第四話:次の街へ:
今日で最後になるだろうプレハブ小屋に行き
ノックをして扉を開ける世話になったボスが
金貨を数えて布袋に入れている短期間だが
有意義時間だった少しだけ寂しいぐらいだ
「ぼうず、中々の働きだったから金貨35枚と
大金貨3枚だな、あとオマエ騎士団と探索者教会から
声がかかっててな旅を続けるだろうから
本人の意思に任せますって言っといたから
興味があるならこのメモの所に行けば話しが聞ける
コレからも無理無く楽しく冒険してバシバシ
稼ごうぜ、また働きたい時は来てくれ流石に
大金貨はそうそう出せないがいつだって良いからさ」
凄い額もらっちゃったなどうしよう何に使おう
「今日までありがとうございました、
いつかまたここに来て働きたいと思います」
ボスは何か気になるようだ何だろう?
「あっ!しまった冒険者組合への推薦書を
渡すの忘れてた、コレが有るとDとかCから
始められるんだよ、いち早く魔物を狩ったり
ダンジョンに入ったり出来て便利だが
飛び級みたいなもんだから大変かもな、
期待してるから怪我に気をつけて頑張れよ」
え!推薦書まで頂いて良いんだろうか?
「ありがとうございます大事に使わせていただきます
あっ!推薦書だから直ぐに使わないとダメだ、えっと
その、本当にこの数日間有意義に過ごせました」
ボスがニコリと微笑む
「ぼうずは義理堅いな肩の力を抜いてけ、
んで、その気持ち冒険者になっても忘れずにな」
プレハブ小屋を後にして俺はこの村の
冒険者ギルドにむかい推薦登録し冒険者になった
Cランクから始めることになった期限などの
更新の為に同じ街で3年頃に街を変えると
その度に冒険者ギルドで更新することになる
A〜S級になると国の依頼などもうけるので
更新不要になるらしいあまり使うか分からないが
あって困ることは無い頑張ってAランクを目指そう
そして気づいたのだがこの街には冒険者食堂が無い
だから酒場にみんな集まり情報交換したりしてた
その為冒険者になってすぐだが俺は周りから
コカトリスのあんちゃんと呼ばれてる
「コカトリス美味しいですよね」
受付の少女からもコカトリスの人として
認識されてるようだ、まぁ美味しかったけど
どうやら女性はギルドの雑務で稼ぎ
男性は道場で稼ぐそういうふうになってるようだ
ギルド食堂はないがギルド社員中心に街の人が来る
大衆浴場がある早速旅と仕事の疲れを落とすべく
行ってみたどうせだからみんなもさそって
ギルド員は一人小銅貨3枚安い一般小銅貨5枚
風呂セットは小銅貨二枚少し割高だが、
風呂は中々大きな宿でもないと入れないので、
皆さほど気にしてないようだ
「はいありがとさん」
まずかけ湯をして頭と身体を洗ってと背中もしっかり デリケートゾーンを泡で洗ってとさあ風呂だ
なんとこの風呂温泉なのだ数時間おきに浄化魔法を
浴槽にかけに店員さんがくる男風呂と女風呂の
店員さんは別らしいぬるめの湯ぶねに肩までつかり
ぼうっと鼻歌を歌う、ああ、いい湯だな
のぼせないうちに上がろう良い湯だまたこよう
帰りに店前のドリンク屋台によった
空冷魔導器によってほどよく冷やされ
ほてった身体にとても心地よい
風呂より高いが銅貨8枚の価値はある
「まいどありがとうございます
銭湯ご利用ありがとうございますアレうちの
祖母なんですよまたのご利用お願いします」
へぇあの人の孫か、てことはあの浄化の人が
お父さんとお母さんかな?家族でやってるのか
そして食堂により魔物肉のソテーと
ミニかけ蕎麦にトロロ麦飯のセットを食べた
蕎麦の出汁も魔物肉もトロロと麦飯に合うなぁ、
美味い新鮮な野菜と海藻と鰹の旨みたっぷりの出汁
ただこの魔物何の肉なんだろう魔物肉としか
書いてなかったんだよな凄く美味しいけど気になる
「ホーンブルラビットと暴れ大猪ですな、
私が子供の頃はよく見た罠を作って引っかかる
