↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
強奪のグラディア  作者: 七枝選考
最終章解放者編
23/23

第二十三話:解放者:

何とも言えない後味を残したが憤怒の大呪を奪い

地下大都市を一度終わらせる事が出来た

そしてついに俺達はシトラスの嫉妬の大呪

大猫の店主の強欲の大呪を貰い残るはこの世界の

何処かにいる傲慢の大呪を残すのみとなった

のだが大猫の店主の様子が可笑しいどうしたんだ?


「何とも数奇な運命であるサン国の勇者に

家族を奪われたオマエが最後の最後にサン国の王

深淵王ウォン・シン=エンに辿り着きヤツの野望を

へし折りうる者となるとは思って無かっただろう

いや勇者ハン・リュウドウは考え託したの

やもしれぬな考え過ぎだろうか?」


「ウォン・シン=エンを倒し他の人間が住まう

異なる世界への到達を止めるのだそうせねば

強大な力を持ったウォン・シン=エンが他世界を

滅ぼす事になるヤツは完全な人間へと帰る事より

比べられる他世界を滅ぼし自身を完成形とする事を

望んだ、そしてその願いの成就が近づいている

ヤツを倒しこの世界を解放しろ、世界の終わりを

越えてゆけ、オマエには今あらゆる大呪に

立ち向かう力が宿っている世界を解放しろ」


やはりか、いつかハン・リュウドウの背後にいる

存在とぶつかると思っていたが魔王勇者でも

能力者殺しでも無く他国の王を倒す事になるとは

だがどうするんだ?王を討ち取るだけの力が

俺達にはないどうやってウォン・シン=エンを

倒す?暗殺か?毒か?銃か?どうすりゃいい


「オマエ自分の力だけでウォンを勝ち取ろうと

思っているだろうそんな事は不可能だ

数日後アメタリクァがサン国に戦争を仕掛ける

その際遊撃隊として潜入しウォンの首を

勝ち取ればいいというわけだ、だが何が起きても

可笑しく無いだから危険ならすぐ帰れ生き残る

それ以上に大事な事は無いしっかり生き残れ」


これが最後の作戦になるかもしれない

他にする事は無いな無ければ当日まで

鍛えておこういざって時に戦えないと困る

そして数日後アメタリクァとサン国の

衝突は世界に広まり俺達は遊撃隊として

決戦の場所に導かれたソレは間違いない


「今から散らばり兵を足止めするので

オマエ達は王座に真っ直ぐ進んで倒せ

倒さないと此処から帰る事は出来無い」


だよなぁ帰れないし進むしか無くなった

ちゃっちゃとウォンを倒して帰らないと


突撃だぁ!さあ敵を倒して故郷に帰ろう

ウォンは何処にいるそう思ったちんぷんかんぷんだ


「上手く使わないと可哀想だろ?」


前から来る敵に鉄鞭で絡めてぶん回し

壁や地面にぶつけるとフラつき倒れるので

奥に進む前に周囲を調べると再び敵が出てくる

ので二刀で切り裂き通り抜けると倒れてうめく


「もうすぐ屋敷だ急いで敵を倒し奥に進む

遅れずに着いて来てくれ此処からは

どれだけ戦う事になるか分からない

まあ気をつけて行こう、さほど脅威ではない」


屋敷に入ると巨大な絵が飾られてる

大樹の下で木の実を食べさせ合う

二人の絵何だろうこの絵違和感がある

どうやら大樹の絵はかなり古い物のようだ

そろそろだと思っていたがリリスが話しだす


「コレは知恵の実を食べさせ合う

アダムとイブの絵のようね本来なら

神の権威を狙うものとして使い魔の蛇が

描かれてる筈だけど如何やら神が選んで

追い出した事も木の実など意味が無かった事

全てを知ってるようねウォンが何者かは

分からないけど他世界とこちら両方の

性質を持った存在つまり転生者のようね

でもこの情報は一つの転生程度じゃ

明らかにならないつまり彼の家族も転生者

なのに表に出ていない裏を支配する一族

もしかすると彼は咎の一族つまり貴方の遠い

親戚となる一族の一員だったのかもしれないわ」


つまり俺と同じようにウォンにも何か

大罪の力以外の力が有るのか?


