マリ温泉その後
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のろのろ更新ですが、頑張ります。
「うっ、っ」
最近見慣れてきた領主館の自室のベッドの天蓋。
いきなり目に光が飛び込んできて痛い。
体は驚くほど軽いのに、なぜか、頭が朦朧としている。
……あれ?
私、何してたんだっけ?
ガチャッと扉の開く音がする。
「お嬢様……?」
どうやらマリーだったようだ。
「ま、マリー?
ゎたし、さっきまで何をしていたのかしら?」
うまく声が出ない。
「お嬢様、お目覚めになったんですね!
お嬢様は、メスクリウス皇子様をマリ温泉にご案内していたところを賊に襲われて、メスクリウス様をお庇いになり、死にかけたのです!
……覚えていらっしゃらないのですか?」
……っっ!!
そうだ、マリ温泉で急襲されたのだった。
「クリス様は??
ご無事のなの??」
マリーの顔が心なしか曇る。
「メスクリウス様は……」
マリーの顔がとても言いにくそうになる。
「教えて。」
ふぅと息を吸って、マリーが言ったのは……
「全く理解ができないわ。
クリス様が聖魔法を使ったというの?
それよりもまず、クリス様の容体を見に行くわ!」
○*・.○*・.○*・.○*・.○*・.○*・.○*・.○*・
「っっ!」
真っ白なベットの上に寝かされていたクリス様は、本当に痛々しかった。
全身を包帯で巻かれ、点滴を刺され、ベットの横でメスクリウス様の執事、リュシアン様が額の汗を拭っている。彼の顔色も相当悪い。寝ずに看病しているのだろう。
「リュシアン様……」
「っメティーナ様、お目覚めでしたか。
ご無事で何よりです。主人を守っていただいたこと、感謝しております。」
守った……?
結局私を助けるためにクリス様は今、死にかけているのに?
「本当に、申し訳ございませんでした。
今回のこの件は、我が家の領地で起こったことであり、護衛計画を立てたのもフォーサイス公爵家です。どんな罰を受ける覚悟が出来ております。」
私は跪き、ただ、謝罪した。
……私は、聖なる力なんて持っていない。
だから、クリス様に何にも出来ない。
ただ、罪を償うことしか。
また、公爵家の顔に泥を塗った。
「メティーナ様、お立ちになって、お顔をお上げください。
あなたが、フォーサイス公爵家が謝ることなど、本当に何もないのです。
社交辞令ではありません。
むしろ、私が謝罪しなければなりません。」
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マリ温泉の前に一話、投稿します。
投稿できておらず、バックアップに残っていましたm(._.)m




