2日目でーす
どうも、雨音です
文化祭2日目でございますっ
今日は特に昨日回れなかったお店にいこーと思っています
さて、昨日行ってないとこなんていっぱいありすぎてわからないな、どうしよう
「雨音ー!! おーい!!」
「昨日美都と一緒だったでしょ? だから今日は私達と回ろー!!」
あ、弥生と優奈だ
そういえば昨日は途中2人ともいなくなってたな
「という訳で行くぞーー!!」
「いえーい!!」
「ちょっと待ってー!!」
今日もいろいろな意味でちょっと心配になってきたな…
果たして最後までこのテンションについていけるのだろうか
まあそんな事より今を楽しもう、うん。
「私達のクラスはねー」
「喫茶店してるんだー」
「へー、そうなんだぁ」
「覗きにいってみる?」
「うんっ」
優奈と弥生は喫茶店出してるんだなー
そういえば、結局私のクラスって何やってるんだろう…?
なかなか聞くタイミングがなくて聞けてないんだよねー
「ついたよー」
「わー、すごーい」
「でしょでしょ?」
もう高校生がするようなレベルじゃないものが出来上がってるよ
普通にお店として出せそうな感じが…
「入ってみるー?」
「ケーキ美味しいんだよー」
「ほんとっ?」
ケーキ食べられるんだったら入ろうかなーって中もすごっ?!
教室の面影が一切ない…
「晄ー、ケーキ3つー」
「何で風見達が客としてここにいるんだよ!?」
「仕事しなよ、優奈達ー」
「私達は今休憩中ー」
「流李、弥生達に休憩していいよなんて言った覚えないけどなー」
「「いいのいいの」」
まさか弥生と優奈さぼったの?
さぼりはだめだよ! 私も人の事言えないけど!
「はいよ、ケーキ3つ」
「晄そんな無愛想な顔してたら客来ないよー」
「うっせ」
「あっきーの所為で売り上げ減るー」
「あっきーって呼ぶなっ」
仲良いな。そして相手男子なのにからかって遊んでる優奈と弥生はすごいと思う
うちのクラスはそこまで仲良くないからなー
いや、私が知らないだけで仲良いのかな?
「あ、ケーキ美味しい…」
「でしょー?」
「ちなみにそれあっきーの手作りなんだよー」
「え、さっきの人の!?」
「うんー」
すごい…、男なのにケーキ作れるとかすごい…
てか羨ましい。私作れないのに…
「よし、食べたらほかの所にもいこー」
「次どこ行こっかー」
え、もう次の事考えてるの? 早いなぁ…
「何があったっけー?」
「美百合のクラスはー?」
「行ってなかったねー」
美百合ってたしか…。颯真達と同じクラスの女の子だよね?
颯真のクラスって何やってるんだろう?
「ごちそうさまでした」
「じゃあいこっ」
「戻ってこいよ! お前ら!!」
「その内ねーっ」
「あっきー頑張ってー!!」
「あっきー言うな!!」
ほんとに、元気だねー。
どこからそんな元気が湧いてくるのか
「あれ?」
「どうしたの? 優奈ちゃん」
「ちっちゃい子が1人でうろうろしてる…」
「あ、ほんとだー」
ちっちゃい子? そりゃあ文化祭だからちっちゃい子がいてもおかしくないけど…
1人って、迷子かな?
「どうしたの?」
「迷子? パパとママは?」
「………?」
「あ、翠白ちゃん」
なんだ、迷子って翠白ちゃんの事か
あれ? 何で今日翠白ちゃんがいるの?
今日はお兄さんが来るはずじゃ…
「知り合い?」
「うんー、まあね」
「とりあえず部室連れて行こうかー」
「だね。おいで、翠白ちゃん」
あー、なんかだっこした感じが小鞠だっこした時に似てる
重さとか、目線とか、いろいろと
そういえば最近小鞠の事だっこしてないなぁ
大きくなったかなー?
まず座敷わらしって大きくなるのかな?
「よし、部室到着ー」
「いやー、こんな状態だとお店廻れないねー」
「あー、ほんとだぁ…」
「雨音ぇっ」
「あ、小鞠…グェッ…」
い、今カエルが潰れたような声が…
あと、翠白ちゃんだっこしてるのに小鞠にも抱きつかれたら辛いな…
それにちょっと重い…
「………」
『重いって言うなやってさ』
(あれ? 緋人わかるの?)
『普通にわかるくない?』
(いや、わからないかな)
『出来が悪いな』
(酷くない? それちょっと言い過ぎ)
『はいはい』
久しぶりに話しかけてきたから何かと思えばケチをつける為に話しかけたのか
緋人の口の悪さは治らないかな…
『そや、兄ちゃんが迎えに来てくれるみたいやで』
(え、翠白ちゃんの? 大丈夫なの? 自分の土地を離れたりして…)
『大丈夫やから来てくれるんやろ? よっぽど力強いんやな』
へー、すごいなー
力強いのかー。どっちが強いんだろうなー
まあ普通に考えたらお兄ちゃんの方が強いよね
でも力が強いなら強いでなんか大変そうだよね。いろいろと
ん? なんか今言葉おかしかった?
――ガラッ
「「「…?」」」
「翠白っ、迎えに来たぞ!!」
「…………(怒)」
「守陽、翠白が怒ってるぞ」
「え、俺のせい?」
誰かが入って来たとか思ったら智くんと守陽さんか
ってあれ? 翠白ちゃんのお兄ちゃんらしき人が見当たらない…
「あっれー? ここに来たのってあなただけー?」
「あとの2人は?」
確かに…。翠白ちゃんのお兄ちゃんも見当たらないし…
それに今日は紫織さんのお兄さんも来るとか言ってたような…
まさかはぐれたとか? そんな…、まさかね
「あー、紫暮と浅葱なら途中で置いてきちまった」
え、やっぱりはぐれたんだ…
何で置いて来ちゃったの?
ここの場所わかるのかなー?
「お前は……っ」
「ど、どうしたの? 智くん…」
「阿呆かぁぁぁ!!!!」
「いっ…てぇぇぇぇ?!」
あ…、智くんの渾身(?)の一撃が守陽さんの頭に…
すっごく痛そうだよ…
「何すんだよ智輝のばか!!」
「馬鹿はお前だ!! 浅葱が方向音痴なの知ってんだろ!?」
「ああ!! 忘れてた!!」
え!? 方向音痴なの!?
じゃあここに来れないじゃん!!
どうするの!?




