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零烈讃歌  作者: 茉莉花
第1幕 腐敗と再生
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1-3 荒廃した未来都市「ミザリータウン」

ミザリータウンは、何度再建しても廃れていく謎多き街。

しかし、技術力はどの街よりも優れていた。

他の街、いや、他の国が喉から手が出るほど素晴らしい宝が眠っているという。

この街を治めているのは「心痛の神」セヴロン。

彼は1年前に神座についたばかりで、現在の神の中で最も新入りなのだ。

セヴロンの能力は「触れたものの腐敗」。

廃れていくこの街は、彼の呪いのようなものかもしれない。


ミザリータウンは、かろうじて人が住める街だ。

裕福な暮らしはできないが、衣食住は最低限保障される。

そのため、黒耀街の借金取りから逃げてきた者や、アジームシティの過酷な学業から逃れてきた学生など、様々な人が住まう街となっている。

神であるセヴロンは来るものを拒むことはない。

しかし、ミザリータウンの住人は神を恐れる。

神に触れられれば、命はないからである。

もし触れられたなら、体が徐々に腐敗し、この地の固くひびの入ったコンクリートと一体化するだろう。


そんな神にも、ヴィレオンとシアンという側近がいる。

ヴィレオンとシアンという

ヴィレオンは、植物を操る能力を持つアンドロイドである。

シアンは、花火を操る能力を持つ銃火器好きの変わり者だ。

この街の人々は、彼ら3人を嫌うことはない。

ただ、恐れているだけだ。

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