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魔王倒すまで異世界から帰れなくなりました  作者: TKDSY
冒険の始まりです
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24/29

花粉現る

店の中が急に騒がしくなった。

何が起こっているのかを確かめるために外に出ていった人も店の周りにいた人達もみんな展望台の方角へ向かって走ってるだけど?

この町で何が起こっているんだ?

するとアナウンスが流れた


「ギルドから連絡します、町に花粉が現れました、花粉に対抗できる人は今すぐギルドへ集合して下さい」


「なんだ?花粉って?」

何が起こっているのかが理解出来ない俺は混乱してしまったため俺はスピカに聞くことにした。


「花粉は春になると現れる魔物よ」

魔物?いや、この世界で花粉って魔物なのかよ

「でも何で春になると現れる魔物が現れただけでこんなギルド騒ぎになってるんだよ」

「だって普通は花粉が大きい玉である時に討伐しておけば何の異常も起こらないんだもん、でも玉が割れて花粉が飛びたすと強敵になるのよ、まぁ、強さ自体は大した事ないんだけど、花粉症の人間がこの世界では約9割だから厄介なのよ、私は花粉症じゃないけど」


「私は花粉症です」

「私は大丈夫ですよ」


アリエスは花粉症でアケナさんは大丈夫、そして俺も大丈夫


「それではアリエスさんはここで討伐が終わるまで待っていて下さい、私とシュンヤさんと光風さんで行きますんで」

「あっ、アケナさんもうスピカで大丈夫です」

「あ、そうですか」


なんか俺も手伝う事になってるし、まぁ、祭りを潰させる訳にもいかないし俺も手伝うんだけど…

「それじゃあ、この町のギルドに案内してくれ」


「はい、着きましたよ」

ギルドには花粉症ではない人と思われる人が100人ほど集まっていた、あんだけの人数がいて戦えるの約100かよ


「それでは集まってくださった人で手分けして花粉を

討伐していただきます」

ギルド職員が仕切りグループ分けされた

運のいいことに俺とスピカとアケナさんは一緒のグループであと2人が加わって5人で1つのグループになった


「なぁ、花粉ってあの黄緑のあの小さいやつか?」

「えぇ、そうよ」

なるほどこの世界の花粉は目に見えるサイズで恐らく直径2cmほどである


花粉.Lv20

花粉のレベルは基本的に20前後かよし、なら勝てるだろう

よし、討伐といきますか

「かかってこいやぁー!」


あれ?あれ?あんなに張り切っていたのはいいんだけど剣が当たらない、え?どうして?花粉から攻撃してくることもないんだけど俺の攻撃も全て空振りになってしまっている。


どうなってるんだよ、スピカは光の剣を作ってさっきから花粉を切り裂いて消滅させてるんだけど、なぜ当たる?アケナさんも俺が知らない魔法を使って花粉を次々と消滅させているんだけど、あっ、でも安心だ、あの同じグループになった人達も剣を使ってるけど当たっている様子はない、そうか、これは普通は当たらないんだ、アケナさんの職業もめっちゃ気になるな、相当高レベルなんだろう


「ギャャャャャャャー目がァァァァー」

ものすごい声の大きさで同じグループになった人が叫んでいる

「どうしたんですか?大丈夫ですか?」

俺はその人に駆け寄る

「花粉が…花粉が目に…入った…」

そういって彼は気を失った

「あーあ、彼はこれで花粉症ね、一応安心して、目のかゆさにショックで気を失ってるだけだと思うから」


なるほど花粉の厄介さってこれかよ、滅多に攻撃してこないけど、攻撃はこの目に入ってきた時に敵を花粉症にする上に目をかゆくさせる

ゴーグルとか掛けた方が良かったんじゃないのか?

ギルドから恐らく急な出来事でゴーグルを用意する暇が無かったんだと思うけどこれはキツイぜ、剣当たらないし


「よし、光風!俺が花粉症にならないように全力で守ってくれ」

俺が花粉症にならないようにスピカに指示をした

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