5月 学校生活2
1組 雷麦のところ。みんないいやつ、、、雷麦がみんなをいいやつにした。
2組 今のところ情報無し(考えてない)。
3組 柔道部の鈴木をいびってイキっているやつがいるところ。そいつが中心。
4組 あんまいいやつが居ない。ここにもう1人重要人物を入れるつもりだ。
5組 鈴木がいるところ。みんな子供っぽいいじめをしてる
今日は待ちに待ったかは賛否両論分かれる運動会だ。俺は、別に普段そこまで運動する訳じゃない。日課?あれは別だ。染みついた習慣というだけだからな。実際、俺は50メートル7秒台前半という何方かと言えば速い方というレベルだ。俺はまだ普通だ。異常なのは、トムと雷麦だ。トムはその脚力を生かして、3秒台後半とかいう意味わからないタイムを出しているし、雷麦だって、足の回転が遅いとか理由をつけた上で、4秒台前半という現実ではないタイムを出している。、、、逃避したいが、向き合わなければならない。これは現実だ。
「ガーッハッハッハ!なんという快晴!絶好の運動会日和じゃないか!」
「イェア!なんてワンダフルな青空!雲ひとつない!ライムギサンの心が澄んでいるからデスネ!!」
「ガッハッハッハーッ!よーく分かってんじゃねえかトム!だが、それだけじゃない!!」
「トイウト?」
「みんなの心も澄んでいる!そうだろみんな!!」
「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」」」」」」」」」」
、、、なんという団結力。こちらのクラスも見習って欲しいものだ。
最初の種目は、リレーだ。まあ、語るまでもないよな。雷麦のクラスの奴らの団結力がすごくて、3年1組の雷麦のチームが圧倒的一位だったよ。トムと雷麦が同じチームだなんてバランスがおかしいとしか言いようがない。2位の3年4組の人たちも、月がチームだからとても頑張っていた。俺ら?最下位だが?
種目は次々と変わっていく、徒競走、応援、大縄、と午前の間にも順調に進み、午後のダンスだが、
「月ちゃんの年に一度のダンスをしてくださる姿だ!目をかっぴらいて、一瞬の動きも見逃さないようにするぞ!」
「ふっ、我ら月様親衛隊の数少ない出番でやんすね。」
「ばかが!月教信者だろうが!」
「な訳ねえだろ!親衛隊だ!」「月教に決まってんだろ!」
「でゅふw。みんな甘い甘い。拙者はこの日のためにビデオカメラを用意したでござる。何度も鑑賞するでござるよやんす殿。」
「何?ちみも?当然うぬも持ってきてるでやんす。」
「な、なん、、だと、、、?」「あとでそれを分けてくれ!!」「1万、、、いや、2万出す!」「俺は5万だ!」
「ほんっとに男子達ってキモいよね。」「それな」「こいつら月ちゃんに近づけさせるわけにはいかないね。」
男子の一部は、このようにビデオカメラまで持ってきて撮影する者までいるが、女子は逆に月を男子から守ろうとしてくれている。その男子の中に俺もカウントされているのは解せないが。
月は、助けを求めるように俺を見るが、俺は首を横に振る。俺には何もできん。頑張って踊れ。そうしていると、教頭先生が生徒たちの近くにやってきた。
「お前らぁ?なにしてんだ〜?」
その様形相はなんというか……呆れに近い表情で歩いてきていた。
「げっ!!教頭!!」
「見つかったら1番やばい人に見つかってしまったでやんす。」
「さ、作戦タイーム!!!」
当然そんな作戦タイムなど教頭先生が待っているわけもなく、教頭先生はカメラの前に堂々と立って、話しかけていた。
この教頭先生、1番まともと言っても過言ではない。禿頭なので、生徒によくそれをいじられているが、言うなれば波平の一本を抜いたような人間なので、横には毛がある。ダメなところは怒鳴って怒ることもあるのだが、そうでない時は、優しい笑顔を向けてくれる。不良と呼ばれている俺にも偏見を持たずに接してくれているので非常にありがたい限りだ。そして、月にカメラを向けている男子せいとたちに怒りの形相を向けている。
「いいか?今お前らがやっていることは盗撮という立派な犯罪なんだぞ!やっていいこととやってはいけないことくらいの区別はつけろ!」
うーん。まとも。男子たちは反省の兆しはなく、教頭はさらに言葉を発そうとした。だが、思わぬ援護射撃があった。保護者の視線が教頭に向き、教頭先生に保護者の援護があったのだ。それだけではない。女子からも、やれきもいだの、やれもっといてやれ禿げ先生だのと、男子の立つ瀬がないようだった。
「お前らの行動がこの運動会全体に迷惑をかけているんだからな。しっかりと反省しろ。あと、お前らこれは不要物だから没収だ!!」
「「「「「Noooooooooo!!!!!!!」」」」」
なぜこいつらはこういう時に限って団結するのだろうか。……俺?俺は母さんが動画役、父さんが写真役で毎年毎年倒産が何百枚も取っているからな。家で録画しているのを見ている。
月視点
ううっ///みんなの視線を感じる、、、。なんか私だけ衣装を短くされちゃってるし、、、、。恥ずかしいよぅ。
月は恥ずかしさで悶絶していた。
ズボンは太ももの半分よりも短く、服もお腹が出るような衣装になっている。、、、
お腹出る衣装なのは流石にそこは女子はみんな統一なんだけど、、、。なんかクラスの人たちに問い詰めたら、みんな目を逸らして答えてくれなかった。この状態でポンポンを持って踊るというのは少し、、、いや、かなり恥ずかしいっっ!!でも変更したくとも衣装渡されたの今日なんだよね、、、。お兄に助けを求めたんだけど、首を横に振られた。う、裏切り者〜!!
そういうわけで、ビデオカメラを持ってきて教頭先生に怒られている人たちの少し離れたところで、恥ずかしさを我慢しながら踊ったのでした。(´-ω-`)オワッター
龍之介視点
順調?にプログラムは進行し、最後は借り人(借り物競争の人版)競争だった。最初にやるべきではと思ったが、口には出さないでおいた。最初に雷麦が夏が似合いそうな男というお題をひき、1人で走っていって、それは〜!!この俺だーーーっっ!!!!!!と言って会場を沸かした。しかもそれが通った。、、、借り物とは?
次にトムが、尊敬している人で、雷麦を連れてきた。ちなみに、他の人も雷麦に用があったようだ。笑顔が似合う人、活力のある人、好きな人、等等である。
3回目も、雷麦は大人気だった。大半が雷麦で解決するのである。
4回目は月がでた。月はお題を見て、少し難しそうな顔をしたあと、俺らのクラスの方にきた。俺らのクラスの中で、月が知っている人なんていたかな?と考えていたら、俺のところまできて、腕を引っ張ってきた。
龍之介「どうした?」
月「お題に当てはまるのお兄だったから。」
なんだろうな?と思いつつ向かう。そしてお題の内容が明かされた。
“かっこいい人“
そう書いてあった。
俺が、かっこいい?そこに疑問を抱いたし、審判も悩んでいたが、月が意見を変えなかったために通してくれた。月の隣で走るからか男子の妬み嫉み僻みの三拍子のこもった視線を家に帰るまでずっと浴びる羽目になった。なんだ?俺が助けなかったことによる意趣返しか?
問題はありつつも無事、運動会は終わった。




