25.回想とわからせ
歩いてるナウです。
あの漫ざ……会話にもひと段落がついて、リブロちゃんの話を聞いた。
で、洞窟から外に出る隠し扉を通って山の外に出てきたのだ。
この時間をイヴとかに乗って移動にしてもいいんだけど、まあこういうところを歩くのもたまにはいいよねというかあの恐怖のジェットコースター乗ったらしばらくはイヴ乗りたくないというか地面に足をつけておきたいというか。
まあそういう事情によりとにかく歩くことになったのだ。
だけどただ白い岩が続いてるっていうのも楽しくないからリブロちゃんの説明でも思い返してみようと思う。
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「「「「…………」」」」
「急にスンッてなんのやめてくれない?」
「本当に結構な頻度でそれ思う。クラスですごいざわざわしてたのに突拍子もなくすごい静かになってしかも自分が一番最後までしゃべってたから声が教室内にめっちゃ響いて恥ずかしい思いするやつ。」
「んーーーーそのたとえはあまりわからないけど多分言いたいことは大体あってるわ。」
「すごいわかりみー」
またうるさくなりそうになった雰囲気をジンが咳払いで鎮める。
ジンがまとも側に回るとはまたまた珍しいこともあったもんだぜ。
「説明するわね。まず、ここは例の暴走コアがある山に一番近い隠し扉よ。」
「隠し扉とはまたなんか遊び心をくすぐるにゃ……」
「内側からしか開けられないようになってるから帰ってくるときはまた山を登るのよ」
「えええ、マジかよ……リブロはここはいるとき毎回山登ってんのか?」
「いや?あたしはワープポータルの魔法があるからそんな無駄なことしないわよ」
「それはまた便利そうな魔法だねー、どうにかして使えないかなー?」
「訂正するわ、魔法じゃなくて錬金術ね。」
「錬金術万能すぎるでしょー、マルト錬金術できるようにならないー?」
「魔法使いから転職か?」
「ちょっと心惹かれたけど遠慮しておくにゃ」
「あ!ワープポータルってあれだ!ライラちゃんとロイロくんが壊したやつ!!」
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「西の住処まで徒歩だと何日?」
「完全徒歩だと五十日くらいかもね?だけどちょっとしたショートカットを使うと半分くらいになるね。」
「その方法とは?」
「ワープポータル……なんスけど俺たちが使ったのを最後に壊れちゃったッス!!」
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「え、そんな会話したっけにゃ?」
「村を上空から見たときの話だから私とロイロくんとライラちゃんしかいなかったんだよね。」
「なるほどな……何したら壊れるんだよ」
「ほんとうにそれ、技として独立してる錬金術を道具に込めるのは大変なのに……」
「ねえー、もしかしてあのワープポータルってリブロちゃんが作ってたりするー?」
「まあ、正確にはあたしの主がだけど。…………あー嫌な予感するわ」
「「「「………………」」」」
「キノコ聖女様ーお願いー!!交通の便が本当に今のままだと悪いのー!!作って作ってー!!」
「あああ来ると思ったわよあたしじゃ無理なの主に頼みなさい!」
「じゃあ取次だけでいいにゃお願いにゃもうイヴに乗るのは快適だけど長すぎるのにゃあんなに飛んでたら鳥人間になっちゃうにゃ」
「どうせ材料足りないわよ時間もないんだから無理言わないの」
「材料とってくるから時間はどうにか作ってもらえないか??本当にそれがあるだけで全然違うんだよ!!」
「うっさいわね会わせてあげるかもしれないからはやくコア鎮圧の話聞きなさい!!」
「みんなリブロちゃんがプッツンになっちゃう!一回話聞かないと!」
「銀髪、初めてあんたのこと見直したかも。」
「やっぱみんなで騒いだほうが楽しいよね!騒ごう騒ごう!」
「銀髪あたしが悪かったわこの暴走アニマルを鎮められんのはあんたくらいしかいないから偉そうな口きくのやめるから助けて!」
「…………これが世にいう”わからせ”にゃ」
「ええい黙りなさい灰猫!くちを縫い付けてさっきのやつもう一回乗せるわよ!」
この脅しが一番効くかもしれん。
ほらマル君が「わァ…あ…」ってち〇かわみたいになっちゃってるじゃん!
「こほん、それで暴走コアなんだけど、海に一番近い山にあるわ。」
「海、海かぁ……今んところいい思い出がねえな……」
「一番直近で見た海はー西の住処でグラスビレッジが燃えちゃったからー早く帰ってきてって言われてリフェルに乗って走った時だよねー」
「アイなんてその時気絶してたもんね……あ、私はフラッシュに名前つけて白ローブにあったときにもう一回見た気がする。」
「懐かしいにゃ、あんまり時間たってないはずにゃのに」
「それだけ濃い時間を過ごしてるってことよ」
「今日というか今日もだけど脱線おおすぎる……」
「ほんとにそうよ、海に一番近い山といっても多分わからないわよね、んーじゃあ海に近くてそこはかとなく爆発してる山、」
「絶対わかるな、」
「爆発してるのわからなかったらそれはちょっと……」
「え、これ爆発する危険地帯行くってことであってるー?」
「そこは気にしないほうがいいと思う。」
「そこにもういくらでも破壊してもいいから内部に入ってほしいの。」
「つまりにゃ?」
「ストレス発散ゾーンキタコレ」




