ミッションに続いて、もくもくまで攻撃されたらと思ったら、いてもらってもいられなかったんだ。
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最初にここに来た時よりも極めて真剣に頼んだからか、もくもくは素直に言うことを聞いてくれて、楽園の光に向かって直進してくれた。
「いいわよ、もくもく!!その調子で楽園の光に連れて行ってちょうだい!!」
「ママー」
そうやって言うこと聞いてくれたおかげで、ようやく念願の楽園の光にたどり着くことができたのだった。
「待っててねミッション!!今、回復させてあげるからね!!」
ピカァァァァァァァァァァァァ!!
そしてようやく回復させることができた。
しかもミッションだけではなく、うかとルルの羽根まで回復させることができたのだから、一石二鳥どころか一石三鳥とも言える素晴らしい出来事だった。
「大丈夫ミッション!?」
「大丈夫だよお姉ちゃん。ありがとう!」
「もう無理しちゃだめよ。ジェスはかなりの強敵だから、一人で立ち向かったら大変なことになるかもしれない。だからみんなで協力して戦いましょう!別に一人で戦う必要はないの。だからみんなで倒しちゃえばいいのよ、あんなやつ!」
「そうだね、そうすることにするよ。ただちょっと大人になって、ピアスピアも手に入れて、はしゃいじゃったんだよ。ごめんなさい」
「ミッションが無事だったら何でもいいんだよ」
「ピースウォーカー、私に許可なく何をやっているんだ?」
「なんで楽園の光で回復するのにいちいちあんたの許可なんて取らなければいけないのよ!」
「ピースウォーカーがそんなことをして許されると思っているのか?」
相変わらず差別をしてくる。
普通の天志とジェスとでは何か違うような気がしていたのだけど、やはり中身は一緒か。
「こっちに来るのだピースウォーカー!グロスター!!」
そう言ってあのターゲットを引き寄せてくるピアスピアを使った。
「まずい!!」
あれは勝手に引き寄せられるやつだ。
だけどあんなものに引き寄せられてたまるか!
「あなたの思い通りに行くと思ったら大間違いだから、ジェス!ピースウォーカーを舐めないでよね!」
しかしこの気概とは裏腹に、勝手に体があのピアスピアに引き寄せられていくのだから困った。
「やめなさい!!」
ググググ!!!!
「来るのだピースウォーカー!!目にもの見せてやろう!!」
バサッッッ!!!!!!
当然こっちとしても抵抗しないという選択肢はないので、一生懸命それに抵抗した。
しかし相手のピアスピアの力が強くてなかなかあの引力から逃れることができない。
しかもジェスの周りには村人がいて、タックルを仕掛けようとしている。
それが逆に不利になっていた。
ここでハルモニアを使って攻撃すればあの引力を解くことができるかもしれないけれど、こんなところでピースハーモニーでも放てば当然巻き込むことになる。
それだけはダメだ!!
そうやってもがいていたら、助けてくれる存在が現れた。
「もくもく!!」
「ママー」
そうやって反対方向に引っ張ってくれたのだった。
「頑張れ!!」
もくもくの力も借りながら一生懸命あのクロスターの引力から逃れようとしたのだけど、だんだん体に痛みが走ってきた。
「待って待って待って!!待ってもくもく!!」
そうやって一生懸命叫ぶのだけど、夢中になっていて聞く耳を持とうとしない。
「ぎゃああああああ」
我慢できないほどの痛みが全身を走った。
頭はもくもくで足はジェスから引っ張られので、綱引きみたいになって猛烈な痛みが全身を走る。
「ちょっと待って!!」
あまりに痛かったのでいつもよりも何倍もでかい声が出たのだろう。
ようやく声が通じた。
「もういいよ引っ張らなくても、大丈夫!!」
「ママー」
その結果、素直に引っ張るのもやめてくれた。
気まぐれなところがあるから無視するかと思ったけれど、やめてくれてよかった。
しかしもくもくがやめたことをきっかけに、足の方からとんでもない引力を感じて、猛烈な勢いでそっちに引き寄せられた。
ビュウウウウン!!!!!!!!!
「待てー」
まずい!!
「ジェスやめなさいって言ったでしょ!!」
「ピースウォーカーが私に命令をするんじゃない!!」
そうやってクロスターに引き寄せられていくと、後ろからもくもくが追いかけてきた。
「来ないでもくもく!!これは追いかけっこじゃないんだよ!!」
どう見ても楽しんでる様子だ。
「来ないで、来ちゃダメ!!」
「わーい」
ビュウウウウン!!!!!!!!!
そしてなんと、勢い余ってもくもくはうか を追い越してきたのだった。
「ダメよ、危ない!」
しかしその悲痛な声も届かず、もくもくは クロスターにかけられた。
ガチャッッッ!!!!
「やめなさい、ありえないから!!その子は子供なんだよ!体はでかいように見えるかもしれないけれど、子供なの!!絶対にあなたが今からやろうとしていることはやらないで!!」
ジェスは聞く耳を持っていない。
顔だけで分かる。
絶対ダメ!!
直接この手で止めなければ!!
ビュウウウウン!!!!!!!!!
何としてでも止めるんだ!!
そうやって羽根に力を込めて飛んでいたら、ジェスがこれからやろうとしていることに想像が及ばず、仇となった。
「行け、私の手駒となれ!!」
ピカッッッッ!!!
なんとジェスは自分の威光を、タックルしてこようとする村人にたくさん込めて、それをこっちに投げつけてきたのだった。
ブンッッッ!!!!!
「危ないッッッ!!!!!」
ドカーンッッッッッ!!!!!
なんでこうなることも想像できなかったんだろう?
あまりに焦っていたからだ。
普段だったら絶対に予測できたことだし、簡単に対処することもできただろう。
だけど今回は無理だった。
ミッションに続いて、もくもくまで攻撃されたらと思ったら、いてもらってもいられなかったんだ。
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