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君の心に灯火を……  作者: 雪
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第14話 黒?白?

ウェーイ、明日書けるかなぁ〜……14話楽しんでください!

「今すずが生きてるかどうかって事だ!」


ド直球に聞くな……流石翔斗だ。


「うぅむ……占ってみるか。」


そう言うとお爺さんは席を立ちどこかの部屋に行った。しばらくすると手に箱を持って戻ってきた。


「それで占うのか?」


「え〜それって当たんの?」


「ちゃんと当たるぞ!少なくともその辺の道端でやってるような占い師よりは信憑性がある。ま、見ておれ。」


そういい箱を開けて1枚の紙と御札を取りだし呪文のようなものを唱えた。すると御札が輝きだし紙に文字のようなものが浮き出た。


「うむ。占いの結果すずは生きてるようだな。それどころかかなり安らげてるみたいだな。この感じだと翔斗達といる時よりも素が出てるんじゃないか?」


「良かった……すずは生きてるのか。」


「でも安らげてるってどういうことだ?」


そう言われお爺さんは難しい顔をして


「それは占い結果に出てないから分からんが……もしかすると攫っていった奴は悪いやつじゃないのかもしれんなぁ……そうじゃなきゃこんな占い結果はでん。」


と言った。


「でもわざわざ人の命を奪うようなルール作る奴だぞ?そんなこと有り得んのか?」


そうだよな……俺に話し掛けてる時やすずに対する態度、明らかThe悪役って感じだったし。


「だがそういう事出来る奴は気まぐれだからなぁ。面白半分でそうしただけかもしれん。」


「でももしそうだとしても、なんであんなルールを作ったんだ……?」


「もしかすると何かそいつなりの人助けだったのかもしれんな……」


「人の命奪うのが人助けぇ?んな馬鹿な話あるかよ!」


「幽霊や神に近い存在は死ぬ事が救いだと考えるやつも居るからな。それとも殺す相手には何か共通点があるのかもしれん。まぁ、攫われて2週間以上たってもすずが生きている時点で殺しが目的だとしたら可笑しいからなぁ。味方の可能性も考えておいた方がいいかもしれんぞ?」


「えぇ〜!でも!」


「翔斗、お爺さんの言う通りだ。今までは俺達目線でしか考えてこなかったが、相手にもルールを作った理由が必ずあるはず。偏った考えだと、逆にすずを助けにくくなる。」


俺がそう言うと、翔斗は渋々だが納得してくれたようで何も言ってこなかった。


「そういえば、お前達どうやってすずを助けるつもりなんだ?攫われた場所なんて簡単に分かるもんじゃないだろう?」


確かに言われてみれば……助け出す事に考えがいきすぎてて

忘れてたけどどうやって見つければ?


「ま、まぁそこは何とかなるだろ!」


「行き当たりばったりか!まぁ勘に頼るのも1つの手だから俺からは何も言わん。だが、涼。お前はまず自分の問題を何とかした方がいい。」


「俺の問題……?」


もしかして、校外学習の事か……?でも今はそれより……


「まずお前はお前に憑いている霊たちと話した方がいい。でなきゃすずを救えないぞ?何せ占いでそう出てるんだからな!」


「占いで……?」


「爺さん、占いではなんて出てるんだ?」


「まず目の前の問題を解決しない限り攫われたもののことを救うことは出来ないだろう……と書かれているな。」


「でも俺の問題とは書いてないし違うんじゃ?」


「お前以外に今問題を抱えてるやつはいないだろう?どうする、俺なら短時間だが霊と話せる様にすることが出来るが。これは強制していいものじゃないからな。涼、お前自身が決めろ。」


俺は……すずを救いたい。けどお爺さんさんはああ言っているけどやっぱり霊たちは俺を恨んでるんじゃないか?本当に俺が話しても大丈夫なのか?でもそうしないと……


「分かった。霊たちと話す。」


「おいおい!涼大丈夫なのか!?いくらすずを助けるためとはいえお前に負担がかかるんじゃ……」


「もしも危険だと俺が判断した場合強制的に術を解いて終わらせるから、大丈夫だ。とりあえず準備に少し時間がかかる、確か今週の火曜は祝日だったな。その日にまた同じ時間に来てくれ。」


「俺は!?爺さん!俺も涼と一緒に来ていいか!?」


「別にいいがその場合お前も霊たちを見ることになるぞ?それでもいいのか?」


「もちろんいいに決まってんだろ!涼になんかしたら俺がぶっ飛ばしてやるんだ!」


「何かあったら困るから翔斗、絶対に霊たちに暴力を振るなよ……」


「えぇぇ……まぁ涼がそう言うなら……」


「それなら決定だな!お前達2人でまた火曜日の今日来たぐらいの時間に来い!特に涼!1度言ったからにはちゃんと守れよ!」


「……分かってる。すずを助けるには嫌でもそうするしかないからな。」


「涼にも春が来たんだよ!爺さん!涼、すずと話して1週間ぐらいでこれだぜ?」


「青春しとるなぁ!羨ましいわ!」


「翔斗?前にも言ってたよな?今はどちらかと言うと秋よりだろ?」


「これだから鈍感は……」


なんで翔斗は呆れた顔をしてるんだ……?まぁいいか。


「それじゃあそろそろ2人とも帰りな!明日学校だろ!俺も準備があるしな!」


そう言われて俺達は席を立った。


「そうだな、翔斗。明日は数学の課題の提出日だがちゃんと終わってるのか?」


「………それより邪魔になるから早く帰ろうぜ!」


「終わってないんだな。ガンバ。」


そんなことを話して玄関まで来た。


「それじゃあお邪魔しました。お爺さん、何から何までありがとう。また火曜日にきます。」


「またな!爺さん!」


「おう!気をつけて帰れよ!」


そうして俺達はお爺さんの家から出て帰路につくのだった。

作者が内容思い出してニヤけそうになるのはおかしいのか……まぁ、涼のせいにしときましょう。霊たちと話すっていう判断できる涼はすごいですよねぇ……私ならしません、絶対に。では次回もお楽しみに〜

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