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安楽静さんって元ピースウォーカーなんだって

この作品はプリンセスヒーローものです。








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ドゥルルルルルルルルルルルルルッッッ!!!!!!!!



キャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!




「ぎやあああああああああああッッッ!!!!!!!」



煙を出しながら絶叫するビームフリーズ。




「うーかー、ビームフリーズが屋上に落ちて行くぜ!!」



バサッッ!!!



しかし空中でサクリファイスがビームフリーズを助けた。



「ピンク髪、残念だが時間のようだ」



サクリファイスがチラッと見た先には白昼の満月があったのだけど、赤くなっていたのが黄色くなりかけていて、サクリファイスの後ろからキラーズがついていき退却していった。



「どういうこと?もしかしてうか達、助かったの?」



「そういうことだな。白昼の満月が赤から黄色に戻ったらあいつらは元いた世界に戻れなくなるんだぜ」



ふーん。そうなんだ。



「生意気な女ァ!!調子に乗るなよ!!この俺がそのピアスピアごと叩き壊しウォーカーの希望を打ち砕いてやるぞ!!」



ビームフリーズに捨て台詞を吐かれて、そのまま終焉の惡魔は白昼の満月に帰って行った。



「何なのあいつ!!うかのこと好きすぎるでしょ!!それよりなんでうかはあんなに強い力を出せたんだろう?そんなにうかの威光って強いの?」


「いや、というよりも羽根にアンラッキーの威光が残ってたんだ。それが力を与えてくれたんだ」


「アンラッキー?」


「安楽静。元ピースウォーカー」


空中に浮きながら僕ちゃんと会話をしていたら、屋上に助けたみんなが集まっていておーいと呼びかけられたので戻ることにした。


「あいつらが帰って行ったのはふうのお姉ちゃんのおかげだよ!!ありがとう!!」


一人の子がそう言うと保護者も正義先生も、みんながみんなうかにお礼を言った。


「当然よ。あんな奴らにうかは負けないんだから!!でもみんなのおかげで楽に倒せたわ!!」


そうすると見覚えのある少年が前に出てきて言った。


「姉ちゃん。教室の窓から落ちてる時に、俺のことを助けるために自分だけ固い地面に激突して頭を打ったんだろ?俺のせいでごめんな。姉ちゃんがいつも大事にしているスーパーボール返すわ」


そうやって見覚えのある少年はうかにスーパーボールを渡そうとしたのだけど、それを断って少年の手に握らせてあげた。


「なんかよく分かんないけど、うかなら大丈夫だよ。そのスーパーボールは宝物だけど君にあげるよ。特別だよ?」


宝物なのになんでこの少年にあげようと思ったのかはよく分からなかった。でもあげてもいいと思ったんだ。


「うーかー、もうそろそろ行こうぜ。その姿を見られるのはまずいかもしれないからな」


「分かった。それじゃあみんなさようなら。少年、そのスーパーボール大事にしてね!!」


「姉ちゃん!!」


バサッ!!!!


ビュウウウウウウウウン!!!!!!!!!!!!!!





「ところでこれからどうしよう?帰るところもないし」


「ならアンラッキーのところに行こうぜ!!僕ちゃんは元々アンラッキーの羽根だったんだぜ!!」


ということでその元ピースウォーカーの人のところに行くことになった。


「ここにいるぜ!!」


「ここにいるの?神社だよ?」


鳥居をくぐって中に入っていくと巫子さんが掃除をしていてその人に僕ちゃんがアンラッキーと呼びかけた。


「あら、シマエナガじゃない!!新しいピースウォーカーは見つかったの?いえ、どうやら見つかったようね」


元僕ちゃんのパートナーであり元ピースウォーカーの安楽静さんの印象は、堂々とした人といった感じだった。


胸を張っていてヘアゴムで髪をまとめていた。


「アンラッキーさん...じゃなかった、えっと...」


溢れる思いがどうしようもなくうかのことを突き動かした。しかし初対面の人にいきなりこういうことを言うのは失礼かもしれないと思ってブレーキがかかった。


「?」


しずかさんは首を傾げた。


「まあいいや言っちゃえ!!安楽しずかさん、元ピースウォーカーということで1つお願いがあります!!うか、強くなりたいんです!!鍛えてもらえませんか!!」


「何よいきなり?シマエナガ、この子にあたしがピースウォーカーを辞めた理由言ってないの?」


「別にそういうつもりで来たわけじゃないんだぜ。ただうーかーに帰る場所がないからここに行ったらどうだって喋っただけだ」


「そう。とにかくね、あたしはもう戦わないことにしたのよ」


「なぜですか?白昼の満月がある限り戦わないなんてことは無理ですよね?」


「戦おうとしても戦えないからしょうがないじゃない。恋っていうのはそれくらい人の人生を変えるものなのよ」


よく分からなかったのでパッと僕ちゃんの方を見てみたら、衝撃的なことを口にした。



「うーかーが戦ったビームフリーズっているだろ。あのビーム野郎にアンラッキーは惚れてるんだぜ」


「ええええええええええええええええええええええええ!?!?!?!?」


ひっくり返るほど驚いた。

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