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座敷に案内され、明るいところで改めてみゆきを見ると、息をのむほど美しかった。長いブルネットの髪が、小麦色の肌によく似合っていた。もし使いきれないほどのお金を持っていたなら、僕はすっかりみゆきの虜になっていただろう。
みゆみは微笑みながら僕を見て、何を注文するか尋ねた。
「何でもいいよ」と僕は、少し退屈そうな口調で答えた。
みゆみは生ビールを二つ、タン塩とカルビをそれぞれ二人前、それにロースとキムチを注文した。
深夜二時だというのに、みゆみと一緒にここにいることが心地よかった。正直なところ、別の場所、つまりラブホテルに入って、もう一度やりたいという気持ちもあった。僕はのんきそうな笑みを浮かべながら、みゆみを見ていた。
みゆみは携帯電話を二台持っていて、僕のことなど気にする様子もなく、メールを打ったり、男に電話をかけたりしていた。




