第15話 ゾンビを喰らうゾンビ
第15話 ゾンビを喰らうゾンビ
(ナ):ゾンビは基本的に同じようなものだが、
時には突然変異のゾンビが誕生する。
これは渋野木にも予想出来ていないこと。
長く移動すればするほど突然変異のゾンビと
遭う可能性は高くなる。今回のゾンビは
その一種。
(貴):??あれって一体何だ?
(戸):あれってゾンビじゃないの?
(龍):ありゃ共喰いしてるな。
(貴):共喰いなんて普通ありえないですよね。
(戸):そうだよな。
(龍):まあ、あいつは特異種かもな。
(彩):へぇ〜。あんなの居るんだ。
(ね):彩華先輩、そんな悠長な。
(の):まあ、しょうがないじゃない?
(彩):そうよ。焦ったって仕方ないわ。
どうせ貴哉くんがやってくれる。
(貴):まあ、やるしかないですよね。
共喰いゾンビ(?):ヒト?ニンゲン?ドッチ?
クエバドウデモイイ。
(貴):普通に喋ってる。(ゾンビによって
知能が違うのは前にいたから分かってるが、
ここまで知能が高いのは初めてみた。)
(戸):お、おい。貴哉くん、今回は
やばいんじゃないか?
(龍):言葉だけじゃそんな事ない
じゃあないか?
(戸):ゾンビを喰べるなんておかしい。
(貴):やってみるしかない。
共喰いゾンビ(?):オレ、カンフーデキル。
ヒトハカテナイ。
(貴):何だって?(カンフーって本当かよ。)
(戸):やっぱりやばい。
(龍):俺が助太刀してやるよ。
(戸):勝てないって。
(龍):やってみなきゃ分からないじゃあ
ないか!
カンフーゾンビ(カゾ):ホアチャ、ホアチャ。
(貴):(動きはそんなに速くない。でも動きが
読めない。)こっちも行くぞ!おらぁ!
(龍):喰らえ!この俺の竹刀を!
(カゾ):ヒ、ヒィ。ハァハァ。ツカレタ、
ツカレタ。カエル、カエル。
(龍):おい!巫山戯んな!逃げんじゃあねぇ!
(貴):(マッハガン!)[高速で移動してゾンビの頭を殴る]
(カゾ):![頭が吹っ飛び斃れる]
(龍):おいおいおいおい、そんな技あるなら
早く出せよ。
(貴):出したいですが、出せば[外れた腕を
つける]こんな風になるのでここぞという時にとってあるんですよ。
(龍):そ、そうか。そりゃあ仕方ないよな。
ありがとうな。
(貴):いえいえ。
(戸):貴哉くん、今のは一体なんなの?
(貴):ああ、何というか、あれですね。
諸刃の剣?的なやつです。
(戸):諸刃の剣か、そうは見えなかったが、
そういうなら、そうなんだろうな。
(彩):倒したみたいですね。
(ね)(の):流石先輩です!
(愛):何か大きい音が聞こえた気がしたけど
大丈夫?
(貴):大丈夫だよ、まなお姉ちゃん。
(紗):たか兄なら、大丈夫だよ。
(愛):なら、いいか。
(龍):さて、移動しますよ。今度は俺が
ドライバーだな。
(戸):迫間谷さんの運転ってなんか安心
するんですよね。
(龍):そうか?まあ、いいか。とにかく
行くぞ。
(龍以外):おー!
(ナ):さて、謎のカンフーゾンビが登場し、
驚きましたが、貴哉の技にも驚きましたね。
そして、渋野木の研究所まで後11800km。
次回2115年に生きる者たち第16話、
刑務所。
第15話 完




