閑話 35
試験がガガガ……꜀(。௰。 ꜆)꜄
"見つけた"
誰も居ないはずの空間から声が聞こえて来た。
しかし、誰かに画面越しに見られている気配を感じる。直ぐにダンジョン内全ての監視システムを停止した。
気持ちが悪い
ただこのひとことに尽きた。
この感覚を俺は知っている。
自称神と同じものだった。
それだけで虫唾が走る。
ダンジョンに逃げ込めたとこで俺は慢心していたようだ。自称神が来ないとたかを括っていた。
そんなわけはなかった。しかし、思わずにはいられなかった。理由なんぞは知らない。ただただそう感じた。アイツにだけは捕まっては行けない。
しかし、ダンジョンを強化するだけでは自称神は乗り越えてくるだろう。
自身が来るのかは知らない。人間が来るかもしれない。唆された何かかもしれない。
ーーーーー
ありもしない"かもしれない"ばかりが頭にうかび消え、まともに頭が回らない。
ーバシン
!?
目の前にはアザトースの手のひらが迫っており……抵抗の出来ないまま頬に衝撃を感じ、首を回すのではなく体ごと回転しながらダンジョンの壁にぶつかり俺の体は砕け散った……はずだった。
俺の意識が消えかかる時、身体が再構築された。
「ばーか、なに、いっちょまえに、抱え込んでんだよ。
妹達を頼れよ、アホんだら?…Zzzzz,,,
……それと勘違いすんな、よ?
これはお前だからじゃない"アイツ"だから手を貸すんだ。せいぜい目に焼き付けろ、これが私達の力の一端だ。お前ごときが心配する必要すらないんだ」
現れた時以来眠り続けていたアザトースが目覚めた。明らかな敵意が"アイツ"に向けられる。
自分に向けられた訳では無いがそれでもまともな精神が保てるかが危うい程の状態に追い込まれる。
最後の方は口調が変わり他の誰かに乗り移られたかのようだった。
アザトースの力の一端が解き放たれる。
アザトースを中心として"闇"が産まれる。
空鬼のものとはまた違う、生物的という表現はおかしいがそうとしか言い表せない"闇"だった。
"闇"が産まれたのはここだけではなく、再展開したマップの画面先にも現れた。
"闇"は増殖していきダンジョンを覆っていく。
ある程度増殖した"闇"は一箇所に集まっていく。
"闇"は"アイツ"の魔術を喰らい消えていく。
アザトースが産み出した"闇"が全て消え、"アイツ"が姿を現した。
to be continued……
割とリアルが忙しいです。来週には文字数が元に戻りますので……。
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