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教皇の異世界物語  作者: しらす御飯
17/34

胎動③

お待たせしました。

※主人公視点ではありません

「こちらへどうぞ」


 私は高身長で黒髪の、いかにもギルド秘書といった風の女性に声を掛けられ、奥の通路へと通される。


 ギルド支部長マスターに呼ばれ、その部屋へ通されるのは初めてじゃないけど、やはり緊張してしまうものがある。


 一応、自分が呼ばれた理由を聞いてみたが、「支部長にお聞き下さい」と言われたので素直にそれ以上は追求しなかった。


 ーー最も可能性があるのはギルドに伝えた一つの情報ーーパルゾム遺跡に現れた、例の蟷螂みたいな魔物モンスターのことを聞きたい、といったものが考えられる。


 確かにあの蟷螂は危険だ。


 ーー部屋に直接呼ばれる時点で、そんな危険な魔物に遭遇した私が色々尋問されるであろう事は容易に想像がつく。


 ーーけど、聞きたい事知りたい事には容赦がないギルドに若干辟易としてしまう。


 べ、別に特にやましいことはないし、此処で断る理由もない。


 強いていえば私が拒否することによるギルドの処罰が怖いくらいだろうか。


 ーーそれに、あの蟷螂は放っておけない。


 パルゾム遺跡とこの街には距離があるが、遠いというほどでもないのでーー万が一にでも街に被害が及んでしまうと考えたら、ぞっとしない。早急に討伐パーティを組んでほしいもの。


 そう思考を巡らせ廊下を歩いている間に、秘書らしき女性に「こちらです」と言われ、ある一室の扉の目の前で立ち止まる。


 女性によって部屋への扉が開かれると、奥に居る初老の男性と目が合う。


 一見穏やかな表情をしているが、纏っている雰囲気は鋭いもので一瞬部屋に入ることを躊躇わせるほどだ。


 私の目の前のこの男性こそが元、A+ランクという歴戦の冒険者でありこのギルドの支部長マスターであるアルベール・カイラスだ。


「よく来てくれた。其処に座ってくれ」


 と、朗らかな表情で柔らかそうな来賓用のソファを指し示して着席を促すギルドの長。


 私が席に着くと、私を射抜くような鋭い眼差しを見せたが其れも一瞬のこと。


 何かを考えるようにしていたが


 彼はこう言った。


「・・・うむ。早速で悪いが、時間が惜しいので手短に話させてもらおう」


 どうやらすぐ本題に入るみたい。


 これも大方予想がつく。


 ーー緊急性を要する事情。


 ーーそれは恐らく蟷螂の魔物モンスターと、その討伐に加わるという事が大いに考えられる、いやギルド側は何らかの情報を握っているのかも知れないがーーというより元々そのつもりで来た。


 けど、彼の説明は私の予想とは少し異なった。


「・・・手短に行こう、君は黒い突然変異種の魔物モンスターについての噂は聞いたことあるかな?」


 黒い突然変異種。


 ここ最近、冒険者のパーティの中で時々話題にされる、今まで見たこともないような黒い姿形をしていて厄介な強さを持つという魔物モンスターが密かに人を狙っているという噂だ。


 ーーけど、あくまでその話は風の噂で聞いた程度で本当か嘘かどうか分からないし、あまり詳しくはない。


 どうせ話の種にと暇な冒険者が作った話だろうと思っている。


 何故、今その話を?と私は不思議に感じたが


 ーー知っていることには違いないので私は頷く。


 支部長は納得したように。


「・・・ふむ、やはり君も知っている通り噂程度にはなっているか」


 と、一時置いて彼は


「実はその噂は作り物だと思われているがそうでははなく・・・事実なのだよ」


「・・・事実、ですって?」


 動揺を隠せないライネ。


 其れもその筈だ。


 今まで噂だと思われてきた話がーーー事実。


「・・・それって」


 つまりは人を目的として襲うような凶暴な魔物モンスターが実在し、近辺をうろついてるということだ。


「うむ」と、彼は続ける。


「その黒い魔物モンスターの情報をギルド側が手に入れたのは先月、魔物モンスターが出現したと報告を受けるその度、密かに高位冒険者を収集し討伐に向かわせる。・・・この情報が漏れることの無いように色々工面はしたが、やはり噂程度にはなってしまうみたいだな」


