エルデンリングおじさん⑥ 意外と弱かったゴドリックとリリーニエのシャブリリのぶどう
これは後にエルデの王となり、エルデンリングをトロコンするまでやり込んだ、とあるおじさんゲーマーの、エルデンリング初見プレイ時の回顧録である。
この回は、正直書くことがない。結論から言ってしまうと、楽勝で、2回目で勝ててしまったからだ。開幕、クラゲを召喚。囮になってもらう。ネフェリルーは耐久力があり、そして火力が高い。更に城主ゴドリックも出血が入る。一回目で体力を半分まで減らす事が出来た。するとムービーが入り、ゴドリックが火を吹き始める。私は驚き、被弾。更に追撃されて死亡。情けない。
しかし2回目は同じようには行かない。第2段階に突入後、私は全力で火を吹くゴドリックに接近、打刀で切りつけ続ける。このゴドリック、第二形態に入ってから、逆に弱くなった気がする。攻撃に無駄が多くなった。私はクラゲとネフェリを囮にし、攻撃を続ける。距離が開いたら、魔法を使うことを忘れない。そしてあっさり、勝負あり。もう、本当に書くことがないぐらい、あっさりと倒すことができてしまったのだ。というか、ネフェリが強すぎた。完全に彼女のおかげで勝てたようなもんだ。いやあ、「誉れ」が無くて申し訳ない。2週目ではタイマンしてやるから、1週目は見逃してくれよ、ゴドリックの旦那。
と思っていたら、城に入ったときに出会ったNPCが、ゴドリックを死体蹴りしていた。流石にお前、それは止めとけよ、と思ったが、彼はやめない。よっぽどゴドリックに恨みがあるのだろう。死んだら皆仏になるなんて能天気な発想をするのは、世界で日本人ぐらいだからな。海外では、悪人は死後も絶対許されない。今では考えられないが、中世の時代、処刑は庶民の娯楽だったそうだ。処刑された人間の死体を喜喜として持ち帰る庶民もいたらしい。本場ヨーロッパのエルデンリングの世界観。ダークファンタジーとは残酷なり、やれやれ。世界の歴史に明るい私でも、ここまでヨーロッパの価値観を日本人が表現していることに驚きを禁じ得ない。このNPCがゴドリックの死体を蹴り続ける姿こそが西洋の歴史を如実に表している。
中世で行われていた魔女狩りでは、魔女と認定した女性をす巻きにして川に投げ捨て、川から浮かんで来たら魔女だと言って槍でついて殺し、浮かんでこなかったら来なかったで、人間だったよかったね、といって済ませていた、という恐ろしいエピソードを思い出した。人間とはかくも残酷な生き物だ。
それにしても、このエルデンリングは、フロムゲーにしては珍しく、かなりユーザーフレンドリーに作られているな。道中は厳しいし、ボスも凶悪だが、プレイヤーが詰まないように配慮されて作られている。ゴドリックとの戦い前のレベル上げ用に、すぐ向かいに1000ルーン落とす巨人を配置していたりなど、かゆい所に手が届く設計になっている。こんなに優しいと、この先が怖いんだが、何か最後の最後で裏切られそうな気がしてくる。今のところ祈祷は一切使い物にならないが、この先必要になるかもしれないから、信仰も、使いたい祈祷がでてきたら少し振っていこう。
城内へ進み、大ルーンを解放。そして新天地に向かう途中、シャブリリのブドウ、というアイテムを入手。フレーバーテキストを読んだ私の顔が歪む。流石フロム、相変わらずグロイ設定をポンポン考えてくるなと感心していたら、到着した新天地、リリーニエのすぐ近くでとある女性NPCと遭遇。手に入れたばかりのブドウをください、と懇願してきた。僕はこんなものは持ちたくなかったので、さっそくあげることにした。
更に東方面を散策していると、火の癒しよ、という祈祷をゲット。赤い腐敗を消し去る事の出来るものらしい。よくわからないが、この先必要になるかもしれないな。と、思ったら、廃墟の脇に、また先ほどの女性NPCが立っていた。またブドウをくれと言って来る。このブドウ女、正気か? とりあえず、道中の探索でもう一つ拾っていたので、またあげることにした。
そして更に東を北上し、夜になったとき、私は馬に乗った騎士と遭遇した。何者か? と思ったら、夜の騎兵というボスだった。夜しか出ないボスもいるのか、と驚いている場合じゃない。
この夜の騎兵、恐ろしく強いのだ。
5回目、騎乗戦によるヒット&アウェイで何とか撃破に成功。報酬は、戦技、氷槍。私は槍なんて持ってないんだか? 槍を手に入れたら使ってみようか。その前に、もう少しレベルを上げたい。ここの敵はかなり強い。この先の道中に不安を覚えたからだ。いざとなったら、フロムゲー兵法の一つ、大盾からの槍チクを行う可能性もあるかもしれないしな。




