〈3−1〉俺は、、
クイントとはインヴィクタを設立した人達、そして指揮、戦力、技術力などインヴィクタを支える存在でもある。
クイントという存在ができることでニゲル、ポルクスに位置する敵勢力に対して威圧ができている。
過去 クイントである予見のフェテ、呪のティマこのお二人の交渉で長年争い合ってきたアルバスとの国境を超えての交流ができるようになった…………………………。
という廊下に貼られた、劇の告知ポスターを俺は見ていた。
そこには、クイントの設立を模倣し、原作再現などと書いている。やっぱりこういう英雄ものには裏があることが鉄則じゃいか?。
――――――うりむの瞳に闇がかかる――――。
思い出そう。
俺はその裏の部分専門のクイントだ。裏専門のクイントと言っても一番偉いわけではなく、指示や指揮をしているのは別の偉い人間だ、その人間はフェテのお気に入りで、俺なんかより優秀で助かっている。
3年前ニゲル(黒の星)で露頭に迷っていた俺を師匠やフェテ達が見つけてくれてからこの立ち位置「アイク」をもらえて、本当に感謝しているし、こんな巨大になった組織を指揮、責任を背負っていること本当に尊敬する。
仕事も俺が飽きてもサボっても影響が無いようにサポートしてくれている。だからこそ頭が上がらない。
アイクとは裏の仕事名、ハンドルネームだ。俺的に、アイクの名前を出すと心のそこからなにか暗いものが湧き上がり仕事モードに入れる。
他のクイントとかは………………
「う――――りhr――――?、。――――――!!」
誰かが読んでいる声がかすかに聞こえる。
水越しに音が響いてる感覚がする。残ってる任務があるのに。
「hkぁおr――――む」
声でぱっと目が冴えた
「うりむー大丈夫っす?顔色悪いっすよ。初めての顔合わせだから緊張で昨日眠れなかった?」
ろうがうりむの何かしらの変化に気づき心配そうな顔をしている。
「あぁ、大丈夫だ。ちょっと昔を思い出してただけだから」
「なるほど~」
ろうは何も聞かない。それはろうも裏の部門にいるからこそ、そこらへんの事情もなんとなくさっせられるし、ろう自身もなにかあると思っていたうりむはろうの自分より少し背が高く大きい背中を見てろうの底しれないものを見た気がした。
「もうそろ教室っすよ!今日は初めてのクラスの顔合わせなんで、シャキッとしないとっす!!」
ろうはにこにここちらを振り返り笑顔で語ってくれた。ほんの少し嬉しかった気がした。
「ほんと~~!誰かさんが朝起きないから朝ごはん逃しちゃったんっすよ!」
ろうは肩を落とした。
「俺はあいにく、朝が大の苦手だ、そんなに食べたかったなら…………」
二人の声は遠くなっていった。
――(あの子一晩でこんなに変わるものなの?? あいつなにか隠し持ってるかもしれないわね。…………少し探ってみましょうかね。あのふわふわの坊や)――
教室前の廊下、二人の生徒しかいないが廊下の窓の空間の歪みからいつからか佇む白猫が一匹、目を光らせていた。




