最初の犠牲者
変な方向にまた行っちゃった!
でも、書きやすかったからいっか~~
カツ カツ カツ カツ カツ………………
少女は路地裏を進んで行く、悪を求めて…………
カツ カツ カツ
急に足を止めた少女は、ある物を見つけた。
『悪の組織、黒刃永遠(支部)』
それを見た少女は、体に雷が落ちたのかと思うほどの衝撃を受けた。
「悪の、組織、だと?」
体を震えさせながら、看板を掴み、
「これだ!俺様が探し求めていた組織は!」
思いっきり、看板を抱き締めた。
暫くの間、看板を抱き締めてその場を動かなかったが、
「俺様が求めていた悪を見つけたぁ~」
うっとりしながら、黒刃永遠(支部)に入って行く。
「俺様が倒すべき悪~」
そんな言葉を残して…………
_____________
カツ カツ カツ カツ…………
「うん?」
階段を下る足音を聞いた受付の男は、首を傾げた。
(こんな真夜中に来る予定があったか?)
帳簿を確認して見るが、そんな事は書かれて無かった。
その間にも、足音は近づいて来る。
カツ カツ カツ カツ…………
(まぁ、入りに来たのだろう)
受付の男はそう結論付けて、これから来るだろう応募者を姿勢を正して待つ事にした。
カツ カツ カツ カツ カツ カツー!
階段を下りきった時、高い足音が受付の男が居る部屋に響いた。
その音に少し驚いたが、
「悪の組織、黒刃永遠にようこそ」
そこはベテラン、動揺を顔に出さずに笑顔で対応した。
しかし、彼は逃げるべきだった……
「悪の組織であってるかぁ~?」
悪に飢えてる、今の少女は正気ではないのだから…………
その蕩けた声で聞いてきた少女を始めて受付の男は見た。
そして、後悔をした………
「ひっ!」
受付の男が見たのは、
体からは蒸気が漏れだし
仮面は不気味
感じられる強さも強力
足は大朴かで、フラフラしながら受付に近づいて来る。
「なんだぁ~?そんなに怖がってぇ~」
話し掛けながら近づいて来る少女に、
「ひっ!こっちに近づくな!」
背中を向けて受付の男は逃げ出した。
「なぁなぁ~、お前も悪なんだろぅ~?」
だが、幾ら走っても少女との距離が離れない。
其れ処か、段々と近づき始めてる始末。
「やめ……俺はまだ………っ!」
とうとう、受付の男は転んでしまった。
「なぁ~~、悪が居る場所を~教えろぉ~~~」
すぐ後ろから、少女の声が聞こえた受付の男は、恐怖を感じながらも振り返った。
そこに、
いたのは、
不気味な仮面だった…………
「ギャアァァァァーー!」
受付の男は、悲鳴を上げて気絶した。
ツンツン
「なぁ~、悪の場所、どこ~~?」
ツンツンツンツン
暫くの間、受付の男を指で突っついていたが、気絶したと分かると、
「残念だなぁ~、折角の情報源がぁ~~でも、まぁ、いいやぁ~~~」
受付の男を放置して、探しに行くのだった。
仮面の回想は、ゴールから確実に遠退いています。
一応、元はこのアジトをゴールにしたかった。
しかし、変な方向に進んでしまったのだから仕方なし!




