レコード7:上級魔法と空中姿勢
06「よかった〜」
01「初めてではないだろ」
05「久しぶりっていうか、なかなか倒せなかったからね〜」
そうして、アケミ達は本部で勝利の余韻に浸っていた。
04「っていうか、もうこんな時間だな」
03「それじゃあもう帰ろっか」
アケミ達は帰る準備を始めた。
01「あっ、そうだ。明日は速く来てくれ」
ナゴムがアケミ達に言った。
02「えっ、何時頃??」
アケミがナゴムに聞いた。
01「そうだな、7時ぐらい」
05「早っ」
アケミ達は集合時間が早すぎて驚いていた。
04「何をするんだよ」
01「魔法の特訓」
9月16日
そして次の日、ボーダーに集合した。ナゴムとアケミとマサミだけ。
01「ちっ、遅い!」
このときすでに7時15分。ナゴムはものすごく怒っていた。
02「もう始めたほうがいいんじゃない?」
アケミが言った。
01「はぁ…そうするか…」
こうして3人はトレーニングルームに行った。
06「それで、どうするの?」
マサミが聞いた。
01「とりあえず俺が言ったとおりにしてくれ」
02・06「分かった」
ふたりが返事をした。
01「それじゃあ、まず目を閉じて、心を無に」
アケミとマサミは、目を閉じた。
01「集中して、そして自分の体にあるものを感じて」
2人は体の中にある何かを探した。すると、温かみのある何かを感じた。
01「そしてそれを心臓の位置から右手を通って右手にどう動くかイメージしながら動かして」
2人は言われた通りに心臓から右腕、そして右手に動くようにイメージした。
01「右手に何か溜まってきただろ。それを限界まで溜め続けろ」
二人はその何かを右手に溜め続けた。
01「そして右手を前に」
2人は右手を前にかざした。
01「そしてそれを右手から勢いよく前に出すつもりで」
二人はその何かを右手から勢いよく出した。
ドガーーーン!
02「わ!」
06「え、何?」
2人は突然の爆発音に驚いて目を開けた。すると目の前の壁が焦げていた。
01「今、お前達は、上級魔法の無属性魔法を放った」
06「上級魔法!?」
02「えっ、ほんと!?」
アケミ達は驚いた。
01「あぁ、あとは今の動きを一瞬でできるようになるまで練習するだけだ」
06「分かった」
ーー〜〜ーー
するとナゴムが呆れたような顔でため息をついた。
04「悪い!遅れた!」
今まで来ていなかったヒカリ達がようやくやって来た。
01「遅い!」
ナゴムがヒカリ達を怒った顔で睨んだ。
03「いやっ…その…道の途中でね、荷物持ったおばあちゃん助けてたから遅れて…」
01「そんな嘘を付くなら、10Km走ってこい」
05「うえっ!?」
急いで走ってきたであろうヒカリ達は走ってこいと言われて驚いていた。
01「と言いたいところだが、その前にやっておきたいことがあるからそれからだ」
03「よかった〜」
ヒカリ達は走らなくていいと思い安心した。
01「結局、後からやるからな」
05「まじか〜…」
そしてまず、ナゴムはヒカリ達にアケミ達に教えたように教え、アケミ達はさっきやったことが早くできるように練習していた。
そして2時間たった頃、
03「ハァァ!」
04「フッ!」
05「おりゃー!」
ドガン!ドガン!ドガーーーン!
01「うん、いい感じだな」
ナゴムが少し喜んでいった。
03「よかった〜」
ヒカリ達は練習を繰り返し、すぐに放てるようになった。
01「後は、武器に魔力を同じように込めれば上級の攻撃ができるぞ」
02「分かった」
そうして練習を積み重ね上級魔法を自分のものにした。
01「一つ言っておくが、上級魔法は強いが普通の攻撃よりも魔力の消費が大きい。だから基本的に攻撃があまり効かないとき、あるいは最後に決めるときにしか使わないように。でないと魔力切れになりやすくなるからな」
ナゴムはアケミ達に注意した。
06「分かった」
01「ちなみに言っておくが、魔法は基本的に何をどうしてどうするかを詳しく決めておけば新しい攻撃が出来るもんだからな。そのためにはさっき教えた感じること、あの基礎中の基礎が大事になるんだけどな」
04「今のが基礎なのか…」
05「教えてもらってねぇ」
アケミ達は今のが基礎中の基礎であると聞いて落ち込んだ。
01「まぁ、この世界の設定だからな。ただの魔法使いにわかるわけないし。あっそうだ。それじゃあ、この前言ってた空中での動きの練習やるか」
ナゴムが言った。
03「…あぁ、なんか、そんなの言ってたね」
02「で…どうすんの?」
アケミが聞いた。
01「空中でホーク・アニマロイドの攻撃を避けながら撃破ってな感じ」
04「はぁ…」
01「そんじゃあ行くぞ。グラビティ!」
ナゴムがそう言うと急に体が軽くなったと思ったら宙に浮いていた。
06「うわ!なにこれ!」
01「ほら、行くぞ」
ナゴムが放った、ホーク・アニマロイドが大きく飛び時々アケミ達を攻撃し始めた。
01「どう動くか先を読んで!勢いよく動いて!」
05「そう言われても…、うわっ!」
アケミ達はなすすべもなくアニマロイドから攻撃を受け続けている。
01「はぁ…なら、全身に風属性のウィンドをかけてその魔法を操ってみろ!少しは動きやすくなるはずだ!」
02「分かった!」
アケミ達は全身にウィンドをかけてみた。すると、さっきまでよりかは、動きやすくなった。
04「これならいける!ハァァ!」
アケミ達はようやく、ホーク・アニマロイドに攻撃し始めた。
そして13分後、ようやく全てのホーク・アニマロイドを撃破した。
03「ようやく終わったぁ…」
05「ムズすぎだろ…」
アケミ達はものすごく疲れていた。
01「お疲れ様。5分後またやるぞ」
ナゴムが声をかけた。
06「え!?」
こうしてアケミ達はあと5回空中動作をやった。
〜ナゴムの解説〈マジカル⊕ワード〉のコーナー〜
『魔法』
魔法には基本属性が、火、水、草、雷、風、土、氷の7つがある。それぞれの魔法の強さは、下級、中級、上級の3つに分けられる。下級と中級は道具さえあれば使えるが、上級は魔力を感じ取りイメージすることで使うことができる。元々魔法は、イメージすることで見えない魔力を具現化させるものである。魔力を具現化させることで、無から有を作り出すことが可能である。また、魔法の属性には相性があり、火、水、草は三角関係。雷は水、草に強く、土に弱い。風は草、土、氷に強く、水に弱い。土は火、雷に強く、水、草、風に弱い。氷は、水、草に強く、火、風に弱い。ただ、相性があるというだけで、効かないわけではない。
どうもこんにちは。稲荷Asです。まず、この世界では、魔法は本来、魔力を感じ、想像することでそれを具現化させるものです。なので、大抵のことは魔法を使えば出来はしますが、そのためには、なるべく詳しいイメージを考えておく必要があります。ちなみに今までは、技術を使って、無理やりに魔法を使っていたという感じです。
あと、アニマロイドについてですが、何かある物を思い浮かべた方々。そうです。自分は特撮系が好きです。なので、それらに似てるかもしれませんが、あくまで、別のものです。そこはご了承下さい。すみません。
それではまた、次のお話で。




