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光る!女子物語  作者:
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第4話 自称初恋

月曜日の朝、紫乃は光を叩き起していた。


紫乃 「光ーー!!起きてー!朝だよ!」


ちなみに今日だけで起こすのは5回目だ。


光 「んえぇ………?なんなのもぉ〜……しつこいな…」


紫乃にカーテンを開けられて眠たそうに目を開ける。


光 「大体なんで今日はこんな早起きなのさ…あれ?」


寝ぼけながら紫乃を見ると不思議そうに


光 「その格好って…」


紫乃 「ん?ああ、今日は学校なの!」


制服を初めて見たのだろうか、じっと興味深そうに見つめる。


紫乃 「学校って分かんないか、まあ簡単に言えば勉強したり世の中について学ぶようなところだよ」


光 「ふーん…学校か」


紫乃はいそいそと準備をしながら言った。


紫乃 「とにかく学校だから今日は3時4時に帰ってくるから!」


光はそれを聞いて慌てた。


光 「ええっそれって俺留守番ってこと?!」


紫乃 「あーうんそういうこと!朝ごはんもお昼ごはんも冷蔵庫の中に入ってあるから!じゃ行ってきまーす!!」


光 「えっちょっ…紫乃!?」


光が言い終わるないうちに紫乃は出かけていってしまった。


光 「はーもう…紫乃は紫乃で自分勝手なんだよなぁ…」


ため息をつきながら呆れたようにボヤく。

3時過ぎまで暇になってしまったが、現代に平安時代の時のような娯楽はない。それに現代にある娯楽は未だにイマイチ分からない。


光 「もう暇になっちゃった…どうしよう」


悩んでいたが光はいいことを思いついた。


光 「そういえば、学校って口で聞いてもよく分からないんだよな、学校を見るついでに紫乃を尾行しよう」


さっき出たばかりなのでまだそんなに遠くに行ってはないだろうと光は考え、現代に来た時に紫乃から貰ったジーパンとTシャツに急いで着替えた。


光 「よーし我ながら良い暇潰しだな、行くか」


そして光も出かけて行った。


紫乃の住むアパートの2階から街を覗き込むと、少し奥の信号で待っている紫乃を見つけた。


光は少し小走りで追いかけた。

しかし曲がり角に差し掛かった時、誰かとぶつかった。


光 「わっ!」


? 「きゃっ!」


光は背が高いのもあり、少しよろける程度だったが相手の方はしりもちをついてしまった。


光 「すみません…大丈夫ですか…」


光が相手の方へと駆け寄ると


? 「こちらこそすみません…」


光「あれ…(紫乃と同じ制服だ)」


どうやら相手は紫乃と同じ高校の女子生徒のようだ。

背が低く、髪の毛は肩あたりで内巻きにしている。


光 「あっ、そうじゃなくて…………、怪我ないですか?」


光は相手に聞くが女子生徒は光をじっと見つめるだけで返答ない。


光 「あ、あの…?」


すると突然女子生徒は頬を赤く染めた。


女子生徒 「曲がり角でこんなイケメンとぶつかるなんて…これ以上最高のシチュエーションはないわ!」


女子生徒は興奮したように言う。

どうやら相手はよくある少女漫画のシチュエーションと同じことが起こり、光に恋愛フィルターがかかったようだ。


光 「シチュ…?エー…ション?」


もちろん平安時代から来た光は少女漫画など読まないし知らない。

ポカンとする光に女子生徒は駆け寄り手を握った。


女子生徒 「これは本当に運命だと思いません?!!」


光 「えっ…?そうなの…?」


ますます戸惑っている様子を見て女子生徒は慌てて手を離す。


女子生徒 「あっすみません…!ちょっとあまりにドキドキしちゃって…」


ずっと落ち着きがなくて分かりづらかったが少し恥じらいながら照れる様子をよく見ると


光 (あれ?めっちゃ可愛くない?)


とこっちまでフィルターがかかる。


女子生徒 「ここら辺に住んでいらっしゃるんですか?よろしければお名前は…?」


光 「あ、そうですここら辺に住んでます、名前は光って言います」


女子生徒 「光さんですね、素敵なお名前…、私は

愛奈(あいな)と申します。学生の方なんですか?失礼でなければご年齢は…?」


年齢を聞かれて光は戸惑う。


光 (えっ、年齢…?物語にこれといった年齢の設定はあるのか…?それに成長していってるし…)


光 「えーっと…17歳です…」


愛奈 「まあ!年齢まで一緒だなんて…!やっぱり運命だわ!」


特になんの意味もなく適当に答えたらどうやら同い年だったようだ。


愛奈 「こんなところで運命の方と出会えるなんて…、ロマンチックだわ…」


光 (現代じゃ恋愛って簡単なのかもな…)


原作で色々な人と恋愛をしてきた光源氏だが中々上手くいかなかった故、現代でとある恋を成就させる狙いが光にはあった。


愛奈 「本当はもっとお話したいのですが生憎時間がないのですわ…、学校に遅刻してしまうので…、よろしければまたどこかで会いましょう、携帯の連絡先を交換致しませんか?」


連絡先の交換を誘われたが光は現世に来たばかりなので携帯をまだ持っていない。


光 「あー、すみません、今携帯持ってなくて…」


愛奈 「あら残念…でも近くに住んでいらっしゃるならまたすぐどこかで会えますわ、きっと、ではまたお会いしましょう」


また会う約束をし、軽く会釈をした後、愛奈は去っていった。


学校へと急ぎながら愛奈はワクワクしていた。

愛奈 (こんな運命的なシチュで本当に運命の人と出会えるなんて…!早く学校に行って紫乃に話さなきゃ!)


光は愛奈を見送りながら考えていた。

光 (今起こったこと早く紫乃に話したいな、反応が楽しみだ)


続く…


読んでくださってありがとうございます!そしてお久しぶりです、毎日1話は投稿したかったのですがテストの関係で投稿が遅れています…!すみませんがまだテスト期間なので合間を縫って制作をしますが遅れてしまうことがあります!読んで下さってる方は申し訳ありません!是非続きを楽しみしていてくれたらとっても嬉しいです!

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