第二十二話:地下の獄:
アメタリクァ地下闘技場にてある程度の敵を
倒したのだが何故か休憩時間が急遽入り
ボス戦間際で止められてしまういったい
何があったのだろうか?不調なら不戦勝に
なる筈なのだが不審に思いながら休憩にはいった
「一度食事処を探そう、流石に地下都市でも
食事処ぐらいある筈だからなついでに
何か変わった事が無かったか聞いておこう」
BAR喫茶トマリギという店がありそこで食事をした
不思議なことを聞いたが俺達が戦う筈だった
ボスとチンピラが戦いその際にチンピラが
武器を持ち出し胴体を刺したという話だ
その際一瞬怯んだがすぐにチンピラを倒し
その際傷は塞がっていたらしいかなり厄介な
能力のようだどうゆう原理か分からないが
刺された傷が塞がり凄まじい力を出したわけだ
だがそれより今は食事を頼もう
「すいませんローストビーフサンドと
魚介類のクリームパスタお願いします」
予想よりビーフがぎっしりのサンド
レタスのシャキシャキ感とソースの旨味
パンも程よくもちりとしており食べ応えがある
そしてクリームパスタだが輪切りのイカにウニ
イクラほぐしたタラだろうか骨もなく食べ易く
それぞれの旨味を主張しながら喧嘩してない
大人の方達ならお酒を合わせるのだろう
BAR喫茶らしい料理だソース自体も塩味微かな酸味
クリームのまったりした甘味と旨味でまとまっている
みんな食べ終わるからだし勘定を済ませよう
「金貨三枚ですありがとうございます」
店員に金を払い闘技場に戻るとしよう
闘技場カウンターに戻りバンドを渡し
入室するチャンピオンが怪我をしたらしい
という話は広まっているようで皆が少し
ピリついてる殺気が伝わってくる、
あまり褒められた方法では無いが傷口を狙う
予定のようだ、確かに他に方法はないかもしれない
だが本当にそれでイイのだろうか?いや此処は
殺し合いが普通の場所他のみんなの方が正しい
「さぁ準備は出来ただろうか、此処からは
地獄の門が開くラストバトルチャンピオンの
登場だあ!!さあ扉が開くぞチャレンジャー!
チャンピオン、ジン・ショウだァア!!」
ガコンと音を立てて扉が開き皆が殺気立ち出て行く
戦闘にいた男がチャンピオンに飛び付き
一撃で落とされるあまりに力量差があり過ぎる
他の選手も殴りかかり攻撃を受け筋肉が膨張する
筋力防御力が上がったようだならこちらも
スキル【鉄皮】スキル【怪力】スキル【俊敏強化】
そしてリンクソードをガントレットにして殴る
一発じゃ駄目だ何発でも攻撃を避けて叩き込む
「うオオオオオオオおお!!」
何発でも殴るんだその時敵の腹部の薄皮が
軽く破裂し蹲るどうやら来たようだ
膨張するという事はそこに傷が僅かでも有れば
裂ける危険性が出るという事だそして穴の空いた
風船の如くもう膨らむ事はないけどいや違う
膨張への拒否反応が出るあれだけの死人をみて
正統法で戦っちゃ駄目だ必ず勝って生き残る方法
背後に二人がいるんだ負けられない絶対に勝つ!!
ガントレットを鋭く脇腹を突き刺す!
