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もう一度、あなたと。  作者: 杉野仁美
第十七章 山猫は人に懐くもの?

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一番の常識人は……

「ハァ……はじめは鈍いなぁ」


 * * *


 俺は永倉新八。はじめに召集され、何故かおときさんの護衛をしている男だ。


 はじめはおときさんのことが好きだ。気付いてないのははじめだけ。


「鈍い?何がだ?」


「おときさんははじめの為に刀を買いに来たんだよ。お前は真剣の書物やら、手合わせしたい人リストをまとめてるだろう」


 二人を見ているうちに、俺の方がおときさんのことに詳しくなっちまって。


「え……」


 そう言って驚くはじめを纏う雰囲気が、いくらか柔らかくなった。


「そうか、おときが……俺の為に……//」


 舞い上がっているはじめをほっぽって、篝はおときさんと一緒に刀屋へ。

 

 総司は店の前。俺は刀屋の近くを警備した。


 総司が言うには、おときさんの方を見てヒソヒソ話をする隊士達の姿を見たらしい。

 

 屯所の奴らは血の気が多く、下の隊士ほど色んな意味で飢えている。


 最近ずっとはじめの書院に通うおときさんの姿を見て、何かよからぬことを企む輩が出てきたのだろう。


 何事もないといいが……


すみません短めでした。

この話では永倉さんが常識人ポジですね。斉藤さんの扱い笑


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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