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君の心に灯火を……  作者: 雪
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第11話 善意

1回書いたやつあるんですけど何となく腑に落ちなくて結局書き直しました……さすがに10話超えてきたら1発書きはやめた方がいいのかなぁ……それでは11話お楽しみください!

「私は、色んな人に頼られることが多かったの。勉強を教えてって頼まれたりとか。」


「頼られるのが嫌だったのかい?」


「嫌じゃなかった、けど1回私の読書感想文見せてって言われたことがあって……」


「もしかして丸写しされた?」


「うん……その子小学校の時に来た転校生何だけど、よく私に宿題写させてって言ってきてたんだ。」


「同じクラス?」


「違うけど、私よく色んな人に勉強教えたりしてたからそれで知ったんだと思う……今までも見せて欲しいって言ってくる人はいたんだけど丸写しされたこと無かったし大丈夫だと思って渡したんだけど。」


「それですず君が怒られたのかい?」


私は首を振って


「先生に話を聞かれた時に由衣が『私、転校生の子に貸す前にすずちゃんに参考としてみせてもらったよ!すずちゃんが写したんじゃないよ! 』って言ってくれたから私は怒られずに済んだけど……結局その後写してきた子はまた転校しちゃった。」


と答えた。


「うーん……今まで善意で見せたり教えたりしてたのにそれを仇で返すようなことしちゃったら嫌になるね。」


とユウは同感してくれた。


「うん……それにその子、私に凄い暴言吐いてきたから……余計に嫌だったな。」


「なんて言われたのか話せる?」


……無理に話させようとしない。やっぱりユウは根は優しいんだな。


「うん。確か『あんたが私が写したって言ったせいで先生に怒られたじゃん!なんで庇ってくれなかったの!?絶対に許さないから!死ね!』って言われた。」


「フフフ、ソイツの名前わかるかい?」


え、笑顔が怖い……こっちの私は感情薄い方だと思うんだけど……


「……覚えてても言わないよ。ユウならそのまま殺しちゃいそうだから。」


「そんな事ないさ!ちょっと話をするだけだよ!」


絶対話すだけじゃ終わらないでしょ……私には関係ないから言ってもいいけど共犯になるのは困るからやっぱり言わないでおこう。


「……結局その後私は先生にあまり宿題とかを友達に見せないようにって言われて、家に帰ったんだけどそれからあまり人信じきることが出来なくなっちゃったの。」


「話を逸らされた気がするけど、まぁ自分が時間をかけて書いたものを写された挙句逆ギレまでされたら嫌でも人を信じることを出来なくなるね。」


とユウは言うとボソッと


「本当にそっくりだよ……」


と言ったがすずは聞こえなかったのか話を続けた。


「でも、幼なじみの翔斗や私が写してないって証明してくれた由衣ですら信じれなくって……自己嫌悪でよく体調を壊すようになったの。」


「そういえば翔斗君達がそんな話をしてたなぁ……原因はそこにあったんだね。そりゃあ翔斗君も由衣君も心配するさ。」


「ちょっと過保護すぎる気もするけど……体調をほとんど崩さなくなった今ですらちょっとコケただけで大騒ぎするから。」


「それだけ大切にされてるってことじゃないか!でも君が今のような状態になったのは自分に対する自己嫌悪のせいか……うーん、やっぱりその小学校の頃にきた転校生とやらを殺すしかないかな?」


満面の笑みでユウは言った。


「やめてよ……別に今は気にしてないし……」


そう言うとユウは残念そうに


「え〜……じゃあどうしたら君は救われるんだい?」


と言った。


「……分からない。」


「うーん……もしかするとすず君が気づいてないだけでストレスになってるものがあるのかな。僕が話をするように頼んだ時も命令かお願いか聞かれたし……そういえばお姉さんとは仲良かったのかい?」


「うん、悪くはなかったと思う。」


「……もしかしなくてもお姉さんが亡くなったことによってより酷くなってそうなったとかは?」


「可能性はあるかも……たまに夢出てきたし……」


「……せめて山に入ってきた時にお姉さんでいいかどうか聞くべきだったかな。おかしいなぁ、一応まだ君幼かったから1部記憶を改変してから山出てもらったんだけど……」


「でも、事故にあって死んじゃうよりはショックがマシだったと思う……多分いずれにしろこうなってたと思うから。」


「君って嫌になるくらいお人好しだね……もう少し自分に対して優しくした方がいいんじゃないかい?」


「でも、由衣達に心配かけないようにしないと……それに私のせいで2人死んじゃったから……」


「2人……?1人は君のお姉さんだとしてもう1人は誰だい?」


「名前は分かんないけど、高校生のお兄さんが車に轢かれそうになった私をお姉ちゃんが死んじゃう1週間くらい前に助けてくれたの。でも、代わりにお兄さんが死んじゃって……それで……」


「なるほど、それ以上は言わなくてもいいよ。なるほど、1番のきっかけはそこか……しまったな、いくらお姉さんを救うためだったとはいえタイミングが悪かった。ごめんね。」


「それは……私が山に入ったからで……わ、悪いのは全部私で……」


「……君のせいじゃないさ。ここまで君が過去のことを話してくれたんだ。今度は僕が話す番だね。」


「ユウの昔のこと……」


「あぁ、君だけが話すなんてフェアじゃないだろう?と言ってもそんなに長くない話だけどね。ま、昔話くらいに聞いてくれるといいさ。先に言っておくけど、今から話すのはまだ僕が生きていた時の話だよ。山にルールを取り付けたきっかけみたいなものかな。」


そう言うとユウはゆっくりと深呼吸をして話し始めた。

ユウってなんだか変わってますよね……私のイメージではあれがああなってこうなるんですけど(何語?( ꐦ◜ᴗ◝))多分次回でユウがルールを作ってまで人をある意味救おうとした理由がわかるのではないでしょうか?では次回もお楽しみに〜*˙︶˙*)ノ"マタネー

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