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魔王倒すまで異世界から帰れなくなりました  作者: TKDSY
冒険の始まりです
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3/29

ステータス

「はい、到着ー」


最初にいた場所から結構離れていた気がする、俺はこういうのって基本的に町の中や町の近くににワープするものだと思ってたがちょっと違うんだな


「春夜はその格好で町歩いてたら捕まるから私が服買ってきてあげるからあの家の隅で隠れてて」

「あぁ、分かった」


捕まるってことはこの世界にも警察のような人達がいるのだろうか?まぁ、とりあえず服のことは光風に任せて大丈夫だろう、光風の着ている服は中々いいデザインだしセンスもあるようだから俺が余計なことを言ってもダサくなってしまうだけだろう…


1時間程が経って光風が帰ってきた


「ごめん遅くなって、はい、これ服ね」


俺は渡された服を着ながら光風に聞いた


「1時間も何してたんだ?服買いに行っただけだろ」


光風は機嫌が良いようだし何かあったのだろうか?


「実は買い物に行くのとついでにギルドに行ってきて16歳の人が冒険者登録をする事が可能か聞いてきたの、そしたら大丈夫だって、異世界から来たなんて言えないから冒険者登録する前に親に捨てられて、優しい人が拾ってくれたんだけど、今までずっと冒険者登録せずに生きてきたらしいって言っておいたから」


「そういえば、なんで異世界から来ちゃたって言わないんだ?」

そうだよ、なぜ言わないんだ、もしかしたら帰れる方法とか知ってるかもしれないのに


「それは後々話すわ」


これは何やら嫌な予感がするな、まぁ、とりあえず冒険者登録が出来るって事に喜ぶべき…かな…?


「おい、なんだこの服は?」

「良いデザインでしょ、日本の漫画のキャラクターがプリントされた服よ」


ズボンは普通のジャージだったから安心していたのだがなぜ黒色の生地の長袖Tシャツに日本を主に海外でもで有名な少年シャンプーのキャラが5人プリントされている


「自分の故郷のキャラクターに体が包まれて嬉しいのは分かるけどそんなに泣かないでよ」


こいつはバカなのだろうか、

「これじゃあ、俺が日本から来た漫画好きだって言ってるようなもんじゃねぇーかよ!」

「あ、それなら大丈夫だよ、この町に住んでる5割の人が同じ様な服着てるから」


それはそれで大丈夫じゃねぇーよ、この町はどうなってるんだよ…

二人に一人が漫画のキャラがプリントされてる服着てるって日本でもありえないんだけど


「納得したならギルドへ行くよー」

「あぁ」


納得はしていないが、結局俺はそのままの服でいることにした。

本当に俺と同じ様な服を来てる人がいっぱいいるよ、中には"I like Japan"って書いてある服を着てる人もいるし、なんか異世界人ってよりも日本の好きな外国人って感じがする人が多いな


「さて、ギルドに着いたわよ」


ギルドの中に入ると酒を飲んでいる人がたくさんいるなんかギルドというより居酒屋に来たってた感じがするな、さて、登録ができる場所は、辺りを見渡してみると端っこの所にそれらしきものを見つけた。


「なぁ、光風あそこか?」

「そうよ、ついて来て」


そう言われたので光風に付いて行くと光風がギルド職員と思われる人に挨拶をして


「準備は出来てるって、今回担当してくれるのはギルド職員のアケナさんよ、実は私のちょっとした友達なのよ」


これは中々美しい女性の方が現れた、歳は俺や光風よりも少し年上で、ギルド職員と話す事なんて滅多になさそうなのに、なんでちょっとした友達なんだ?だが、そんなことはどうでもいいように思えてくる、光風と同じように黄色く染まった髪に俺と同じくらいの身長に発達した胸が俺を誘惑してくる、これは結構ヤバイな、色んな意味で


「それじゃあ、シュンヤさん今からどうやって冒険者登録するかを説明するわ」


アケナさんからの説明によると冒険者登録は魔力の込められている魔石を飲むらしい、しかも本来は一歳の時に行うため小さな魔石を飲めば自分の成長(レベルアップ)とともに魔石も成長するらしいのだが、俺のような場合は同じ歳の人達の魔石の平均の大きさの魔石を飲まないといけないらしい、なので俺はこんな提案をしてみた。


