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第六十七話 みんなに、報告しました。

翌日、マリー様が来た。


いつも通り、ミルクティーを頼んで、席に座った。


あたしとアゼルが、並んでカウンターの前に立った。


「マリーお嬢様、報告があります」


「何?」


「アゼルと、ずっと一緒にいることにしました」


マリー様が少し固まった。


「……昨日、プロポーズされました」


マリー様が、ゆっくりと立ち上がった。


「……遅かったわね」


「ですよね」


「本当に遅かった。みんなわかってたのに」


「マリー様も早めに言ってくれればよかったのに」


「言ったでしょ。二人とも不器用だって」


「言われました」


マリー様が少し笑った。


「……おめでとう、マミ」


「ありがとうございます」


「アゼル」


「はい」


「マミを幸せにしなさい」


「……はい」


「絶対よ」


「絶対だ」


マリー様が満足そうにミルクティーを飲んだ。


その夜、ユージィン様も来た。


報告すると、静かに笑った。


「……おめでとう。アゼル、よかった」


「ありがとうございます」


「マミも、よかった」


「ありがとうございます」


「二人とも、幸せにな」


常連のおじさんは、涙ぐみながら言った。


「マミちゃん、おめでとう! アゼル、大事にしろよ!」


「します」


「泣くなよ」


「泣いてない! 目にゴミが入っただけだ!」


ミクちゃんが「おめでとうございますぅ」と言いながら泣いた。


レイちゃんが「おめでとうございます」と冷静に言いながら、少し目が赤かった。


シロちゃんが、珍しく笑った。


「……おめでとう」


今夜のオスティウムは、一番賑やかだった。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

みんなに報告できましたね!

おじさんの「目にゴミが入っただけだ!」、可愛かったですよね(笑)

次回、いよいよ最終話が近づいています。

面白いと思っていただけたら、ぜひ★評価とブックマークをよろしくお願いします!

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