のを待ったものです高級肉ですが誰かが
狩りに成功したのでしょうな、美味な馳走です」
子供の頃にそんな大物狙うなよ!と思ったが
この人と家族なら何とか出来るんだろう
ボスもいるしいったいどういう
家系なんだろうか?冒険者では無いようだが
やっぱり捌きやすい魔物は強いし
凶暴なんだよなぁ、どうやって捕まえたんだろ
それに草食で凶暴になるのが不思議だ
聞くと長くなりそうだし本でも読んで調べよう
その後宿に帰りギルドの貸本屋で本を借り読んだ
ホーンブルラビットは聴覚が良過ぎ警戒心
も高いがよく吠えて威嚇し突進して逃げる
逃げれるまで突進する何故突進するかは
研究段階だが突進するのは兵隊で
他は先に逃げるのでは無いかと推測される
暴れ猪は虫や寄生虫に敏感で追い払う為に
砂や泥をつけて追い払う姿を見て暴れてる
と昔の人々は思い何とか宥めようと
灰を撒く儀式をしていて偶然虫退治役立ち
村付近に降りては灰を撒いてもらうのを
今も待っているので灰があれば撒くといい
大暴れ猪少し可愛いじゃないか不憫だが
本に栞を挟み込みその日は寝た
変なモノを読んだがその日は
疲れてたのか案外ぐっすりと眠れた
「まだ少し眠い…」
歯を磨き顔を洗い準備して次に行く場所を話し合う少し離れた場所にまた街があり辺境伯領の為ギルドの
依頼も多く血気盛んな冒険者が集まる土地らしい
そこからは別れてそれぞれいくべきばしにいく
事にしたみんなにも目的地が有るし冒険者が多い
街なら逃げるのも仲間を探すのも楽だ十分に準備して
行こうそれに街から俺の住んでた場所には
馬車で少しだけ走れば着く願っても無い立地だ
もう少しで父さんの領地を取り戻せるかもしれない
「よし、準備は万端忘れ物もないな、
それじゃあ次の街に行きましょう」
小綺麗な馬車に乗り数十分程ゆられ途中
魔物が出たりはしたが無事に進んで来たその
魔物だが興奮し馬車に襲いかかって来たが戦い
スキル【敏捷強化】を得た、基本技【刺突】を得た
奥義【チェーン・ズ・バレット】を得た
どうやらリングソードの鉄鞭で敵を貫く技のようだ
重さ的に3体から5体までかな?武器や自身を鍛えれば
もっと巻き込めそうだし精度も上がるようだ
頑張って使いこなせるようにしないとな
他は分かり易いかんじだな、街までもう少しだが
馬が怯えてしまい少し手こずりそうだ
そりゃ変質者いや変質馬に襲われかけたんだ
心配にもなるだろう、撫でて話してみるか
「もう大丈夫だから、安心してまた来たら
ちゃんと俺が退するから、おおよしよし大丈夫
大丈夫だからね、よく見ると栗毛が綺麗だね」
「ぶるっふ、フゥ〜、ヒヒーン」
おっ少し元気が戻ったんじゃないか強い子だ
この子の信頼に応えて目的地まで
しっかり守ってあげないとな頼むぞ栗毛号
「それ良いですねこの子最近言うこと聞かなくて
栗毛号って名前なら気にいるかもしれません」
名前って変えちゃって良いのか?
「なんて名前だったんですか?」
運転士はう〜んと悩んだあと
「たしか馬子4号ですね」
それは気に入らないの少し分かるよ
栗毛号になって良かった、よかったのか?
「もう少しで次の街に着きますバルト領ですね
前のアンガス領より広くて地下街道と時計塔で
有名な街であとは信号と魔動力車が有名ですね
食べ物だと何でしよう立ち食い蕎麦ですかね?
あっ!駅にはアメジスト・ルート=バルト様の
デッカい像が建ってますね」
そういえば大分前に魔動式機関車が近くの街で
開発されてるって話しを聞いたな、
父さんは機械や新しいもの好きで乗りたがって
たよな確か、それで故郷に帰れるのかな、
まぁそれが無くても十分に近いそう考えていた時
隣を別の馬車が通って行った何だろうか?
さっきの馬車不思議な存在感があったというか
何か冷たい雰囲気がしたなぁ、気のせいかな?
それよりバルト領が見えて来たゆっくり見ていこう




