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君の心に灯火を……  作者: 雪
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第39話 メモ帳の持ち主は誰?

おかしいな……喉の調子が悪いような気がするんですよね。嫌だわァ……乾燥のせいなんですかね?まぁそんなくっだらない話は置いといて第39話楽しんできてください!

「まぁそれなら早く移動しよーぜ!ユウの事も話さないとだろ?」


「そうだね、おじさんの家になるのかな?話すとしたら。」


「そうだなぁ、なら急いで行くぞ!」


「……そうだな。ユウの事も話すとなるとかなり時間がかかりそうだしな。」


そうして俺達は足早にお爺さんの家へ向かった。俺の家から近かったのもあり10分程度で着くことが出来た。


「もしかするとお爺さんの家に怜斗がいるのかもと思ったが居ないみたいだな。……本当にあいつどこぶらついてるんだ?」


「まぁ気にしなくてもそのうち帰ってくるだろ!」


「そうだぞ!ほれさっさと家の中入れ!」


そう言ってお爺さんは家に入っていく。それに続いて怜斗、由衣、すず、俺の順番で入った。


「お邪魔します……お爺さん、これ。」


俺はそう言って母さんに渡されたお菓子を渡した。


「ん?わざわざ持ってきてくれたのか!そこまで気を使わなくっても良かったのになぁ!」


と言ってお爺さんは受け取った。そして俺達はリビングの方へ案内され座った。そのタイミングですずが


「あ、そうだ!涼!早くメモ帳の中身見せてよ!」


と言ってきた。


「あぁ、分かった。」


俺はパラパラとページをめくり唯一書かれている場所を開き皆に見えやすい様に開いた。それを見た由衣と翔斗、お爺さんは驚いて


「うわっ!なんだこれ!『助けて』……?」


「赤いペンで書かれてるのかな?ちょっと不気味だね。」


「ペン……というより血に俺は見えるけどなぁ!」


「血の割には鮮やか過ぎねぇか?血って乾くと赤黒い感じになるだろ?」


「ど、どっちにしても怖いよ……あれ?すずちゃんなんで黙ってるの?こういう話には1番食いつきそうなのに……」


由衣がそうすずの方を向いた時何故か驚いたように目を見開いた。

……どうしたんだ?なんで固まって?……!すずこれ多分素になってるな?とんでもなくすずから暗い雰囲気が出てる。心做しか顔も青いような……?


「すず?どうかしたのか?」


「この字、知ってる。で、でも本当にそうだとしたら……!」


すずは独り言のようにそう呟いた。幸いそのタイミングで「いつもの」すずに戻ったのか暗い雰囲気が消えた為翔斗がすずに話しかけた。


「おいおいすず!急にどうしたんだよ!心当たりがあるならちゃんと言えって〜!」


翔斗が茶化すように言う。


「ユウ……」


「ユウ?今はメモ帳の話だろ?そんなにユウに会いたいのかぁ?まぁ俺もそいつの能力とやらを見てみたいから気持ちは分かるけどなぁ!」


「そうじゃなくて、これ多分ユウの字……」


え?いや、確かにユウも生前の頃色々あったみたいだが特にそれと言った様子は……あ……


「え?でもすずちゃんの話を聞く限りこういうのを書くタイプじゃないと思うんだけど……」


「いや、でもありえない話でも無い。もし今日登校してた時に言ったことが本当だったとしたら……」


「ん?なんだなんだぁ?一体どういうことか俺には全く分からんぞ?」


俺の言葉に由衣と翔斗も黙り込んでしまいお爺さんは何が何だかと言う雰囲気で声をかけてくる。


「俺がある程度まとめて話す。」


そうして俺は朝話していた事を大体説明した。


「ほぉー……確かに変だなぁ?そこまで手際の良い奴がわざわざ火に油を注ぐような事をするとは思えんな!でも本当にただの気まぐれかもしれんだろ?」


「ユウは理由もなしにあぁいう事は言わないから、多分何か事情があるんだと思うよ。」


「ん〜だが涼の話だと死ぬ為にやっているかもしれないという物だろ?幽霊なら未練さえ無くなれば成仏するんだ、別の中途半端なもんになっだからと言って消えんわけじゃないしな!」


お爺さんがそう言うと由衣は興味深そうに


「中途半端なものになっちゃっても消える方法はあるの?あるなら話が変わってくるんじゃないかな?」


と言った。


「そういうのを退治するやつも居るからなあ!そいつらに頼めばどうとでもなるぞ!」


……やっぱりそういうことしてる人達居るんだな。幽霊が居るくらいだから居そうだなとは思っていたが。


「……もしかすると呪いのせいで生者になる事も死者になることもできないんじゃ?」


「え?すずちゃんそれどういう事?」


「あ、言い方悪かったごめん!よく良く考えれば生前の恋人の名前忘れるってなかなか無いよね?それで思ったんだよね。もしかすると私達はずっと呪いっていう縛りで考えてたでしょ?それも身体にダメージがあるタイプ!」


まぁユウがなんの為に変な言い方をしたのかっていうこと考えてたからな。別におかしいところは無いと思うが……

俺と同じ意見だったのか翔斗はキョトンとした顔で


「おう、そうだな!それが何なんだよ?別におかしなとこ無いだろ?」


と言った。


「まぁ実際身体系の呪いもあると思うよ?でもさ、結局それって新しい能力を増やすための代償ってことでしょ?それならさ!大切な人を奪われるっていうのがあってもおかしくないんじゃない?」


確かに……でも待てよ?


「でもユウは所々覚えてただろ?それだとおかしくないか?」


「ん〜でもそういうのってさ、曖昧に記憶残ってる方がしんどくない?『自分の1番大切な人なのにどうして忘れてたんだ』って自分を追い詰めちゃうんじゃないかな?ユウの性格的に完全に消されるよりも曖昧に覚えてて肝心なところを思い出せないって言う方が【代償】になると思うよ?」


「そうだな……なんだかんだ言ってユウは責任感強そうだしな。」


「そう!もしかすると昔は身体的な代償じゃなかったんじゃないかな?記憶とか幽霊となったユウの在り方とか……そういうのがいくつも重なって《今の中途半端な状態》になったんじゃない?」


「でもそれだと__」



「なんで俺……?」

フッフッフー……今日は順番関係なしの日なんだよなぁ!今日は涼ともう1人呼んでるから!

「え?もう1人って一体だr_」

「あ、涼!今日って私と涼が担当なんだ!作者はホント気分屋だね!」

まぁ色々とね!

「…………犯人はユウか。」

いや?違うよ?ただの私の気分さ!( ゜∀゜)フハハ八八ノヽノヽノヽノ \

「すず、こいつは放っておいておこう。俺達もバカになる。」

怜斗も連れてこようかしら……?

「悪かった、謝るからやめてくれ。」

「アハハ……そういえばユウは?居ないの?」

ん?一応声かけたけど「邪魔したら悪いし物語的にちょっと……」って言われた!

「理由がメタい!でも邪魔にはならないと思うんだけどなぁ……来たら良かったのに。」

「…………たった今用事が出来た。そろそろ終わろうか。」

おーい……?お顔怖いですよ〜……?

「何か言ったか?」

い、イエナニモ……

「涼ってちょっと作者に対して当たり強いよね……可哀想だから控えめにね?」

女神……?

「……努力はする。でもつい口が滑って言っちゃうかもな?」

(._.)ヒドイ

「ま、まぁまぁ……そろそろ終わらないと!ここまで見てくれた人ありがとう!」

「また【明日】も見てくれると嬉しい。」

(え、明日宿泊……)ま、またね〜!

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