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もう一度、あなたと。  作者: 杉野仁美
第四十四章・虎之助の想い

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番外編・適当組のハロウィンパーティー⑥

 その時、篝が両腕を大きく広げた。


「見て総司!ミイラの呪いじゃ!がお〜!」


 何を勘違いしたのか、篝は獣の真似をして顔の前で爪を立てる仕草をした。その瞬間、篝の包帯がずれる。


「篝!」


 沖田が素早く包帯を押さえた。と同時に、柔らかい感触が沖田の手に伝わる。


(クソッ!//)


「……篝!胸元!」


「??総司何やってんだ?そんなとこで」


 篝は自分の胸元で慌てふためく沖田を不思議そうに眺めていた。


「あなたが包帯をキツく巻きすぎたせいで胸が出そうなんですよ!//」


 沖田は耳まで赤くなりながら、器用に包帯を巻き直す。


「もっときちんと巻いてください!」


「おお!助かる!ここの部分だけ巻き方が分からなくてよ……って総司。お前顔が真っ赤だぞ!」


「誰のせいだと思っているんですか!」


 篝は一瞬ぽかんとしたあと、またあの可愛い顔で笑う。


「ごめんごめん!ちょっと気合い入れて巻きすぎたんだ。直してくれてありがとな!総司」


「……当たり前でしょう」


 沖田は小さく呟いた。


「あなたが、あんな格好でうろうろしていたらと思うと……」


(篝の無防備さは、僕だけが知っていればいいんです!)


「ん?」


「何でもありません!」


 沖田はそっぽを向いた。


 *


 その時だった。


「……まぁ!私は一体、何を着せられたのでしょうか!このようなお召し物は初めてですわ」


やっぱりいいですねこの沖田と篝の二人。

また次も喧嘩してる二人を書きたいですね。さあ次は敏姫様!


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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