「困ったものだよ」と彼は小さな溜息を吐き出す。


 一部の者達にしかそれが存在するという情報が与えられてないーーーこの情報がギルドによって隠蔽されていたのはそれから発生される混乱をきたさない為であると考えられた。


 しかし、疑問もある。


「・・・その、魔物モンスター達は一体何なんですか?」


 噂されてる黒い魔物モンスター


 今までのアルベールの口振りからギルド側はそれに関して何らかの情報をもっているのは確かだ。


 ーーだとすればライネはそれを知る義務がある。


 ーーー彼はそんな彼女の質問に答えるようにさらに話を続ける。


「・・・ギルド側ーーというより私はこの一連の魔物モンスター達は自然発生したものではないとしている」


 ハッ、としたようにライネは気が付く。


 いや、今の話を聞いていて黒い魔物モンスターは通常の魔物モンスターと比べておかしいと思える点は幾つかある。


 ーーその最たる疑問として


 どこから出現しているのかだ。


 ーー通常、魔物モンスターが出現し存在するには魔素が必要だ。


 魔素は大気中にありふれて存在し、それが何らかの理由によって一つの場所に集束するとーー魔素溜まりが出来る。


 その魔素溜まりの大きさによって魔物モンスターの強さや数、凶暴性などが決定し、稀に突然変異種が現れることもあるが、どんな魔物モンスターであってもその発生と進行は比較的緩やかだ。


 いくら魔素溜まりが大きいモノだったとしても魔物の発生する速度が早すぎると。


 ーーつまり今回の突然変異で自然発生したと彼女が思った黒い魔物モンスターは人為的なものということになるのだろう。


 そうだ、と彼は一言句切り。


「ーー君の遭遇した蟷螂と黒い魔物モンスター達についてだが、恐らくは同一のある存在から生みだされたモノであろうな」


「同一の存在?」


 ーーつい、ライネは聞き返してしまう。


 ギルドが手を焼いている黒い魔物モンスターと自分が遺跡で遭遇したあの巨大で凶暴な蟷螂がーーー同一の存在から生みだされたモノ。


「・・・その存在とは?」



 私は質問をするばかりであったが、それを何とも思えないほど今の発言は洒落になっていない。


 しかし


 彼は困ったようにただ一言。


「・・・わからん」


 分からない?


 ギルドが?


 漠然とした不安が胸の中に広がりライネはぶるり、と軽い身震いを起こす。


 それは。


 それはもしも、だ。


 最悪の可能性を考えるならば。


 仮に一連の魔物達を統べるその存在が全てをこの街へ向け、墜とそうとするならばーーー


 ロイネリアはどうなってしまうのだろうか。


 ーーー少なく無い被害は避けられないだろう。


 俄には信じられない話だった。


 しかし、ギルド支部長マスターが直々に自分にこの秘匿されているであろう情報を話しているのだ。


 冗談でも嘘でもない。


 危機的状況かも知れないのだ。


 ーーそんな私の考えを読んだのか


「この話は一部の限られた者達しか知らない。・・・事情が事情だけにな。それと君が気にしている街の防衛に関してだが、領主と貴族の私兵団以外に王都の直属騎士団にも動いて貰うよう頼んである」


