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第四十七話 レイちゃんが、帳簿を整えてくれました。

レイちゃんが来て最初の仕事は、帳簿の整理だった。


あたしが大雑把につけていたメモ帳を渡すと、レイちゃんはしばらく眺めてから言った。


「……マミさん、少し聞いていいですか」


「うん」


「これは、売上ですか? 仕入れですか? それとも両方ですか?」


「……両方、かな」


「一緒に書いてあるんですか」


「……うん」


レイちゃんが小さくため息をついた。


でも、怒った顔ではなかった。


「わかりました。整理します」


三日後。


レイちゃんが新しい帳簿を持ってきた。


売上、仕入れ、経費、利益が、きれいに分かれていた。


「……すごい」


「先月と比較すると、売上は増えていますが、食材の原価も上がっています」


「どうすればいい?」


「魔炎のバイソンステーキの価格を少し上げることを検討してください。品質に見合った価格設定が必要です」


アゼルが静かに言った。


「……値上げか」


「お客様に納得していただける説明ができれば、問題ないと思います」


「どう説明する?」


「低温調理に使う魔法の消耗と、希少な食材のことを正直に話せばいいと思います」


あたしはレイちゃんを見た。


「レイちゃん、ありがとう。これからも助けてね」


「はい。任せてください」


今夜のオスティウムの経営が、少し安定した夜だった。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

レイちゃんの有能さが光りましたね。

帳簿の整理、大事ですよね。マミ一人では限界がありましたから。

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