「図書館から地下室に入れる筈よ油断しないで」


屋敷の右側に有る図書館に入り奥までくると

奇妙な置き物がある本棚の上の方に置き物をおく

そして抜いた本を真ん中の本棚に入れると

本が動き扉が現れる何故リリスは此処の事を

知ってるのだろうか?此処に来た事がある?


「やっぱり此処は旧グラディア邸何故こんな国に

移動して存在してるの?まさか彼がここにいる?

ソレなら同じ血が流れる一族がいるのも

可笑しくは無い少しずつ思い出してきた

アダムとイブは知恵の実を食べた事で真実をしり

アダムのみが神の子として戻る事になっただが

イブを捨てれないアダムは自身を二つに分けた

神となり精神体と人で有る器二つの心と意思により

此方の世界と彼方の世界に分たれた」


「そして神になり得る存在で有る精神体が

約束の時までこちらに封じられた

私はソレを見守る為に共に封じられた

そして長い時の中でアダムは異なる器に入れ

盗まれただからソレを取り戻す為に

強奪の力に目覚め取り戻すべく貴方と共に来た

おそらくアダムは深淵王に取り込まれ力を

利用されているアダムの力はあらゆるモノに

変化し力を使いこなす万物転生利用されると

かなり厄介な力だけど貴方なら倒せる筈よ」


地下室に降りよう階段を降りて行くと

壁画が描かれている如何やらと有る王の悲劇

が描かれたモノのようだ何が描かれてるんだ?


「私コレ読めるエルフの字だから」


ルルが言うには王座に着き神となり得る

力を持った王が異なる力を持った戦士に

破れ王国が滅びるという物語その物語の名は


「強奪のグラディア」


つまり彼は俺を恐れて叩き潰そうと

ハン・リュウドウを送ら殺したが

その結果俺は強奪の力を得て蘇り

奇しくも強奪の力を持ちグラディア家の

生き残りとなり今に至るソレを誰かが

予言の如く残し悲劇を生んだ奇妙な話だ

そして階段は切れ扉があるおそらくこの先に

ウォンがいるどのような力を使うか分からない

扉が軋み開き広い空間が広がる地下だというのに

明るく壁に空と雲が描かれており美しい


「ようこそ我が世界へ来てくれたな、

強奪のグラディアよ我はこの国の王

ウォン・シン=エン傲慢なる使徒である

さあ最後に立つのはどちらか決着をつけよう

オマエを殺せぬなら私が転がるだけだ、

さあいざ参るぞ戦士よ地に沈め!!」


ウォンの巨体から巨大な拳が迫り来る


「もう何も、いや違う、こっちが…奪う番だ!!」


ガントレットで弾きその隙に殴り込む

そして呪喰らいで傲慢の大呪を飲み込むが…


「グゥああああッ!?」


身体に鋭い痛みが走ら熱が発される

身体が痛い熱い焼けるようだ


「ソレが全ての大罪を背負うという事

痛み、熱、飢餓感、地獄の如き苦しみだろう

そんなモノ集める意味など無かった

さあ我にその力委ねるがいい手放すのだ!

ソレを背負えるのは王たる者、我のみぞ!!」


熱が痛みが飢えが広がるだが伝えるべき事がある


「確かにこんな痛みも熱も飢えも無駄かもしれない

ソレでも俺は善も悪も全ての想いを背負うと決めた

オマエに逆らい死を選んだ者愛な為に悪魔になった者

他者の嫉妬し求めながら自由を求めた者

如何しょうもない飢餓に後悔した者

怒りにと力に飲まれた居場所を失った者

財宝を塗れながら強欲に飲まれなかった者

そして傲慢の奥で怯えてるオマエも俺は止める

背負って前に進んでゆく俺達は咎に立ち向かう、

全ての大罪すら背負って進む絶対に奪わせない!

