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君の心に灯火を……  作者: 雪
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第10話 謎の人物の目的

10話目!やっぱり毎日投稿だとすぐに達成出来ましたね!次の目標は、25話にしとこうかな?では、第10話お楽しみください!

……今、涼は何してるのかな。助けようと動いてくれてる?それとも、ほとんど話してないからって見捨てられたのかな?ま、いっか……どうせ、間に合わないだろうし。


「おやおや、涼君達といた時とは一気に雰囲気が変わったね。それが素なのかい?それとも絶望しすぎて?」


「それより、殺すならさっさと殺せば?」


私よりコイツは身長が高いし、瞬間移動?が使える時点で普通の人じゃない。勝ち目はゼロに等しい。それなら死ぬならさっさと死にたいから早くして欲しいんだけどな……


「そっちが素なのか。君は僕の知り合いにそっくりだね。もう少し抵抗するかと思ったけど、あまりに抵抗が無さすぎて僕もびっくりしたよ!」


「抵抗しても、逃げられないでしょ。それなら私が死んで他の3人を生かした方がいい。」


そう私は淡々と言う。


「でも君は涼に助けを求めていただろう?気づかないとでも思ったかい?」


「分かってて言った。そもそも私が涼にああ言ったのは幸せに暮らしてもらうためだよ。」


「幸せ?あぁ、成程。君は涼君に憑いていた子達の事を気づいてもらうためにああ言ったんだね。確かに1人でも記憶を思い出せば君の言葉の言い回しに気づくだろうし。」


コイツ、いつまで話すつもりなんだろう。私はさっさと終わらして欲しいんだけど……


「その言い方だと、まるで私や山に関することを思い出す前提みたいだね。私はただのアンタのミスだと思ってたんだけど。」


「君に関する記憶を消したのはお遊びみたいなものだし。そもそも僕は君をこの後悪いようにはするつもりないからね。」


「……どういうこと?」


確かある目的のために山に変なルールを作って材料を集めていたはず……


「僕のやりたい事は既に君のお姉さんの魂で事足りてるからね。山で犠牲になった人達も出来るだけ死に様の酷い人を選んで誘導したし。」


「その言い方だと私のお姉ちゃんも酷い死に様だったの?」


「あぁ、本来なら君のお姉さんは1週間後に車に轢かれてさんざん苦しんでから死ぬ予定になっていたね。それを僕が運命をねじ曲げて出来るだけ楽な死に方にしてあげたんだよ。」


「そういえば、お姉ちゃんは寝てる時にそのまま死んだって言ってたな。確かに、事故で死ぬよりは夢見て死ねるんだからそっちの方が楽だよね。」


そう言うと謎の人物は驚いた顔をして


「君、自分のお姉さんがいくら死に方が酷いと言えど本来よりも早く死んだんだよ?そこは普通僕に暴言を吐く場面じゃないかい?」


と言った。


「あんたが自分でした事でしょ。それに、私も死ぬなら楽に死にたいからそう思って答えただけ。残念だけど私は普通じゃないから。それよりあなたの名前は?呼びにくいんだけど。」


「名前……か、今の僕にはないんだけど。うーん……」


「今のってことは昔はあったんでしょ?そっちでいいんじゃない?」


「それもそうなんだけど、やっぱり変えてみた方が楽しいじゃないか!そうだ!せっかくなら君が付けたらどうだい?これも何かの縁だと思ってね!」


楽しい、ねぇ……私はこの状況が楽しくないんだけど。というか、ホントなんで私の事は殺さないんだろう。


「それなら、カタカナのユウでいいんじゃない?」


「ユウ……ちなみになんでその名前を?」


「話してる感じ、貴方の中では優しさで人を死へ誘導してきたんでしょ。優しいって漢字はゆうとも読めるし誘導って単語にもゆうが入ってたから。」


「優しさ……君はそう捉えるんだね。なら僕の名前は今日からユウだね!来るべき日までよろしくね、すず君。」


「なんで私を殺さないの?ていうか下の名前で呼ぶなら君付け辞めて。」


「おやおや、それはごめんよ。それにしてもすずはどうしてそんなに死ぬことに対してこだわるんだい?人というのは本来長く生きたいものだろう?」


「……ユウには関係ないでしょ。それより、なんでユウのやりたい事はお姉ちゃんで足りたのに私まで?」


「関係あると思うんだけどねぇ……そもそも山のルールを付けたのは15人が上限だったんだよ。で、君が15人目。でも僕のやりたい事っていうのはそのルールを取りつけるための代償を払うためでね。取り付ける代わりにその内の1部の魂を渡してたのさ。」


「で、その分がお姉ちゃんで終わったから1人分余ったってこと?ならなんで最後の1人分を私にしたの?今までの話し方じゃ、私は酷い死に方しないんでしょ?」


「いや、君に関してはただの私情だよ。言っただろう。君は僕の知り合いに似ていると。それに君の場合死ぬと言うより人形みたいになってしまうって感じだったからね。知り合いに似てる分、放っておけなかったんだよ。」


「別に、私はこのままでも良かったのに。」


「君、ホントにまだ人形になってない?明らかさっきから言動が怪しいんだけど?」


「知らない、どうでもいい。」


私は私がどうなろうと関係ない。だからほんとどうでもいいんだけど。ていうかこの人私の事殺す気ないってことだよね。面倒くさ。


「はぁ…………ならせめてそうなった理由とかないのかい?じゃなきゃ僕がここに連れてきた意味が無くなるだろう?」


「多分、あると思う。けどあまり確信は持てない。」


「あるじゃないか!ならそれを話してくれよ。」


「それは、お願い?」


「うん、お願いだよ。命令じゃなくてね。」


この人になら、話しても何も言われなさそう……なら試しに話してみようかな。


「……分かった。話す。でも、私も覚えてないところがあるから。」


そう言い私は昔にあったことを話し始めた。

今回はすず視点です!やっと謎の人物の名前が出てきましたね。付けたのすずだけど。前は涼の過去が明かされましたが次はすずの過去が明かされます。すずの過去とは一体どんなものなのでしょうか?私にも分かりません!それでは次回もお楽しみに〜( ´ ▽ ` )ノ

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