表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もう一度、あなたと。  作者: 杉野仁美
第十三章 壬生詮議組?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

108/215

問題児だらけの屯所

壬生屯所の斉藤の書院にて。とめは覚え帳を渡すと、斉藤に姐さんしかいないと言われ…‥

 場所は変わってここは壬生屯所の斉藤の書院。


「はい、これが二人の覚え帳だよ」


 そう言って斉藤に覚え帳を渡す。


「……これは助かった。どのようにして聞いたんだ?」


「普通に聞いただけだよ」


 私の言葉を聞いた斉藤は、しばらく黙って俯いていた。


「どうした斉藤?腹でも痛いのかい」


「……やはり姐さんしかいない」


「えっ?」


 * * *


「新撰組からちょっとした頼み事を解決する班を結成したいって?はじめがそんなことを?」


 台所で洗濯していた永倉が、私の言葉に驚いて顔をあげた。


「『壬生詮議組』だってさ。斉藤はそう呼んでたけど、私は「馬鹿二人と問題児」の方がしっくりくるね」


 斉藤からくすねた三色団子をもぐもぐさせながら私は言う。


「はっはっは!『馬鹿二人と問題児』か!俺もそっちのがいいな!」


 こいつ……馬鹿の中に自分が入ってるってわからないのかい……まあいいけど。


「新撰組の活動は主に京都の治安維持だから、今回のような斉藤の『完全趣味』みたいな件に浪士達を付き合わせるのは気がひけるんだそうだ」


 そんで思いついたのが「壬生詮議組」だ。


 主要メンバーは、斉藤、永倉、そして何故か沖田と私。


「ちょっと待て!浪士達には気を遣うのに俺にはいいのかよ!」


斉藤曰(いわ)く、あいつ(永倉)は主君への忠義も厚いし、新撰組を身内みたいに大事にしてるからって言ってたよ。何より剣の腕前がいいって」


「結局は刀なのか!はじめも大概考え方が極端だよなぁ」


 永倉はブツクサ文句を言いながらも、何故か嬉しそうに洗濯物を干していた。


 さて次は『問題児』ーー沖田総司。


 最初は

「壬生詮議組?何それ僕は絶対参加しません」とか言ってくるだろうけど、まあ何とかなるでしょ。


「壬生詮議組」ですが、屯所でのちょっとした事件を内輪で解決する組ですね。

黒崎のことは後回しです。笑


最後まで読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