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ボーナスストーリー。セリンの夜。
セリンは自宅のリビングのソファに座っていた。
壁には、大きな額縁に入った自分の全身写真が飾られていた。
そのすぐ隣には、同じ大きさの額縁に収められたハミンの公演写真があった。
写真の中央には、ハミンが汗を流しながらギターを弾く姿があり、右隅には顔が半分しか写っていないウンビと、ハンギョルと思われる太い腕がぽつんと突き出していた。
「ああ、ハミン様。あの汗の粒がどれほど瑠璃のように美しいことか…」
セリンはしばらくハミンの写真を見つめた後、ソファ前のテーブルに置かれたタブレットを手に取った。
「うーん、ここはこう、あそこはああ。」
「歌詞はうーん…」
しばらく悩んでいたセリンが、すぐに目を輝かせた。
「こう始めればいいわ。」
「ハミン様、今日も照明なしでも輝いてますね。」
「人混みの中でも、いつも一人であるかのように。」
思い出せないのか、セリンは眉間にしわを寄せた。
「うーん…あ!」
「何も言わずにコーヒーを差し出すその手。」
「すべてのメロディーがその瞬間に止まりました。」
セリンの夜は、そうして深まっていった。




