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雑談  作者: waterflea
第一章
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1.公権力による性器切除の強要が違法とされた事件が多いようだが、①性器を切除していなくても使えていない、②同性からは性器を使うことを妨害された、③異性からも性器を使うことを妨害された、④歯科で親知らずの抜歯を幾度も勧められた、等の事案もあり、なんで最初から違法だって分かんなかったのよ!?、と強く臨むことは私には出来ない。

2.家族法に関して、女子の再婚禁止期間は最近まで6ヶ月で、離婚後300日までに生まれた子は前の夫の子、結婚後200日以後に生まれた子のみ今の夫の子と推定されていた。これも、何やら曖昧な基準であったようだ。何せ、離婚後100日してすぐ結婚しても推定される父は被らないのに、もう80日程度待たねばならないし、そもそも、離婚直前に性交出来るほど仲良いなら離婚せんだろ、ということがある。こういう主張を認めて、まずH27に再婚禁止期間100日超過分違法との判決が下され、次にR6改正民法で、今結婚しているなら、離婚から300日経っていなくても、結婚したその日に生まれた子でも、今の夫の子と推定することとされた。これは合理的な判断である。では、なんで最初からそういう制度にしなかったのよ!?、という意見に対してであるが、互いの家のために離婚するが、本人達には特に希望は無いので、離婚の日に最後の性交を行った、というようなことも、個人主義が今ほど強くない時代にはあり得たのかもしれない。6ヶ月というのも、その家制度云々が絡んでいたのだろう。

3.夫婦別姓については、そういう民法の制度だから、という論理があるらしい。いや、別姓の強要によりアイデンティティに関する制約を受けているのだから制度云々の問題ではなく法益或いは権利の問題だよ!?、という向きもあるだろう。私は、こちらに意を同じくする。反対派の考えとしては、その程度のアイデンティティ制約は其処ら中にある、何も歴史に根を張る巨大な民法の制度を変更しなくてもいいぢゃないか、というものだろう。

4.民法は同性婚を認めるべき、との判断が下級審で複数なされている。国際的には結構認められている、というのが肯定派。家族制度の激変抑止というのが否定派。

 専制政治が行われているのであれば、いずれの制度にしても、個々の人民が従う謂れは無いと歴史が語っている。しかし、民主政が行われている以上、いずれの制度も、人民自らが作ったものなのだ。或いは、作れるものなのだ。故に、最初から全く合理性を欠いているということは滅多に無いはずだ。それは、もはや事故と言うべきだから。ただ、時代の変化により、緩和されても良い制約が現れてくる。そこに自由が入り込んで居場所を押し広げれば、以前合理的だった制約も不合理なものとなることがある。合理的という概念には幅がある。最良という意味ではない。人民は一人一人個性があり、全員が合意出来る制度は、誰かにとっては限界ギリギリの制約をかけている場合があるから。故に、そうした制約下にある者は、別のところで疲労を癒さねばならない。自分にとってのみ最良となる制度を探し出せれば元は取れる。

 では、私は、上記1~4について法的にはどう考えるのか。

 どれも違法と考える。なぜなら、それのみによる実害があまりなさそうなのと、公権力が積極的に口を出す事柄ではないからだ。そうしたい人がいるなら、彼彼女の自由は認めるべきだ。そして、何か害が発生しそうなら、他の制限をかければいい。そうした別個の制度を作ればいいのだ。届出、罰則、公表、etc.。1.については、性器が誰についていようと、それほど問題ではない。パンツの下には誰も興味など無い。寧ろ、男子と女子の区別で重要なのは、立ち振る舞いと服装、髪型、肌、睫毛、匂い、といった事柄である。パンツの下に何があろうと、美しい女性は美女なのだ。美しい男子は美男なのだ。3.については、古代ローマ法は、家父長制だったし、家父長のみが公民権と完全な私権を享有しており、妻、娘、息子、奴隷は、謂わば会社の従業員のような権利能力しか持っていなかったと思う。現代は権利能力平等であり、出生から死亡時まで全員が同質の私権を享有している。公民権も一定の年齢に達すれば全員が同質のものを取得する。現代の民法は両性の本質的平等に立脚し別産制の個人主義的な家族像を有している。確かに子育てという重要な役割があるが、保育園から大学まで社会制度が行う部分も大きい。正直なところ、夫婦同姓は、性的な奔放さを封じることくらいにしか役立たないのではないかと思う。性的な奔放はどんな弊害を生むのか。怠惰な風潮だろうか。嫉妬や裏切りの助長による治安の悪化や経済の停滞だろうか。仮にそうであるなら、人民は自発的に同姓を選ぶのではないか?4.については、家族の役割として、孤独を埋める、互いに助け合う、等、生活や健康、安全の為に重要なものが多々ある。家族なきところに本当に安全な就労は難しいとさえ思う。故に、家族を築く自由は侵されてはならない。

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