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パラレル会議 伴侶にしたい
「未来のお前、こはくを伴侶にしたいらしいよ」
面白がった閻魔がそう言った瞬間。
転生前清明は静かに首を傾げた。
「伴侶?」
転生後清明が即座に答える。
「共に生きる相手だ。唯一になりたい」
道満「重い」
転生前清明は真面目に考える。
「何故そこまで?」
転生後清明は、少しだけ黙った。
それから静かに言う。
「好きだからだ」
転生前清明は数秒沈黙する。
理解しようとしている顔だった。
「感情とは、そこまで強くなるものなのか」
「なる。生きていると変わる」
転生後清明の声は静かだった。
「輪廻は同じ感情を返さない。私はこの生で、こはくを選んだ」
転生前清明は、その言葉を受け止める。
否定しない。引きもしない。ただ、静かに考える。
そしてこはくを見る。
こはくはいつも通り、静かにそこにいる。
転生前清明は小さく息を吐いた。
「……なるほど。未来の私は、この静けさを手放せなくなったのだな」
転生後清明は少しだけ目を細める。
「そうだ」
道満だけが机に突っ伏していた。
「何で毎回理解だけは早いんだお前ら……」




