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第13話:磁力の戦士・VSシルヴァ(1)

翌日。


だいぶ地下での生活が慣れたからなのか、気持ちよく目を覚ます拓也。


「それはそれであれだな…」


そんな事を考えながら外に出る拓也。


「今日も戦いだな…」


そう言う拓也。


「よく眠れましたか?」


と、後ろから声をかけてきたミナモ。


「一応な…モエとヴァンは?」


「モエさんはまだ寝てますけど、ヴァンさんはすでに準備を始めてます」


「そっか…まぁ、元々ヴァンが戦い挑んでたんだからな…とはいえ俺達も通らなきゃならない場所だ…なら、一緒にってな」


そう言う拓也。


「よう、お前達も朝から早いな」


そう言いながら姿を見せるヴァン。


「お前こそ…今日が勝負だからな」


「あぁ、俺にとってもお前にとってもな…さっき炎少女も起きてきたぜ…じゃあ朝食にしようぜ」


戦いの前のちょっとしたゆっくりできる時間。


拓也達はじっくりとその時間を楽しんだ。


「よし、そろそろ行こうぜ…準備はいいな?」


拓也達に尋ねるヴァン。


「あぁ、問題ないぜ」


「私も頑張ります」


そう言う拓也とモエ。


そして、ヴァンの案内の元シルヴァの待ち受けるこの街の下階層へ行ける方の出入り口へと向かった四人。


「来訪者か…と、またお前か…ヴァン…」


「あぁ、だが今回はこの前とは違うぜ」


と、シルヴァはヴァンの隣にいる他のメンバーを見た。


「…お前が連れてくるという事はこいつらは能力者か?」


「まぁな、一人を除いてだがな」


そう言うヴァン。


「何人能力者を連れてこようとも…本部関係者ではない者を通す訳にはいかない」


と、シルヴァの周りに鉄の刃が浮遊していた。


「金属が…」


「あれがシルヴァの能力【磁力】だぜ」


そう告げるヴァン。


「ヴァンから私の能力を知らされているようだが、その知識だけで私に勝つ事が出来るか?」


そう言うシルヴァ。


「知ってても知らなくても…やるしかないからな」


そう告げると拓也は木刀を構えた。


「拓也さん…いつもの刀じゃなくて大丈夫でしょうか…」


心配するミナモ。


「まぁ、仕方ないだろ…あの刀じゃあいつの磁力の餌食だからな」


そう言うヴァン。


「私だって…」


杖を構えるモエ。


そして、シルヴァVS拓也・モエ・ヴァンの戦いが始まっていくのであった。

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