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もう一度、あなたと。  作者: 杉野仁美
第四十四章・虎之助の想い

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番外編・適当組のハロウィンパーティー①

今日はハロウィンということで適当組にもハロウィンはやってきます。無心で楽しんでいただけたら嬉しいです!


※虎之助のことは一旦置いときます。

「皆さん!ハロウィンというものを知っていますか!?」


 ある日の夕刻。


 壬生屯所の台所に、おときの元気な声が響き渡った。


 包丁を握っていた小菊は、思わず手を止めた。


「……はろうぃん?」


「はい!なんでも、仮装をして、お菓子を食べたり、皆で楽しく騒いだりする行事なのだそうです!」


「それ、普段の屯所と何が違うんだ?」


 永倉が首を傾げる。


「普段の屯所では、そんなにお菓子は食べられません!でもこの日だけはたくさん食べてもいいんです!」


「それはいいけど、こぎ、小太郎の負担が大きくならないか?」


「そこはときがお手伝いします!というわけで!」


 おときは両手をぱん、と打ち合わせた。


「適当組でハロウィンパーティをしましょう!」


「……また始まった」


 おとめが額を押さえた。


「おとき。あんた、今度はどこでそんな話を仕入れてきたんだい?」


「虎之助さんにございます!」


「また虎之助かい……全くあいつは余計なことしか教えないね」


「お姉様、ひどいです!虎之助さんはいつも有益な情報を黒谷に持ってきてくださるのですよ」


 小太郎が困ったように笑う。


「おときさん、俺は大丈夫ですから。心配しないで楽しんでください。俺も好きなお菓子作りが思う存分できますし」


 こうして、誰も止める者がいないまま、適当組のハロウィンパーティが開催されることとなった。


 場所は屯所の台所。


 そして、最大の問題はーー仮装なのだが。果たしてどうなるのか?


今日一日壬生屯所の台所はハロウィンパーティです。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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