表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もう一度、あなたと。  作者: 杉野仁美
第十三章 壬生詮議組?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

118/210

屯所の幽霊騒ぎ

ある日、屯所で幽霊が出るという噂が立った。

 会津藩 黒谷のお屋敷 敏姫様のお部屋にてーー


「はぁ??幽霊??」


 私はとめ。新撰組の奴らにはいつのまにか「姐さん」とか「おとめさん」って呼ばれてる。


 壬生屯所に幽霊が出るって話を永倉から聞いているところだ。


「まぁ、屯所でそんなことが……」


「……ふん、どうせ人ですよ。珍しく酔い潰れた永倉さんが吐き気を堪えて屯所を彷徨ってるとかそういうオチです」


 いつのまにか後ろにいた沖田が姫様を怖がらせないように言う。


「なんで俺なんだよ!総司じゃねえのか?色白だし女のふりをして夜な夜な……」


「永倉さん、斬られたいんですか?」


 笑顔のままで沖田は鯉口を切る。


「沖田!黒谷ではダメだって!それに姫様の御前だ」


 迷いなく抜刀しそうになる沖田を私は必死で止める。


「あら、私は平気です。沖田さんとは友達ですから」


 それを聞いた沖田が慌てて刀を戻した。まったく……沖田は姫様の言葉に弱いんだから。


「……ふん//。大体なんで僕がそんな無駄なことしなくちゃならないんですか?そんな事をしてる暇があったら剣の稽古でもしてますよ」


 沖田が馬鹿じゃないの?と言うかのように肩をすくめた。


「よし!『熊二人と問題児』で調査しよう!」


「でもはじめはおときさんに夢中……じゃない、入れ込んで……ゴホンッ、つまり教育中で調査に協力する暇ないと思うぜ?」


「……ぷくく……あの斉藤さんがねぇ……」


 沖田が思わず吹き出した。


「大丈夫大丈夫、あのクソ真面目な斉藤のことだ。きっと参加してくるって」


「まあ素敵、あのおときと熊さんが……」


 敏姫だけがのんびりとしていた。

初夏のホラー回ということで……全然怖く無いと思いますが。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