きゃあああああああ!!!!!!
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ぐったりしたのですぐに光神楽で回復させてやった。
「オメーきっといい死に方しねーぜ!!!!」
まだ余計なことを言うので、もう一度ハルモニアを向けると「分かった分かった」と焦り始めた。
「キルキルキルキル!!白昼の満月を赤くするのなんて簡単だ!!」
「どうやるんだ?」
「それは白昼の満月の近くで、オレら終焉の惡魔が10人以上を集まればいーんだ!!」
「そんな簡単なことでいいっぽい?」
日光坊さんはその間ずっとキラーズの頭をなでなでしながら話を聞いていた。
普段、他の天愚と喋る時もそんな感じで話すんだろうか?
この人は何と言うか、どこか物事をなめてるところがある。
「分かったわ、じゃあ善は急げと言うから早速集めましょう。ただしうか達はさっきキラーズを探してきて、かろうじて1匹見つけただけだから、今度はこいつに探させましょう」
「うん、それでいいんだ!!」
「この無礼者が10匹もおるだろうか??」
「まあ、とりあえず探した方がいいっぽいな!!」
高天坊さんに太い縄を持ってきてもらって、それをキラーズの首に巻きつけた。
「セイ!なんだこれ!!これじゃあまるでペットじゃねーか!!」
「そうよ!!何か問題でも?????」
「いいや、問題ねーよ!!」
ピースハーモニーを連発したことは相当効いたようで、割と従順になってくれている。
さっさとそうしていればよかったのに。
........と、こんな風に思ったけれどやっぱり迷った。
こんなことしていても本当にいいのだろうか。
いくらシマエナガのためだからと言っても、やっていいことと悪いことがあるんじゃないかな_
でももうやっちゃったからにはこのまま行くところまで行かないと、シマエナガを助けるまでは。
うかはキラーズの背中に乗って、みんなで人目を避けながら他のキラーズを探して回った。
高速道路の下だったり、デパートの屋上だったり、野球場の観客席だったり、どこか隠れられそうなところはくまなく探した。
その結果、なんと1時間以内に10匹以上見つけたのだった。
「まさかこんなにキラーズがいるなんて驚いたわ!!」
「本当なんだ!!まさか大将たちの山の鍛錬場にまでいるとは思わなんだ!!お前さん、ここがどこだか分かってて隠れてたんだ!?!?!?」
そう言って高天坊さんほっぺたの赤い模様を大きくしながら、キラーズの胸ぐらを掴んだ。
「なんだオメー!!やるって言うならやってやるぞ!?な?オメーら??」
1人の時は黙ってたりビクビクしていたのに、こいつら10匹以上で群れているからってなんか強気なのがムカつくわ。
「もう一度分からせようかな??」
「この無礼者に目くじらを立てていたら日が暮れてしまう!!早速白昼の満月に近づいた方がいいじゃろう!!」
東光坊さんに促されたので、うか達はそうした。
バサッッッ!!!!!!
ビュウウウウウウウウン!!!!!!!!!!!!!!
数が数なので一応警戒をしていた。
「大丈夫でしょ。こいつらピアスピアを持ってないし、そう気を張らなくてもいいんじゃない?肩の力を抜いても大丈夫っぽい」
日光坊がそう言ってくれてちょっとだけ気が楽になった。
「なんだかあんたのことを見てるとちょっと安心するわ!!」
「なんで?もしかして俺に惚れたっぽい???」
「違うわよ!!これから助けようとしているシマエナガにあんたが似てるのよ!!」
「何だそれ?」
少しの間飛びながら沈黙が続いた。
そうするとこいつはなんだかモジモジし始めたのだった。
「どうしたの?」
日光坊は子供っぽいから、見てるだけでなんだか心配になってくる。
「うか、ちょっと言いたいことがある。あのさ、シマエナガを助けたら.........もしシマエナガを助けたらさ.........」
「何?もしかしてこいつまで高天坊さんみたいに結婚して欲しいなんて言うんじゃないでしょうね?」
「もしシマエナガを助けたら、俺の頼みを聞いてくれないか?」
「何よ結婚?」
「え?結婚?いやまあ、結婚してくれるっぽいんだったら結婚するけど............」
「いや、そうじゃないならいいのよ!!何、頼みって???」
「失踪した俺の母ちゃんを一緒に探してくれないかな??」
「失踪??失踪したの??それって家出とかじゃなくて??まあいいわよ。シマエナガを助けたら、一緒にあんたのお母さんを探してあげる!!」
と、完全に油断していたその時だった。
ブンッッッ!!!!!
シャラシャラシャラシャラ....................................
「ちょっと何するのよ!!!!」
「オメーら集まれ!!!!」
キラーズが、うかが持っていた光神楽に使うピアスを大量に奪い取り、奴らは自分達の威光をそのピアスに当ててしまった。
ピカッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
「この無礼者が!!!!!!」
「奴ら、ピアスピアを手に入れたっぽい?」
「まさか!!!!」
ピアスに威光を当てたところで、そう簡単にピアスピアになるだろうか?
洋服みたいに相性というものがあるはずだ。
「キルキルキルキル!!!数打ちゃ当るってやつだ!!!!これだけ大量のピアスがあるんだから、オレらに合ってるのがあってもおかしくねーだろ!!!!」
「オメー今までよくもやってくれたな!!!!」
10人以上のキラーズがフォークの形をしたピアスピアを手に入れてしまった。
「「「ランスキル!!」」」
「「「キル・スキルアップ!!!!!!!!」」」
ヒュッッッッッッ!!!!!!!!!!
ピカッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
キラーズ達が持っているフォーク型のピアスピア・ランスキルが急激なスピードで伸びて、グサグサとうかの体に突き刺さった。
「きゃあああああああああ!!!!!!!!!」
「うか!!!!!!!!!!!お前さん大丈夫なんだ!?!?!?!?!?!?!」
とっさに威光で全身を包んでおいて良かった。
そのおかげで致命傷にならずに済んだ。
「ざまーみやがれ!!!!!」
バサッッッ!!!!!!
「あ、こいつら逃げるっぽいな!待てよ成敗してやる!!!」
「オメーら最後に教えといてやるけどな!!!!終焉の惡魔が10人集まっても白昼の満月は赤くならねーよ!!!!!!!!キルキルキルキル!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウン!!!!!!!!!!!!!!
「この卑怯者!!!!!!!!待ちなさいよ!!!!!!!!」
こうして、まんまと全てのキラーズに逃げられたのだった。
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