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「女の子が苦手ならぼくで練習しちゃおうよ」と懐いてくる幼馴染の美少年が実は女の子だと俺だけが気づいていない

作者:佐波彗
市沢新太(いちさわあらた)は、温厚ながら女性恐怖症な大学生。

それでも新太だって年頃の男子。
いつかはこの弱点を克服し、恋人をつくりたいと思っていた。

「――女の子が苦手なら、ぼくで練習しちゃおうよ」

そう提案してきたのは、アパートの隣人である美少年(?)の大嶌夏向(おおしまかなた)だった。
変化を求めて、消極的ながらも恋人ごっこの提案を受ける新太だったが、その後は夏向の言動に振り回されっぱなし。

「あれ? 新太、どうしたの? 男のぼくに抱きつかれただけでドキドキして?」
「手を繋いだって全然問題ないよね。男同士だし。そうだ、恋人繋ぎしちゃう?」
「同じベッドで寝たってなんの問題もないよね。男同士なんだし。それとも膝枕の方がいい?」
「ほっぺにキスしただけでこんなにドキドキするなんて。男同士なのに大げさだなぁ」

同性相手とは思えないくらい過激なスキンシップをしてくるからだ。

しかし、新太は気づいていなかった。
夏向が、実は正真正銘女の子だということに。
そして、新太のことが大好きだということに。

一方の夏向は、新太に触れても女性恐怖症の発作を起こさない抜け道として男の子を自称したものの、一向に女子だと気づく様子がないことに焦り、「恋人ごっこ」をどんどんエスカレートさせていく。

果たして新太は、夏向相手だと女性恐怖症の発作が出ない本当の理由に気づけるのか?
そして、夏向の想いは届くのか?

少しでも距離を縮めるために美少年として振る舞わないといけなくなった美少女と、親切な世話焼きだがニブすぎ男子の、お隣さん恋人ごっこの結末は――
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