんなものがあるのか。
俺が朝先生に教えてくれた時みたいな感じかな?
暇ができたら行ってみよう
「まあエリザ達は気にせず早く魔術教えてくれよ!」
「わかりました。それじゃあ外に行きましょうか」
〜〜
「パルヴム・フランマ!」
失敗…
これで6回目
「むずー!ほんとにこれで詠唱あってんだよな?!まあアフラが言うならあってるか」
「誰でも初めはそういうものですよ。もっと、こう、なんか、もっと考えるんだ!」
「考えるってなにを?」
「火と呼ばれる現象についてだよ。ヴィゲは、なぜ火は生まれると思う?火とはなんだと思う?」
「火かぁ。わかんない!難しい!まあなんか暑くてボワッとしてるやつだろ?火って」
さすがヴィゲクオリティ
まあ3歳に火はどういうものか理解しろという方が酷というものだ
「俺にはわかんないからもう一回火が何か教えてくれ!」
「もう忘れたのか?」
「うん!」
「わかった。火ってのは可燃物が酸素と急速に反応(酸化)して熱と光を放つ『現象』だよ」
「なるほど!なんかよくわからない!もっと簡単にしてくれ!」
もっと簡単にか…そう言われても…
やっぱり教えるって難しいな
「簡単にいうと…うーん?つまり燃えるものが空気に触れると熱くなって明るくなること。それが火だよ」
これでどうだ…?
「なるほど!そういうことか!じゃあそれを考えればいいんだな!」
「そうだよ。それを考えながら陣にこめるんだよ」
「わかった!」
頼む、今度こそ成功してくれよ!
「淀みなく、滑らかな円環、緋き印を結びて、微かなる灯火を顕現せよ。パルヴム・フランマ」
ボワッ
おぉ
成…功…?
「あ、あっちー!!」
ってことは…
「よくやりました!成功ですよ!!」
「そ、そうなのか…?や、やったーーーー!!!」
「よく頑張ったな!」
「ああ!それじゃあ今からエリザ達に自慢してくる!アフラも一緒に部屋に戻ろうぜ!」
「わかった!」
〜〜
「そ、そういえば…」
「「エリザとノクス魔法勉強しに行ってるんだった…」」
まさか、俺がこんなミスをするとは…
「それじゃあ待とう!その間に俺がアフラに魔法を教えてやるよ!」
「わかりました。それじゃあ教えてください。パルヴム・フランマの使い方」
ヴィゲに教えてもらうのか。メチャクチャな指示がないといいが…
授業料取られたりしないよな??
まあもし取られてもこっちも授業料貰えばいいだけか。
「それじゃあ、こう、グッと、火がボワっとできるのを想像するんだ!以上!!」
ってマジか
そんなんでできるわけねえだろぉ
ガチャ
「お?」
「ただいまー!」
どうやらエリザ達が帰ってきたようだ。
「お帰りなさい」
「ただいま」
「それじゃあもうご飯は食べた?」
「いえ、まだです」
「俺とアフラで待ってたんだぜ!それじゃあ食べちゃおうぜ!お腹すいた!」
「それじゃあ食べよう」
そうだな
それじゃあまずパックを取ってっと
「どうぞ」
「あら?優しいのね!ありがとう!」
「ありがとう」
「おーい!こっち俺に早くくれよ!」
「はい、どうぞ」
「サンキューアフラ!」
「どういたしまして」
置いてたパックを取って渡しただけでここまで感謝されるとやり甲斐があるな。
「それじゃあ!!」
「「「「いただきます!!」」」」
味は前世と比べると美味しいとはいえないが、家で食わされたものよりかはマシな味だ。
ただ、家で食べてたやつみたいに力が湧き出るって感覚はないな
-次の日
ゴオオオオオオオ―――ン……!
んぁ?もうこんな時間か〜
やっぱり二度寝は気持ちいいものだな〜
それじゃあ教室に行くとしよう!
〜〜
「今日の授業は体力テストじゃ!今日の授業は過酷なものになる。全員がいい結果を出すことを期待しておるぞ」
趣味と学校やら塾やら仕事とかを両立させるのって難しいですよね。疲れた日はもう書く気力がなくてそのままベッドへダイブしてます。ってことで2日サボりました