俺は原罪の解放者ルーク・グラディア=ハート

全てを繋ぎ作り出す者こんなモノで止めれるか!!」


ルークの身体が金色の光を放ちリングソードが

金色の鎧に変化してゆきマントが風にたなびき

仮面が装着され仮面の奥で目が紅く輝く


「如何やら王だの何だのは関係ないようだな

俺は力も運命も受け入れただから応えてくれた

完全さや支配だけが王じゃ無い力も必要かもしれない

ソレでもたった1人じゃ無くみんなで選びとるべきだ

誰かの不幸が当然な世界何か可笑しい俺は

みんなで笑える未来を作り出したいソレがどれほど

馬鹿げて辛く茨の道でも俺はソレが欲しいんだ」


俺は拳を握りウォンをじっと見つめる


「ぬかせ!!己が為自身の為に動けなければ

限界など簡単に来る貴様に何が出来る

何も知らぬ何者にもなれぬ青二才が!!」


俺は手を見つめ呟く


「皆の手を握れる、そして、今ならオマエを倒せる」


ウォンはどんどんと巨大化してゆく


「2人とも掴まってくれ」


二人を担ぎ天井をブチ破り外に飛び出す

ソレでもまだ巨大化してゆき

ウォン・シン=エンは巨大なオーガに変異する


「みんな離れていてくれルルいざという時は

ヴァルキリーで頼むレオ【天時眼】てスキルを

渡すウォンの残党を倒す為に指揮を頼む」


多分コレで倒さなきゃ動けなくなって終わりだ

両手に力を圧縮して足を地面にしっかり固定する


ウォンが襲い掛かるその瞬間手をパンッ!!

と合わせる巨大なオーラの双打掌を胸に叩き込み

吹き飛ばす奥義超猫騙しで有る空を越え

大気を越え宇宙へとウォンは飛んでゆく

そして太陽に吸い込まれていき一瞬チカッと光り

ウォンが如何なったかは分からないこの技は

奥義の為力を全て使い切る為俺が次に目を覚ますと

全ては終わりハート領のグラディア邸だった

本当に長い旅だったリリスに如何ゆう事かを

聞かないとアダムの半身の話もある


「起きたか、ソレでなのだが今オマエさんは

三つの精神体を抱えてる状態だウォンから抜け出た

アダムの半身と私そしてオマエ自身これ以上

長々とつめておくと負担になる私はアダムと別れ

天界に帰ろうと思うアダムはあちらの世界に帰し

融合させればある程度あちらの世界が安定する

そしてオマエのおかげで私は無実の罪から

解き放たれ天界で熾天使の位を得るかもしれぬらしい

だから名残惜しいがオマエとの旅も終わりだ

この世界が如何変わるか分からぬがオマエたちを

私は信じてる旅をするなり領主になるなり

もう自由だ世話になり続けてなんじゃが元気でな!」


そう言ってリリスは消えたのだが如何ゆう訳か

強奪の力は何故かまだ残っているそして数日後

街では領主の息子が生きていたとゆう話が広まり

領主が変わるのは時間の問題かと思われたのだが


「あ〜あ〜どうもミチナミ・タキ=ロウです

領主の息子ちゃん生きてたんだけどね

ついさっき裏手から旅に出ちゃって代理というか

ちょっとの間代わりに領主続けます」


勿論大騒ぎになったらしいが俺はまだ

領主をするには若いし、ソレに世界の広さを見て

知らない事を知らずにはいられないだって

世界は冒険にみちみちているんだ誰だけ

冒険したってまだ知らない事が待っている


「さあ今日は何が起こるかな」


ルルとレオが欠伸をし飛行船の甲板を風が撫で

空を鳥が羽埃を散らし羽ばたいてゆく

まだまだ俺達の冒険は始まったばかり

あの地平線の向こうへ行こう








長らくルーク、ルル、レオを応援いただきありがとう

ございました今作は一度一区切り最終回となりまして

次回作に期待し評価ブックマークお願いいたします、

次回も楽しんでくださると幸いです


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。