「アケナさん、俺大きな魔石飲むの嫌なんで、本来一歳の時に飲む大きさの魔石を16個飲むってのはどうですかね?」

「それは面白そうですね、良いですよ」


アケナさんは面白そうというギルド職員失格の言葉で了承してくれた。

魔石を16個飲んでみたのだが


「なんだよ、力とか溢れこないんだな」

「まぁ、魔石を飲んだだけですから」


アケナさんには苦笑いでそんな言葉を返された、中二病ぽい感じになる事ちょっと期待してたんだけどな、まぁいい、これからが本題だ


「なぁ、光風、俺のステータスって確認出来る?」


異世界から来た奴といえばぶっ壊れステータスだろ


「確認出来るわ、ただステータスはあまり人に見せていいものじゃないわよ、手続きもすれば冒険者カードも作成されるし」


いや、そうじゃないんだこれは人に見てもらうからこそ価値があるんだ


「いや、今すぐ知りたいから、頼む」

「それじゃあ、ロックを解いてくれる、ステータスはプライバシーだからロックされてて解除(リリース)って言えば一分間はステータスが魔法を唱えれば見ることが出来る状態になるわ」


「おぉ、やってみるわ、解除(リリース)!」

「解除されてるわねそれじゃ、表示(インディケート)!………え?」


やっぱりな、レベル1とは思えないような高ステータスの上に初めて見るようなスキルを持っていたに違いない、それ以外に驚く理由が考えられない、これで俺はこの世界では最強だな、するとアケナさんが光風に何かを聞こうとして、


「スピ…」

「あー待ってぇーアケナさぁーんその名前は今はだめぇー!」


名前?あぁ、光風は俺らの世界の日本語での名前だもんな、光風の本当の名前ってなんなんだろう?スピってところまで聞こえたけど、いきなりあんな大きな声出して隠そうとしたし恥ずかしい名前なのか?何やら光風とアケナさんで話し合っているそして話がまとまったようで


「光風さん、私も見てもいいですか?」


アケナさんは光風と呼ぶということで納得したらしい、そして光風が俺の合意を求めるかのように俺の方を見てきたので軽く頷くと


「えぇ、大丈夫ですけど、その代わりに魔法、アビリティ、スキルは見ちゃダメです」


「最初に魔法、アビリティ、スキルがあることなんて滅多にないですよー、さては何かあったんですね、でも光風さんのお願いなので見ないようにしますよ、表示(インディケート)!………あ、え?、これはどういう事ですか?」


「なぁ、光風、紙に書いて俺にも見せてくれないか?」


今はまだ冒険者カードを作っていないため自分でステータスを確認する事が出来ない、なので光風に紙に書いてもらう事にした。


「分かったわ、ただこれから書くことは真実です、驚かないでよ」


そう言いながら光風は紙に俺のステータスを記入して、俺に紙を渡した。

さて、どんなぶっ壊れスキルが俺を待っているのかなぁ〜…………は?


ホシツキ・シュンヤ

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力2.防御力0.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力2.防御力0.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力3.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力1.防御力1.素早さ1.運2.

Lv.1

HP1.魔力0.攻撃力0.防御力0.素早さ0.運4.


なんでこうなったんだよ…


「おい、これどういう事だよ」

「私にも分からないわよ」


俺と光風が揉めているとアケナさんが


「すいません、魔石の位置を確認させてもらっていいですか?」


どういう事かをアケナさんに聞くと、アケナさんはギルド職員ということもあって、人の魔石の位置を確認する事の出来るスキルを取得しているということだった。


「それじゃあ、お願いします」

するとアケナさんはスキルを唱えて

「表示《インディケート》!」


「あの、見た結果なのですが、お伝えした方がよろしいでしょうか?」

「お願いします」


さて、どこに魔石があるのだろうか?、普通はみぞおちのあたりにあるらしいのだが、恐らく俺の場合は魔石を16個飲んでしまったのがあのレベルの数の原因だろうから16個の魔石がみぞおちのあたりにまとまっている筈だと俺は予測した


「まず最初に脳に3個両目に1個ずつあります」

やっぱり普通の位置にあるじゃないか…普通…普通…普通…最初から普通じゃねぇぇぇー!


「それは大丈夫なんですか?」

「シュンヤさん、今体に異常は?」

「ないですけど、」

「なら大丈夫です」


いや、それで良いの?本当にそれでいいの?

アケナさんは天然なのだろうか?


「まぁ、そういうことにしておきましょう、続きをお願いします」


何を言っても返してきそうだったので続きを聞くことにした


「次に両手首、両足首、そして右の人差し指に1個ずつあります」


これきっともうじき体に異常が起きて死ぬんじゃないのか、


「そして、みぞおちのあたりと腹部に2個ずつ、心臓に1個あります」


良かったのかどうかももう分からないけど、普通の位置にもあるようだ、さて最後の一個か、恐らくさっき運以外のステータスが0だった所だろう、なんかアケナさんが顔赤くして言いづらそうなんだけど…


「最後の一個は申し上げにくいのですが、金的にあります」


早く元の世界に戻りてぇぇぇー!

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