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仲間?そうよね仲間よね。それよりそのもみもみしてくんのやめてくれないかな!!

この作品はプリンセスヒーローものです。




「この作品、好きだなあ」「気に入ったから応援したい!」「もっと読みたいから頑張れ!」とかちょっとでも好きだと思ったら、ブックマーク、いいね、評価、感想をお願いします。




作者のモチベーションになります。







「姉ちゃん!!」



「姉ちゃん?」



ジャージの子がそら君のお姉ちゃんだと言うのか?



いや今はそんなことを考えるよりもあのキラーズのことを何とかしなければ。


さらに被害が広がるかもしれない。



コンコンコンコンコンコンコンコン.........



ひしゃげた鉄塔を威光で強化した体でどんどん登っていく。




「卑怯者は逃さない!!ピースハーモニーッッッ!!!!!!!!」



ドゥルルルルルルルルルルルルルッッッ!!!!!!!!





キャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!




「ぎゃああああああああああああああ!!!!」



トントントントン..........パッ!!!!



「卑怯なことをするからこうなるのよ」




威光で体を強化しながら鉄塔を降りて行ったら、そら君を抱えた女の子がすぐに近寄ってきた。




「もしかしてそらのことを助けてくれたのかにゃ?」



にゃ?なんか思ってるのと違う。


ジャージを着ているからもっと活発な子かと思ったけれどなんかふわふわしてる?



「そうだけど、どうしてここが分かったの?偶然ってわけじゃないんでしょ?」



「正義先生から連絡が入って学校に行ってみたら、偶然そらが連れ去られて行くのを見たにゃん?それで追いかけて行ったら、ギリギリのところでキャッチすることができたにゃん?」



なんだろう...この子なんか喋り方が変だし、喋ってるだけでなんかふわふわした気分になってくる。



「そうなんだ。それよりあなた名前は何て言うの?」



「あっち?あっちの名前はりんり。天童りんり!!友達からはりんりんって呼ばれてるにゃん?」



この喋り方、ずっと聞いていれば慣れるかなあ?


今まで会ったことがない感じの人だからどう接すればいいか反応に困る。


「そうなんだ。うかの名前は神楽坂うか。よろしくね」


そう言うとりんりは、うかに向かって鉄塔を曲げて助けてくれてありがとうとお礼を言った。


初めてうかの威光を見たはずなのに驚かないなんて不思議だなあ。



しかしそんなことはいいんだ。



「それじゃ今日はもう家に帰ろうか。学校にはもう行ける気分じゃないだろうしね」



万が一のことを考えて、一応天童家までうかが送ってあげることにした。



「あのぶしゃーって出すやつはどうやってやるにゃ?」



「何それ、ぶしゃーっ?あー、もしかしてピースハーモニーのこと?まああれは必殺技よ必殺技。もしかして興味あるの?」



好都合だ。これならさっきからずっとりんりに言いたかったことが言えるかもしれない。



「あ、そうだ、ふうの姉ちゃん!!このままふうが入院している病院に行こうよ!!」



「え、見覚えのある少年が入院している病院?まあいいけど、でもうかが行って何か力になれるかな?」



「そんなの当たり前じゃん!!」



ということで病院に行こうということになったのだけど、そこはラプラスが手榴弾で吹き飛ばそうとした病院だった。



あの時全力で守って良かった。

うかの知り合いが入院していたなんて後から知ったら罪悪感を覚えて今頃立ち上がれなかったかもしれない。



「あの、神楽坂ふうの病室はどこですか?」



受付の人に話すとすぐに場所を教えてくれてそこに向かった。



しかし病室に入ってみたけれどふう君はずっと眠ったままで、うかが話しかけてみても一向に返事をしない。



「かわいそうだにゃん?あっちがそばにいれば助けてあげられたかもしれないのに」



ふと、りんりはつぶやいた。見知らぬ人のために胸を痛めるなんて、なんていい子なんだろう。


そして率直に正義感が強いと思った。


普通は心配しても自分が助けるという発想にはならないだろう。



「どうやって?終焉の惡魔と戦ったことがあるけれど強いやつは強いし大抵の奴らは卑怯だよ」



「その時はあっちが、不思議なパワーでハッとしてほっとしてふっと倒すにゃん?まあそれはその時になってみないとわからにゃん?」



「そんなんじゃ倒せないと思うよ。でもうかだったら倒す方法を教えてあげられる」



「ひょー、それでどうするにゃん?」



「教えてあげる。でも教えてあげたらうかの仲間になってくれる?」



確かピアスピアというのは羽根があれば作れたはずだから、高天坊さんに頼んで羽根をもらおう。




そうすればピアスピアを作れるはずだから、うまくいけば白昼の満月の向こう側に乗り込む為に協力してもらえるかも?



「仲間?そらのことを助けてくれたんだから、もうあっちたち仲間じゃないにゃん?」



そう言いながらこの子はうかの顔や髪の毛をもみもみしてくる。



「仲間?そうよね仲間よね。それよりそのもみもみしてくんのやめてくれないかな!!」



もっとふわふわさせたいから、などというよく意味が分からない理由を言いながらもみもみしてきて、うかが手で制してやっとやめてくれた。




「ふうのお姉ちゃんよかったね!!姉ちゃんのそれ、仲がいい人にしかやらないんだよ!!」





見覚えのある少年をそこから3時間ほど見守っていたのだけど、一向に起きる気配がないので今日のところは帰ることにした。




どうやらうかのことを探している場面をたくさん見てきたようで、見覚えのある少年とうかを引き合わせられないのをそら君はかなり残念がっていた。






この作品はプリンセスヒーローものです。




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