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第19話:悲しみを乗り越えて(1)

「この男を倒して能力を解除させたが、すぐには大地に戻らないか・・・仕方ない他の奴らを捜すにはまだ時間がかかる。まずはこいつだけでも組織の方に連れて行くか」


そう言うとアースは、大地に戻った部分でまた蛇を作り出すと、ヴァンと一緒にそれに乗りこの階層の端の方へ向かった。


そして、大地の蛇が上空に伸びていくのを迷宮の中から見ていたロードと拓也。


「能力は使わず突き抜けましょう。幸いにも貴方のお仲間のおかげで楽に進めます」


辺りを見て拓也も大体理解していた。


この状況を作り出したのがヴァンだということ・・・。


おそらくという段階だが、ミナモとモエは無事に逃げ切れたのだろうということ・・・。


そして、先ほど見かけた相手にヴァンが倒されたのだということ・・・。


「冷静ですね・・・と言うのは失礼かもしれませんが」


そう告げたロード。


「俺の責任だからさ・・・こんな状況を招いたのは」


そう言った拓也。


「君はやるべき事をやり、今僕と行動している・・・僕はシルヴァから君達のことを託された・・・シルヴァは君の中に何かを見た・・・きっと今の地下世界を変える何かを・・・」


そう述べるロード。


「ロード・・・もう一度回復の弾丸を・・・そしたら全力でミナモ達に追いつく・・・」


そう告げる拓也。


「わかった・・・」


静かに了承の返事をすると、ロードは拓也にもう一度回復のエネルギー弾を放つのであった。


その頃ミナモとモエは無事に次の階層への入り口に到着していた。


(次第に鉄になった大地が元に戻り始めてる・・・ヴァンさんは・・・)


少し悲しそうな表所を見せるミナモ。


「ミナモさん、これからどうするんですか?」


そう聞いてきたモエ。


「待ちましょう。これ以上私達だけで先に進むのは危険だから」


そう考えるミナモ。


だが、ミナモ達は気付いていなかった。


ミナモ達を見ている視線がある事を・・・。


「さすが元・組織のメンバーだな」


そう言った拓也。


「これくらいなら問題ないですよ。それより道が出来ているとはいえ、この階層には能力者以外にも組織の人間がうろついているはずですから・・・気をつけないと」


そう言うロード。


「ミナモ、モエ・・・」


仲間達のことを思い、走るスピードを上げる拓也なのであった。

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