「!」


「・・・とは言っても、騎士団が街に到着するのは5日後になってしまうがな」


 王都の直属騎士団。


 その言葉を聞いて私の焦りは多少冷静になる。


 ・・・だけど、5日。


 この期間の間に魔の手が伸びて来るとも限らない。


 悠長に構えている暇はない。


 と、そこで扉がノックされる。


「失礼します」


 入ってきたのは先程、私をこの部屋まで案内した秘書らしき女性だ。


 女性は支部長へそっと耳打ちする。


「何だと!?それは確かか?」


 彼は露骨に顔をしかめ、その報告の是非の確認をとった。


 この距離からでは小言は拾えないので、私は支部長が話すのを待つしかない。


 重苦しい雰囲気が流れ、不安になってくる。


 秘書らしき女性が出て行った後、支部長は話し倦ねるように口を開き始める。


「・・・落ち着いて聞いて欲しい」


 私は気を引き締める。


「はい」


 次の彼が発した一言は私を動揺させるのに充分だった。


 パルゾム遺跡は・・・敵の手に堕ちた、と。



























 ーーーーーーーーーー















「はぁぁ・・・」


 自分でも呆れるような盛大な溜息。


「どうした嬢ちゃん!溜息なんか付いて」


 と、私に威勢のいい声を掛けてくるのは道具屋の主人だ。


 ・・・嬢ちゃんと呼ばれるような年じゃないのに。


「・・・ちょっとね」


 今はそんな曖昧なことしか言えない。


「そうかい!じゃぁそんな元気のない嬢ちゃんには一本おまけだ!」


 と、下級回復薬ヒールポーション私に投げる店主。


「わっ」


 半回転しながら向かってくる薬瓶を危なげなくキャッチ。


 ・・・というか客に向かって投げるようなモノじゃないのに、と呆れ顔で店主を見た。


 彼は私と目が合うとニヤリとした表情をし


「やっぱ嬢ちゃんはさっきより今の表情の方がよっぽどいいぜ!」


「・・・」


 どうやら彼なりに元気付けようとしてくれたみたい。


 ・・・というよりそんなに酷い表情をしているのだろうか。


 だけど、おかげで多少気は紛れた。


 私は気合いを入れ直すと、店主に礼を言い、街道の人混みに紛れ込むようにしてその場を去る。


 支部長からパルゾム遺跡が敵の手に渡っているという事を直に聞いたとき、最初は何かの聞き間違いと思えるほど衝撃的だった。


 ーーー遺跡は既に黒い魔物モンスターが多く蠢いている魔窟だというのだから。


 のんびりなどしてられない。


 ーーー出来る限りの準備はしなくては。


 しかし、その前にすべきことがある。


 私としてはこれは重要だ。


 街道の人混みをすり抜けるように通ると、いつものように近道のため裏通りを使う。


 偶にゴロツキが屯していることを除けば目的地までは充分なショートカットになる。


 右へ左へとやや複雑に入り組み、ちょっとした迷路のような狭い裏道を通るとまた表通りである街道へと出る。


 しかし、先程の街道とは違うのは人混みがなくーーーまばらに通行人がいる程度。


 それも当然、ここは比較的治安がいい商業区とは違い貧民層である下町に近いところである為だ。


 しかし、この地区にもし住むとしても自分としては案外不便と感じることはないと思う。


 確かに商業区よりは警備兵ガードの守りが少ないし、下町に近いため外出する際は安全面で気を遣うことが多いかもしれないが、この辺りは探せば空き家が意外と多く、またその家賃なども他に比べれば破格の値段できちんとした物件を見つけることが出来る事も珍しくないため、腕っ節の強い冒険者などは物件を即決で借り受けることがままある。


 まあ、その腕っ節の強い冒険者のカテゴリーに入るライネもこの辺りで過ごす分には不便に感じることはなくともーーー自分は商業区にある「眠り猫」という宿に宿泊しているので関係のない話ではあるのだが。


 この地区のある一角、やや薄汚れてはいるがしっかりとした造りの家の目の前でライネは静かに立ち止まり、静かにノックをする。


「・・・はい、どちら様でしょうか」


 そう言う女性の声がすると程なくしてスーッと扉が静かに開けられ、外の来訪者を警戒するように扉を盾にするようにして窺う視線が向けられる。


 これはいつも通りの反応。


 私は穏やかな声で安心させるように


「私です、キリアさん」


 外の来訪者の声を聞きそれがでライネであることにに気付くと、その女性の警戒する気配が柔らかくなり


「・・・ライネちゃん?」


 と、直ぐに扉を開け私の姿を確認すると穏やかな声で微笑む。


 キリアさんはあの子ほどじゃないけれど相変わらず痩せていた。


 お元気そうで何よりです。という言葉は掛けづらいので「こんにちは」とわたしは一言。


「こんにちは。よく来てくれたわね!あの子も貴女に会いたがっていたのよ。・・・さあ上がって」


「わっ」


 キリアさんはグッと、私の腕を掴んであの子の部屋へと案内しようとする。


 しっかりとした確かな力なので引っ張られるような感じになるが私はそれを軽く押しとどめて


「あっ、あのっ!」


「どうしたの?」


 私がそう言うと動きを止めクルリと首だけをこちらに向けてにこりと微笑むキリアさん。


 美人だけど、痩せているのと首だけをこちらに向けているその体勢でその微笑みが少し怖い。


 見た目よりは元気なのかもしれない。


 そんなことを考えながら私は小綺麗な箱を差し出す。


「・・・これ、お土産です」


「まあ!・・・・・・って本当にいいの?」


 キリアさんはその箱にあるマークを見てそれが何なのか直ぐに確認すると申し訳なさそうに私に問いかける。


 この箱に入っているのこの街で最も人気のある料理店のケーキであり、外箱にあるマークはその店を示す独特の紋様が描かれている。


 ーーー実はこのケーキ、いつもその店では午前中には必ず完売になってしまうほど人気のケーキであり、このケーキを食べてしまうと他の店のケーキでは物足りなくなってしまうほどの美味しさらしい。当然それに見合ったように値段も張る。


 キリアさんはそれを気にしているのだろう。


「・・・苦労して手に入れてきましたから」


 と、私は箱を差し出す。


「・・・でも」


 彼女は渋るように箱を見ている。


「・・・私一人で食べるより皆で分け合って食べた方が美味しいでじゃないですか、それにきっとあの子も喜びます。受け取って下さい」


「・・・ライネちゃん」


 私はそう言うと、彼女に箱を受け取らせた。


 キリアさんの眼は潤んでいた。


 ・・・こんな事で感動してくれるなら、持ってきた甲斐があるわ。


 すると彼女は「あの子にも伝えないと!」と行き勇んで再び私の手を掴んで引っ張り出したが、私は「分かりますから大丈夫です、落ち着いて下さい」とやんわり断ると、「お茶とケーキの準備をしているからあの子の部屋で待ってて」といい再度礼を私に言い奥へと行ってしまった。


