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VRMMOに男の娘が挑む  作者: 白夜の桜
のんびり、ほのぼの、癒しを多くしたい!
89/604

氷は何処から?

問題


一つだけ、ツッコミを入れて欲しい言葉があります。

それは何でしょう?


ヒント


姉関連です。

「ぐすっ」


「落ち着いた?」


泣き止んだ女の子に、優しく声を掛ける事を心懸けながら私は聞いた。


「うん。撫でてくれてありがとぅ」


女の子は、私にお礼を言ったが、涙に瞼を腫らしていた。


涙で腫らしたままだと、駄目だったかな?

確か、氷で冷やすはず。

でも………うん?氷?それも、布でくるまってる。


私の手が届く範囲に落ちていた、布に包まれた氷を見て。

誰か居ると思った私は、周りを見回してみるが、誰も居なかった。


「どうしたの?」


周りを見回していた私が不思議に思ったのか、女の子は問いかけてきた。


「うんうん、何でもないよ。それよりも、目を瞑っていてもらえますか?」


「うん、良いけど、何で?」


女の子は疑問に思ったのか、そう聞いてきた。


「目を腫らしたままだと駄目だから、冷やすの」


うろ覚えな知識を説明した。


「ふぅ~、そうなんだ」


女の子はピンッときていない顔で頷いて、目を瞑った。


「ヒヤっとするから、覚悟してね」


私が何度も体験した経験者だからこそ、真剣に忠告した。


ビクッ!


「う、うん……」


女の子は少し怯えながらも、顔を私の方に向けた。

私は女の子の瞼の上に、慎重に布に包まれた氷を女の子に当てて行く。


そーと、そーと……


ピタ


「ひゃっ!」


やっぱり、どんなに覚悟していてもそうなるよね。


私は、経験者特有の諦念を抱きながらも、腫れが治まるまで女の子に当て続けた。

__________________


「ふぅー、治まったかな?」


瞼に暫くの間、氷を押し当てていたが。

そろそろ大丈夫だと思い氷を瞼から離すと、腫れが引いていた。


「ふぅ~、目を開けても大丈夫よ」


成功していて良かった~~


私は氷を掴んでいる腕で、額を拭いながら女の子に伝えた。


「ぅん」


眠そうな声を上げながら、女の子はゆっくりと目を開けた。

しかし、どこかボゥーっとしていた。


「寝ていたの?」


表情や口調は、落ち着きがあったが。

心の内は、あれを受けて眠る強者を見つけて驚いた。

あり得ない!あれ、あれを…………あれ?私も寝ていたような?


「ぅん………なれたら気持ち良かったぁ~………」


過去の記憶を振り替えって見ると、姉さんに膝枕してもらいながら寝ていた記憶が思い出された。


「もう少し、ねてるねぇ……」


気持ち良かったなぁ~~~、姉さんの膝枕。

泣いた後の、氷を瞼に当てながら姉さんに膝枕してもらうのが好きだったな~~~。


「はぁーーー。刈り終わった後に何をやっとるんじゃ」


あれが好きで、泣いた時によく姉さんに突撃したな~~~。


「聞いとらんか。なら」


うん?今何か不穏な気配を感じたような?


「そろそろ目を覚ましたらどうだい」


コツ


「いたッ!」


急に攻撃をされて驚いた私は、咄嗟に頭を押さえて叫んだ。


「痛みは無いだろに。はぁー、兎も角、終ったのかい?」


お婆さんは溜息を吐いた後、私にそう聞いてきた。


「はい」


現実に戻ってきた私は、自分の頭を撫でながら立ちあがり、お婆さんにそう返した。


「それなら良かったね」


そう言って、お婆さんは微笑んだ。


「はい!」


お婆さんに言われて始めて実感が湧いた私は、お婆さんに笑顔で返した。

瞼が腫れたら、凍りを当てた方が良いんでしょうか?

作者は、「何処かで聞いたな」ぐらいの朧げな記憶しか無いので分かりません。


答え


「好きだったな〜、じゃないよ!現在進行形で好きでしょうが!」です。


「好きだったな〜」にツッコミを入れた人、正解です。


この問題は、簡単でしたか?




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