表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

64/70

第六十四話 シロちゃんが、本当のことを話してくれました。

ある夜、シロちゃんがあたしに言った。


「……マミさん、一つ聞いていいですか」


「もちろん」


「私は、人形です。アゼルが魔法で作った」


「うん」


「でも、私はここにいたいと思っています」


「うん」


「それは、おかしいですか」


あたしは少し考えてから、答えた。


「全然おかしくないよ」


「……人形なのに?」


「ここにいたいって思う気持ちは、本物でしょ?」


シロちゃんが少し間を置いてから、言った。


「……本物だと思います」


「じゃあおかしくない。気持ちが本物なら、それでいい」


シロちゃんがあたしを見た。


「……マミさんは、前の世界から来ました」


「うん」


「でも、ここにいます」


「うん」


「なぜですか」


「好きだから。ここが好きで、みんなが好きで、アゼルが好きだから」


シロちゃんが静かにうなずいた。


「……私も同じです。ここが好きで、みんなが好きです」


「じゃあ一緒だね」


シロちゃんが、少し笑った。


「……一緒ですね」


今夜のオスティウムに、シロちゃんとの大事な話が生まれた。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

シロちゃんとマミの会話、よかったでしょうか。

「気持ちが本物なら、それでいい」というマミの言葉、好きです。

面白いと思っていただけたら、ぜひ★評価とブックマークをよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