 ・・・元気そうではないのは演技ではないかと思ってしまうくらいに。


 私は「お邪魔します」といい、扉を閉め、廊下を歩く。


 人の家なので静かに音を立てずに歩く。


 これは私の癖だ。


 目的の部屋の扉の前に付くと、私は心を落ち着かせるため深呼吸する。


 コンコン、と私はノックをする。


「どうぞ」


 とややか細い声。


「私よ」


「・・・ライネ!」


 静かに扉を開けると、其処には輝くような笑顔をたたえる少女がいた。


「会いたかった!」


 勢いよく抱きついてくるので私は衝撃を与えないように受け止める。


「リミア、寝てなくちゃ駄目でしょう」


「・・・私、大丈夫だよ?」


 と、言いつつも彼女の足が微かに震えているのがライネには手に取るように解る。


「・・・」


「あっ」


 リミアを素早くお姫様だっこし、ベットへと寝かせる。


 彼女は見るからに虚弱なので安静にしていなければならず、自分で外へ出ることが出来ない。


 そのため冒険者という職業柄、色々な場所を見て回るライネはリミア本人たっての要望から、この家に来訪する度にその話題を話し込むのが常となっている。


「・・・リミア、あの花のことなんだけれどーーー」


「持ってきたの?」


 眼をキラキラさせるリミア。


 あの花、と言うのはダンジョンに咲くというより生成される魔結晶で出来た花だ。


 魔結晶。


 それはダンジョンが膨大な魔素によって構成されたり、維持する際に放出されその魔素が余分に残る事があるが、その魔素が時々美しい結晶を形作ることがあり、それを魔結晶と呼ぶ。


 魔結晶で出来た花は結晶花と呼ばれ、元々普通の花が魔素によって変異し硬質化したものであり、ダンジョンでは中々お目にかかることが無いが、美しい輝きを持ち、そのままの形を持ち続けるという。


 ーーーこの結晶花を見せてあげる。と高位の冒険者らしくリミアと約束したのが4日前。


 私はその後、リミアの喜ぶ顔が見たくて直ぐにこの街から近場であるダンジョンであるパルゾム遺跡に潜った私は、結構な時間をかけて結晶花を探したが見つからず、突然、巨大な蟷螂みたいな黒い魔物モンスターに襲われ、魔力を使い果たし、更に回復薬等が入ったポーチも落とし、逃げ帰る帰り道にゴブリンの大群に襲われていた所を彼ーーーワタルに助けられた。


 という散々なことを思い出して私は苦笑する。


「?どうしたの?」


 キョトンとした顔でリミアは私を見つめてくる。


「・・・なんでもないわ」


 と、私は気を取り直し


「・・・もう少しだけ待ってて、必ず取ってくるから」


 そう言いながらリミアの頭を撫でる。


「うん!でも無茶だけはしないでね?」


「心配ないわ」


 無茶だけはしないという言葉に一瞬私はドキッとする。


 その動揺を隠すかのように


「・・・そういえば、リミアに美味しいものを持ってきたの」


「美味しいもの?」


 彼女は不思議そうに私を見る。


 と、丁度よく部屋の扉が開かれケーキとティーセットを持ったキリアさんが入ってくる。


 勿論、私はキリアさんの動きを事前に察知している。


「リミア!ライネちゃんが最高に美味しいケーキを持ってきてくれたのよー!」


「え?本当!?」


 リミアが嬉しそうな顔でこちらをを見るので私も笑顔で頷く。


「ほら、リミア。ライネちゃんにお礼を言わないと」


「うん!ライネありがとう!」


 その和気藹々とした二人の明るい雰囲気を見ていると私も幸せになってくる気がした。


「さあ、早く食べましょ!」


 キリアさんは若干我慢できない様子だ。


 そんなに慌てなくてもケーキは消えないのに。


「おいしー!」


「!!」


 リミアは実に美味しそうにぱくぱくとケーキを平らげた。


 キリアさんに至っては声も出ないほど美味しかったのかもったいなさそうに大事に食べていた。


 私もそんな二人を微笑ましく見ながらケーキを一口食べる。


 美味しい。


 確かに最高のケーキと言われることはある。


 が、そんな幸福な私の脳裏には淡い不安が湧き起こる。


 その理由は簡単だ。


 ーーーこの街に危機が迫っている。


 ライネは支部長にそう聞かされた。


 ーーーそして最悪のパターンを想像し


 その思考を振り払う。


 そんな事はさせない。


 この街を護らなければ。


 と、私は二人を見て密かに覚悟を決めた。






忙しくなってきたので今月はあと2,3話投稿できればいいかなと思っています。

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