表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もう一度、あなたと。  作者: 杉野仁美
第六章 新撰組と敏姫

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/209

忍び足でサプライズ

シリアスな話が続いてしまったのでほっこり話です。

 会津藩 黒谷のお屋敷にてーー


「ねぇとめ、私気付いてしまったのだけど。聞いてくれる?」


 姫様が目を輝かせて聞いて来た。こういう目をしている時は、大抵ろくな事じゃない。


「ーー聞きません」


「なんで!聞いて!熊さんたちの事なの」


 どうせそんな事だと思った。


「……あの熊二人は姫様が心配しなくても生きていけますよ」


「違うの違うの、心配はしてないわ。ただ不思議だなと思って」


(してないんかい!!)


「……何がですか?」


「あの熊さんたちはあんなに大きな体なのに、足音がしない事に気がついたのよ。足袋に何か仕込んでるのかしら?」


 何だそりゃ。可愛い疑問だね。


「さぁ……」


「それに殿もしないのよ!」


「ぷくく……」


 いつのまにいたのだろう。沖田総司が、笑いながら立っていた。


「沖田さん、いつのまに……」


 この人いつからいたんだ?気配を全く感じなかった。


「さっきから居ましたよ。それにしても、あの二人を熊呼ばわりですかい」


 沖田はそう言ってくっくっともう一度笑う。


「あの二人も殿も、足音がしない特殊な訓練を受けているのですよ。見に行きますか?今日はあの二人も黒谷に来るはずですから」


 初めて会った時から沖田さんはちょくちょく黒谷に顔を出すようになった。


 相変わらず何を考えているかわからない。


 油断がならない男、沖田総司。そしてその気配をもろともしない敏姫様……


「まあ本当に!?ありがとう沖田さん!」


 ねぇ〜なんでそこで素直に頷くかなぁ!?こんなこと容保様に知られたら……


「殿は敏が体験したいことは全部させてやりたいっておっしゃってたわ//行きましょう。とめ」


(嫌な予感しかしないんですけど……)


 私は不安を抱えながらも、姫様に従うしかなかった。


沖田に警戒してるのは相変わらずとめだけです。汗


最後まで読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