オープニング4
僕の父さんは軍人だった 父さんはある遠征で戦死してしまい 母さんは その後うつにかかり自殺 僕は小さいころお母さんの姉に育てられた お金はあまりなかったが最低限の常識と文字の読み書き 計算 社会情勢くらいは教えてもらった 文字を知った僕は よく死んだ後のお父さんの書斎に入りたくさんの本を読んだ………
「ハル??何考えてるの?ぼーっとしてるよ?」
とミヤは心配そうに僕の顔を覗き込んだ 我に返ったハルは
「大丈夫だよ よしきょうの会議を始めよう」
と微笑んだ
「まず 調査班 サイパン王についてはなにかわかった?」
「はい! 団長さんが会おうとしている父の旧友のサイパン王なんですが 2年前にしんでいます……」
「それは間違いない?」
「間違いないと思います どの金融層に聞いてもそのような事を言います」
「わかったよ じゃあ僕が明日自分で聞きに行くよ 僕の耳があれば相手の心拍数で本当か嘘かが分かるからね」
「おい ハル! 俺からもいいか?」
「うん 他にも聞きたいことがあるけど先にいいよ」
「この国の貧民街なんだが少し様子がおかしいんだ」
「どうおかしいのか よく分かんないけど 明日いってみるからその時ついてきてくれるかな? 」
「おう!もちろんだ!」
と大きな体をしたボルグが両腕を大きく上にあげた
それからも週1回必ず行われる 定例会議では この1週間の調査について話がされて 国の妙な点がいくつか見つかった




