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メラニー・クロース

 私は今日の出来事を忘れないと思う。


 入学前、私の家門は下級貴族へ没落した。


 何故、没落したか父の賄賂が原因だ。


 他国の貴族に賄賂を贈り、援助を受けていたのが新聞記事に出回った。


 私や母は父が賄賂を贈っていたことも分かっていなかった。


 ただ調査委員を我が家に派遣が来た時に、父が賄賂を贈ったり、物品を貰った数々が隠し扉に沢山入っていた。金塊や植物が数多く見つかっていた。


 金塊はお金になるから分かっているが、植物に関しては毒草が多く見つかった。


 植物に関しては何かの研究に使っていると父が供述していた。


 植物に関しては、まだ調査中だが依然として具体的な目的がわからない。


 このように一連の事件があったので、私たちは下級貴族へ没落した。


 父が逮捕されたのに何故私たちの家門は維持されているのか。それは母方の家系が貴族出身だからだ。


 だからこそ私は貴族という立場を維持出来ている。


 父と母は離婚しており、父は軍の牢獄で捕まっている。


 それらの出来事を知った上級貴族は多い。


 その中の一人に私の幼馴染、アルン・フォン・ラインハードにも知られた。


 コイツは私が幼い頃から何かと突っかかってくる奴だった。昔から顔がいいのかわからないがモテてた。それだけだったまだいい方だが色んな女の子に対して告白していて同時に二人も彼女がいた時期もあり、周りの女子からは冷めた目で見られていた。彼女がいる状態でも私にプロポーズすることもある。


 正直ついていけなかった。


 私は彼の告白から逃げまわっていた。下級貴族に成り下がっても「僕のこと好きになった方がいいよ!」という気持ちが全く伝わらない彼からの言葉には耳を貸さないまま、ラヴィーバル学園に来た。


 私はメラニー・クロースとして学園生活を楽しもうとしたら試験があった。


 その試験で不合格になったら退学という明らかに人数を減らしているていうのが伝わる試験。


 そんな試験を一緒に挑んだのは、私と一緒の下級貴族のリオン・ハイランド。という男子。平民のエリー。の女子と私の三人グループで行った。


 実際に二人は、とても強く上級貴族の中でもあれ程の天才はいないと思う。エリーは詠唱を省略して魔法を発動させていた。正直今考えても意味わからない。


 それにリオンも剣士なのに何故か魔力を扱う事が出来ていた。ただ腹のうちが読めなかったというか眼帯してる意味も分からなかったし、私は最初の方警戒していた。


 ただ下級貴族に没落した私にとっても友達と呼べる人に出会ったことは嬉しい。


「ねえ!私が先に風呂に入ってもいい?」


 ルームメイトのエリーが言った。


「先にどうぞ」


「やったー!」


 これからエリーとは長い付き合いになりそうだ。



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