「グゥああァああ!!」
何度でも何度でも何度でも刺す
「まいった…こうさんだ…死んでたまるか…」
スキル【怪力】を拳に重ね全力で頬をブン殴る
チャンピオンの首が捻折れ倒れるチャンピオンから
大呪を抜き出す傷口を撫で力を吸収する
スキル【パンプアップ・ザ・ステータス」を得ました
スキル【初撃強化】を得ました
スキル【超回復】を得ました【修行の鬼】を得ましたレベルに応じてステータス上昇限度が外れてゆき
レベルがかなり上がり易くなります現在レベル80
限度が3段階上がってステータス限度が9999まで
上がりました現在6000です頑張りましょう
「これがコイツの力か今回はかなりヤバかった
まともな勝ち方じゃなかったしな……」
帰りしなに新たなチャンピオンとして
稼がないかと主催者に聞かれたが取り敢えずは
オマエもああなりたいか?と言っておいた
優れたチャンピオンを失った地下闘技場は
なくなりギャンブルと夜の街として逞しく残った
ものの、今までの抑止力が無いので消えるのも時間の
問題だ、もう二度と関わる事は無いだろう
俺達は急ぎ飛行船に乗り帰る事にした
完膚なきまでに倒したが何らかの恨みを
持つものもいるかもしれない例えばヤツの家族
などがいれば生活が一変するのだ当然だろう
そう思いは飛行船付近に来た時一人の青年がいる
「貴方達がチーム大猫商店ですね、
私はマサルといいます貴方が倒しいや殺してくれた
ジンの息子です御礼を言いに来ました
僕や母はヤツに暴力で従わされており何度も
殺されかけましただから死んでくれて胸がスッと
しました僕達を助けてくれてありがとう
母はまだ受け入れられ無いようですが本当に本当に
ありがとうございます貴方達のおかげでやっと
前に進めます危険だが大猫商店に呪いの話を
して良かったです何で早く世間に晒さ無かったん
だろう今本当に清々しい気分です」
コイツは自分の親を俺達に売ったのか?
それで清々しい気分って何かが可笑しい
「私が見たところ結構体格も良いし子供相手に
スキルを使ったりしないのではないですか?
私には貴方の方が強いように見えるのですが」
マサルはクスクスと笑う
「いやすみませんあんな殺し方をするわりに
甘い事を言うんだなと思いまして僕は従わせたり
改善する為にお話しを持ちかけた訳じゃ無い
法を気にせず殺したかったんですとても確実で
簡単な方法でした因みに賭けが上手くいったので
地下都市は僕達が引き取る事になってるんです
貴方なら故郷に帰る為にチャンピオンにならない
と信じてました今日から地下街も闘技場も僕のモノ
貴方達には感謝してもしたりません未来は明るい
願えば必ず叶うんです本当に大切なのは心
そうどんな力より権力より信念ですよ」
彼はそう言うとにこやかに微笑み去って行った
何故だろうか彼からはジン・ショウ以上の邪悪さ
を感じずにはいれなかった何がか分からないが
何かが根本的にズレているそんな危険性を感じた
俺達はその疑問や不安を振り払うように
急ぎ船に乗り込み俺達の住む街国に帰るべく
部屋に戻ったそこには大猫の店主が眠っており
柔らかな毛を撫でた少し心が落ち着き
大猫の店主に話を聞いた
彼からどのような情報を聞き
今回の騒動に関わる事になったがだが何故か
店主の話によると地下闘技場の話ジン・ショウ
の話のみが耳に入りそれ以外の内容は全く
思い出せないようだそれに彼の息子は
随分前に飛び降り自殺をし顔が潰れた状態で
見つかったと調べた結果出てきたらしい
それなら俺達が会ったマサルを名乗る青年は
何者だったのだろうか真実はわからないが
もう関わるべきでは無いそれだけは確かである
何故ならこの世ならざる者か代わりの死体を
簡単に作り出すような人物には関わるべきでは無い
拭いきれぬ違和感と悍ましさを残し憤怒の力に関する
事件は終わった何処にでも知るべきではない事がある
二度と関わらず済むように願い部屋で眠った
「おやすみ、みんな…」
その日俺は悪夢を見た夜眠りを切り裂くように
何度も何度も殴られ逃げようとすれば
母親が逃げるなと暴言を吐き散らす夢
そして気づけば青年は痛みに慣れ切っていた
何も感じ無くなりコレをどう終わらせるか
まるで物語を楽しむように描き行動していた
そうおそらくマサルの行動であるだが気づいた
彼の行動は興味を失ってギャンブルの如く
当たればソレ外れてもどうでも良いそんな考えだった
そして今彼は全てを手にしてただ空虚に生きている




