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君の心に灯火を……  作者: 雪
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第38話 謎のメモ帳

イェイL('ω')┘三└('ω')」イェイ今日はすぐにサブタイトルが決まってくれました!明日は土曜日!楽しみですね〜。では楽しんで来てください!

「ただいま、母さん。」


「おかえり〜。話し声が聞こえるけれどお友達が待ってるの?」


「うん。この後予定があるから。」


そう俺が言うと母さんは嬉しそうに


「そうなの!なら急いで着替えて来なさい。水筒とお菓子は用意しておくから!」


と言ってキッチンの方へ足早に歩いて行った。


「……お菓子は別にいらないと思うんだがまぁお爺さんの家行くし、まぁいいか。それより着替えないと。」


俺は急いで手を洗い駆け足で階段を登り自分の部屋へ向かった。部屋の扉を開け中に入り着替えているとふと机を見た時に目にとまったた。


「あれ、俺こんなの置いてたか……?メモ帳?」


母さんが入った時に忘れたのか?いや、でもこんなの家になかったし……とりあえず着替え終わらせよ。あれ、ていうかカーテン閉めるの忘れてたな。まぁ位置的に死角になるだろうし大丈夫だろ。服は適当でいいか。………よし。着替えたしメモ帳の中身見てみるか。


「うーん……にしても見覚えのないものだな。」


中を開くと何も書かれていない真っ白なページが広がっていた。


「……やっぱりただのメモ帳か?あ、他のページはどうなんだ?」


ペラペラとめくっていくと途中で何か書かれている箇所があったため何ページか戻って確かめるとそこには……


「たす、けて……?なんだこれ、気味が悪い……いやまぁ文字が赤いペンで書かれているからそう思うんだろうが。母さんにこれが何か聞こうと思ったが、辞めた方が良さそうだな。お爺さんにユウのこと話すしその時に相談してみよう。」


にしてもこれ本当にペンか?余りにも血と似た色をしているから一瞬本物なのかと思った……


「涼〜〜!いつまで着替えてるの!早く降りてきなさい!」


母さんの声だ。俺が呑気に準備をしているうちに家に入ってから10分ほど経っていたみたいだな。早く下に行こう。


「直ぐに降りる!」


俺はそう言いメモ帳をポケットに入れ1階へ降りた。母さんは遅い!と文句を言いながら水筒とお菓子を渡してくれた。


「さ、早く行きなさい!待たせちゃってるんだから!」


「うん。ありがとう、行ってきます!」


「行ってらっしゃい!遅くても7時には帰ってきなさいよ!」


そんな母さんの声を背中に俺は家を出た。家を出ると翔斗が待ちくたびれたように


「おい!どんなけ時間かかってんだよ!まぁ良いけど!」


と言った。だがそんな翔斗の反応とは裏腹にすずとお爺さんはこちらを怪訝そうに見ている。それに気づいた由衣が


「あれ?2人ともどうかしたの?そんなに待つの嫌だったの?」


と聞いた。それにすずは慌てて首を振り


「ううん!そうじゃないよ!別に待つのは苦じゃないし!それより涼から変な雰囲気を感じて……」


と言う。それに付け加えるようにお爺さんが


「それもあまり良くない感じでな。さっきまでは感じなかった分ついな!涼、お前なんか変なもん持ってないか?」


と俺に聞いてきた。

変な物……もしかしてメモ帳の事か……?

そう思った俺はポケットからメモ帳を出して皆に見せた。


「これ……朝は無かったんだが着替えてる時に見つけたんだ。机の上に置かれてた。それでちょっと時間かかったんだ、悪い。」


「へ〜!それはいいけどなんだこれ?お前の親のやつじゃねーの?」


「ん〜でも涼君がわざわざ持ってきたってことはご両親のものじゃないってことでしょ?」


「あ、確かに!」


アハハと笑う翔斗の隣ですずはじっとメモ帳を見つめた。


「……これだ。変な雰囲気だしてるの。なんて言うか禍々しいというか痛々しいと言うか……言い表しにくいけど負のオーラを感じる!おじさんは?どう見える?」


すずがそう聞くとお爺さんはうーん……と唸った。


「そうだなぁ……人に害を与えるものでは無さそうだが、かなり念のこもった代物だな!中には何も書かれていないのか?」


うーん……これ見せてもいいやつか?明らか面倒事に発展しそうなんだが。


「書かれたページはあったが……とりあえず人通りの少ないとこに行かせて欲しい。ここは時々人が通るしかあさんも出てくるかもだから。あまり良くないものなら他の人の目に映らない方がいいだろ。」


俺がそう言うとお爺さんもすずも頷き


「確かに私も偶にこういう系の物が目に入ることはあったけどこんなに強いオーラを感じるのは初めてだからね!迂闊に他の人には見せない方が良いかも!」


「まぁ俺個人としても他人に見せるのはあまりおすすめはせんなぁ……影響の受けやすいやつはこれを見ただけで軽く気分が悪くなるかもしれん。」


とそれぞれ話した。

ん?でもなんで俺は何も感じないんだ?確かにあまりいいものでは無さそうだとは直感で感じたが2人ほど強くは感じなかったぞ?

俺がそう考えていると顔に出ていたのかお爺さんが


「聞いたところによるとあくまで霊が見えるようになっただけっぽいからな!多少は感じとれていても元から見える人間と比べると察知能力は上がらないんだろうな!」


と説明してくれた。

成程、まぁミサンガはあくまで霊を見えるようにしてくれる物だもんな。当然ではあるか。それにしてもこれは一体____?


「フフっ久しぶりだねぇ。と言っても当番制だから大して日にちは空いてないけどね。」

まぁ今ユウの出番ないからね……怜斗もないけど。

「まぁ僕は一時期連続で出ていたから1番回数が少ないのは怜斗君かもね。そういえば涼君は直ぐに帰ろうとしてこなかったかい?一応話は伝えておいたんだけれど。」

……口で言われることは無かったけど目で帰りたいって訴えられたよ。なんで私に対してはあんなに塩対応なのかな?流石に酷くない?

「ん〜……でも理由を聞いたら結構優しい理由だったけどね。」

んぇ理由?涼は私と話すのが面倒だから早く帰ってたんじゃないの?

「まぁ相手にするのが面倒だったのもあるかもしれないけど僕が昨日聞いた時『あいつ投稿時間遅いから早めに切り上げれば直ぐに寝れると思ってああ言った。』って言ってたよ?」

なん、だと……よし!次は当番関係なしですずと涼の両方を呼ぼう!そうしよう!

「ご機嫌だねぇ……ちなみに課題は進んでるのかい?」

え……まぁ、うん。2教科は終わったよ?

「反応が微妙だねぇ。その感じだと1教科は途中、残り2教科は手付かずと言った所かな?」

……………ソンナコトナイ…ヨ(^ω^;)

「成程図星だね。ある程度はすすめないとダメだよ?あともう少しでテスト1週間前なんだからね。今日はもう寝た方がいいと思うけど。」

……明日進める!(多分)

「進めてない未来が見えるよ……とりあえず今日は寝な?体に悪いしね!」

優しい……好き……

「お世辞はいいから早く寝るんだよ?」

お世辞じゃないんだけど?ま、まぁ分かった寝る。それではまた次回お会いしましょう!

「フフっではまた明日にね。」

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